じじぃの「がんにならない動物・ハダカデバネズミ!へんな生きもの」

【紹介】へんな生きもの へんな生きざま (早川 いくを) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=--XwXmxY5RY

がんになりにくい長寿ハダカデバネズミから初めてiPS細胞作製に成功 平成28年5月10日 北海道大学X慶應義塾大学
長寿命で、がんになりにくい体質のハダカデバネズミからiPS細胞を作製することに初めて成功した。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160510/
『寿命100歳以上の世界』 ソニア・アリソン/著 土屋晶子 2013年発行
長寿社会を目指すリーダーたち より
メイヴンであるレイ・カーツワイルが、コネクターのピーター・ディアマンディスとチームを組んでいるように、オーブリー・デグレイは最近まで、起業家のデビッド・ゴーベルと共に活動していた。2000年、ゴーベルはデグレイとのオンライン会議がきっかけとなって、寿命延長に関する研究を支援する非営利団体を立ち上げる意欲に燃えた。
2003年、ふたりは「Mプライズ」を創設し、コンテスト(2つの部門)を立ち上げる。そして、「マウスの寿命の世界記録を塗り替えた(長寿)研究チームと、「高齢のマウスへの最良の治療介入(若返り)」を行った研究チームにそれぞれ賞を与えると発表した。

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『へんな生きもの へんな生きざま』 早川いくを/著 エクスナレッジ 2015年発行
ハダカデバネズミ より
シロアリやミツバチのような、女王と労働者たちで成り立つ社会性昆虫。彼らとおなじような社会体制をもつ唯一の哺乳動物、それがハダカデバネズミだ。
群れで地下の巣穴に棲み、土木係、食料係、兵隊などを各職種に分かれて働く。なかには子供を温める「肉布団係」という特殊業もある。
労働者はひたすら働くだけの毎日だ。休むときは集団で雑魚寝、もちろん無報酬である。繁殖能力があるのは女王とその夫だけ。カースト制度のような社会だ。
ひたすら土を掘って暮らすため、歯ばかりがむやみと発達、目も耳も退化してしまった。不要なので毛皮も捨てた。毛皮反対キャンペーンのイメージキャラクターにどうだろう。
この小さな動物が30歳近くまで生き、さらにはガンにもならないという。ご長寿にガン予防と聞けば、中高年市場がにわかに身を乗り出しそうだ。
働きに働いて死んでいくのは、日本人もハダカデバネズミも同じだが、彼らは過労死どころか人生を目一杯元氣で過ごせる。老化を促す酸化ストレスへの耐性、細胞を制御するヒアルロン酸の密度など、さまざまな可能性が指摘されているが、きっとその秘密は、欲も得もない彼らの生き様にあるに違いない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
早川いくを著 『へんな生きもの へんな生きざま』という本を見ていたら、「ハダカデバネズミ」が載っていた。
マウスの寿命は約2年だが、このハダカデバネズミは約30年も生きるらしい。
今後、人間の寿命も80年から200年ぐらいまで延ばすことができるかもしれない。