じじぃの「米中対立激化に日本は・敵基地攻撃能力保有の是非!プライムニュース」

【解説】アメリカ大統領選まであと3か月 中国カードをどう切るのか?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=l4sCRwgLrco

台湾をめぐる米中対立

大下容子ワイド!スクランブル

2020年8月11日 テレビ朝日
【司会】佐々木亮太、大下容子 【コメンテーター】塚越健司(学習院大学 非常勤講師)、犬山紙子(イラストエッセイスト) 【解説】興梠一郎(神田外語大学教授)

中国・米中対立 中国は持久戦を示唆・輸出主導から内需中心へ

中国政治局会議は中国共産党員のトップ25にあたる中央政治局委員があつまる会議で、2035年までの長期計画を策定する方針が決まった。共同通信は北載河会議開催の可能性を報じている。
北載河会議では影響力を維持したい長老の動きにも注目が集まり、国内外に多くの課題が生じたことを踏まえ習近平氏が人事で主導権を握り権力基盤を強化することは避けたい以降があるとの観測がある。
2018年には習氏による権力集中に対し長老たちから修正を求める声があったが習近平国家主席の路線は変わらなかった。
●長期政権実現へ? 習近平国家主席・持久戦を示唆
先月30日の中央政治局会議で、我々が抱える多くの問題は中長期的で自給せ員の視点から認識しなければならない。
米中関係が快勝しないことを見据え、“持久戦”を示唆。
持久戦のための戦略が、「国内の大循環」を加速し、長期的な経済成長を確保する。
簡単に言うと、内需拡大や国内生産の競争力向上で発展を目指す。
興梠一郎、「習近平の演説には『強国』という言葉が何度も出てくる。米中の切り離しになっても中国は米国なしでやっていけるよう腹をくくって対応を始めている」
https://www.tv-asahi.co.jp/scramble/

プライムニュース 「3人の元外交官に直撃 米中対立激化に日本は トランプvs習の本音は」

2020年8月10日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】田中均(元外務審議官 日本総研国際戦略研究所理事長)、藤崎一郎(元駐米国大使 中曽根平和研究所理事長)、宮本雄二(元駐中国大使 日中友好会館会長代行)
アメリカと台湾が断交した1972年以来、最高位のアメリカ政府高官が台湾を訪問し、蔡英文総統との会談をアメリカが発表した。「歴史的訪問」と位置づけるアメリカに対し中国は対抗措置を示唆。台湾をめぐる米中対立は新たなフェーズを迎えている。
また、5日、ポンペオ米国務長官はアリババやテンセントなど中国の通信企業をアメリカ国内から排除する新たな方針を打ち出した。米中のデジタル覇権をめぐる対立が激しさを増す中、日本外交の舵取りは難しい状況だ。
さらに、自民党が政府に提言したことで問われている“敵基地攻撃能力”保有の是非。こうした議論の高まりは周辺国に対し、どのようなメッセージとなり、日本の外交・安全保障環境にどう影響していくのか?
●激化! 「米中新冷戦」の行方
中国共産党中央政治局委員・楊潔チ(よう・けつち)は、

「米当局が一方的に問題を引き起こし、中国の内政に干渉し中国の利益を損ない中米関係を著しく破壊する一連の誤った言動をとっていることが両国関係に国交樹立以降初めて非常に複雑で深刻な局面をもたらした。中国政府は断固として対応し国家主権の安全と発展の利益を揺るぎなく守るとともに中米関係を維持し安定させる」と語った。

宮本雄二、「8割ぐらいは中国国内向けの発言。核心的利益ということでは妥協がないがやり方については中国共産党内でも割れている」
●「台湾情勢」日本への影響と対応
中国は台湾有事の可能性とその時の米国軍の対応をどうシミュレートしているのか。
宮本雄二、「米ソの間は小さな衝突からだった。米中の軍事衝突というのは南シナ海において米国がやりすぎて中国を刺激する、台湾海峡で中国がやりすぎて衝突するというシナリオの可能性が高い。米中は米ソに比べるとはるかにルールがない」
●「敵基地攻撃能力」の是非
敵基地攻撃能力保有の是非について。
4日に政府に提出したミサイル防衛自民党提言。
宮本雄二、「敵基地攻撃能力そのものは技術が急速に変化している。新しい議論が行われ、状況に合わせるというのは当然やらないといけない。最終的には国民との関係。国民を巻き込んで議論を尽くすことが必要」
田中均、「日本は憲法9条のもとで専守防衛。日本は防衛力、米国は相手を攻撃する能力を持ち、その役割分担をもって安全を担保してきた。その結果として日本は何の装備を持っていないかというと空母、足が長い戦闘機、輸送機、相手に届くミサイル。憲法9条の中で何が専守防衛かを議論しなければ飛躍した議論と思わざるを得ない。北朝鮮でもミサイル発射は地下から引き出してやる、潜水艦から撃ちあげる。日本の防衛力は米国を支援する。今の北朝鮮が日本にミサイルを撃つというのは日本に安全に影響を与えるから集団的自衛権を行使する。河野防衛大臣がカッとなっていたが、議論になっているのはそういうことではない。あまりに大人げない」
藤崎一郎、「敵基地攻撃能力まで持つのは少し早すぎるのではないか」

【提言】 「いま、日本外交に求められるもの」

田中均 「知性と覚悟」
 物事をよく理解することと、いざとなったらやるぞ、という覚悟。
藤崎一郎 「蓄積を大切に」
 去年シンガポールでどの国が信頼できるかという会議があった。日本はアメリカよりも高くて64パーセントだった。
宮本雄二 「熟慮して行動せよ!」
 ソフトパワーで行動せよ。
https://www.fnn.jp/subcategory/BS%E3%83%95%E3%82%B8LIVE%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9