じじぃの「中国・戦わずして勝つ・パナマが台湾と断交!米中もし戦わば」


パナマが台湾と断交 中国と国交樹立 2017年06月13日  BBCニュース
中米パナマは12日夜、中国との国交を樹立したと発表した。これを受けて台湾とは断交する。パナマ政府は「一つの中国」政策を支持し、台湾が中国の一部だと認めると表明した。
2016年12月には西アフリカの島国サントメ・プリンシペが同様に、台湾との国交を断絶している。台湾と外交関係のある国は現在わずか20ヵ国。
http://www.bbc.com/japanese/40256748
『米中もし戦わば』 ピーター ナヴァロ/著、赤根洋子/訳 文藝春秋 2016年発行
「戦わずして勝つ」唯一の方法 (一部抜粋しています)
【問題】
次のうち、正しいと思われる記述を選べ。
 1 弱さは侵略を招く
 2 強さは侵略を抑止する
 3 アメリカが軍事力に頼ってアジアに平和をもたらそうとすれば軍拡競争を招き、戦争の可能性が増大する
 4 1〜3のすべて
最初に、「弱さは侵略を招く」という明快な定理に賛同しよう。現代、中世、原始時代を問わず、常に強者は弱者を餌食にしてきた。ライオンは子どもとともに寝そべることはないし、弱者は領土拡張に余念のない強者の侵略を思いとどまらせることはできない。その昔、トゥキュディデスが『ペロポネソス戦争史』に書いているとおりである。彼は、何が「正しい」かという問題は「力の等しい者たち」の間でしか解決できない、と述べている。強い者は自分のしたいことをするし、弱い者は強いられたことを堪え忍ぶしかない、と。
     ・
ペンタゴンにしろアメリカ政府や議会にしろ、中国に対する防衛力を考える際にグローバルな視点が欠けている。アメリカが軍事力だけを問題にしているのに対して、中国は総合的な国力について考えている。ビルズベリーが言わんとしているのは、明らかにこういうことである。
 「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
総合国力というコンセプトは、「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」という孫子の格言に深く根差している。
中国人民解放軍軍事科学院の著名な戦略家・呉春秋の言葉に、孫子の時代から連綿と受け継がれた精神を見ることができる。呉は次のように言う。
 戦わずして勝つとは、まったく戦わないことを意味するものではない。政治戦、経済戦、科学・技術戦、外交戦等々、戦わなければならない戦争は数々ある。これを一言でまとめれば、総合国力戦である。軍事力は重要なファクターではあるが、平時には、軍事力は通常は予備的な力であり、目に見えない力としての役割を果たしている。

                          • -

じじぃの日記。
6月13日、パナマが台湾との国交を断交した。
台湾と外交関係のある国は現在20ヵ国で、外交関係のあるのは太平洋のナウルとかパラオなど、中南米ではニカラグア、ハイチなどで、欧州で台湾と国交のあるのはバチカンのみだ。
そのバチカンニカラグアが台湾と国交を断交し、中国と国交樹立するかもしれないという。
約30年前、台湾が好きで、一度訪れたことがある。
3.11東日本大震災では、台湾からの義援金の総額が200億円を超えて、世界で一番多かった。
そんなこともあって、私は親台湾なんです。(台湾がかわいそう)