じじぃの「台湾がソロモンと断交・中国が太平洋2分割に乗り出した?ライバル国と友好国」

ソロモン諸島が台湾と断交 中国政府「高く称賛」(19/09/18)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=upPs0_fbEmI

中国、南太平洋で影響力 台湾断交のソロモンと国交へ

2019/9/17 日本経済新聞
中国は近く南太平洋の島しょ国・ソロモン諸島と国交を樹立する見通しだ。ソロモンが台湾との外交関係を解消したことを受けたもの。背景には経済力を武器に国際社会で台湾を孤立させる中国の戦略がある。国交が樹立すれば中国が米豪の海上交通路(シーレーン)に関係する南太平洋地域での影響力を高めるのは確実だ。
中国にとってソロモンとの国交樹立は特に軍事面で大きな意味を持つ。
中国は近海から太平洋など遠海に活動範囲の拡大を志向している。近海防御戦略として沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」を設定。さらに米国の影響力排除をめざし、日本の小笠原諸島からグアム、サイパンを経てパプアニューギニアに至る「第2列島線」を設ける。ソロモン諸島はこの第2列島線近くに位置し、南太平洋の戦略的要衝を占める。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49896280X10C19A9FF2000/

『国際関係がウラ読みできる ライバル国と友好国』

国際時事アナリスツ/編 河出書房 2016年発行

パラオ――日本統治下でインフラが整備され、今も現地では日本語が通じる より

若い世代にとって、パラオはダイバーの聖地という印象が強いだろう。ミクロネシア最西端に位置し、南北約640キロに散らばる200以上の島々からなる国だ。面積は全て合わせても屋久島ぐらいで、人口も約2万人と規模は小さい。
完全に独立したのは1994年と遅いが、以降、リゾートとして人気が上昇し、毎年人口の5倍もの観光客が訪れている。なかでも日本人は約4万人と最も多い。
旅先として人気があり、親日的な人々が多いからこそ、現在にいたるまでの両国に関係もも知っておく必要があるだろう。
第一次世界大戦の始まった1914年から第二次世界大戦が終わるまでの31年間、パラオは日本の統治下に置かれた。南部にあるペリリュー島は、サイパン硫黄島ほど知られていないが、太平洋戦争の激戦地。米軍約5万人に攻め入られ、日本軍約1万人がほぼ全滅した地である。

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じじぃの日記。
ソロモン諸島って知っていましたかあ。
ラグビーワールドカップ2019が9月20日から始まりました。
南太平洋の島国は英国と関係する国が多く、サモア、トンガ、フィジーなどが有名です。
ソロモン諸島は、パプアニューギニアとオーストラリアに国境を接する南太平洋の島国です。
大小1,000の島々からなるこの国の国土面積は岩手県の約2倍で、そこに約60万人が暮らしています。

「中国にとってソロモンとの国交樹立は特に軍事面で大きな意味を持つ」

中国は「サラミ戦術」が得意です。
サラミ戦術・・・敵対する勢力を殲滅または懐柔によって少しずつ滅ぼしていく手法
何か、不気味です。
ついでにパラオはフィリピン近くの島ですが、中国がいう「第2列島線」上にパラオが位置しています。