【衝撃的!!発見!】「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pEDPkI4KW50
カラス侵入禁止 (asahicom.jp HPより)
「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設 2017年5月12日 朝日新聞デジタル
「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。
竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」
http://www.asahi.com/articles/ASK4L2VWFK4LUJUB003.html
『話のネタ―会話がはずむ教養読本』 毎日新聞社/著 PHP文庫 1998年発行
動物どうしは助け合うのか? より
ワニチドリという鳥が、ワニの口の中にはいって歯の掃除ををしたり、口中のヒルなど寄生虫をとったりする――という話は、動物の助け合いの一例として紹介される有名な話だ。ところが、そのような事実を確認した学者はほとんどいない。
もともと、この話の始まりは、ギリシャの大旅行家・ヘロドトスが、エジプトを旅行したときに聞いた話と記載したことによるといわれる。それをギリシャ、ローマの動物学者たちが受けうりし、19世紀なかばにフランス、ドイツの学者2人も「見た」と報告した。しかし、その後、100年もの間、この2人の報告を確認した人は、1人も現れていない。くわしくワニを観察した学者たちは「ワニは口を開いたまま陸上で昼寝をするし、多くの鳥がワニを恐れずに、そばに近寄る。頭の上に乗るものもいる。だが口の中にはいるのは、一度も見られなかった」といっている。熱帯の強い光線の下、かげろうなどの関係で、ワニの口の近くを歩いている鳥が、ちょうど口の中にいるように見えたのだろう、というのが、真相さしい。
ワニとワニチドリの例でもわかるように、野性の世界では、人間世界の意味でいう”助け合い”は、ほとんどない。たいていは人間が勝手に擬人化して、作り上げたフィクションである。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ずいぶん前だが、チップ・ウォルター著『この6つのおかげでヒトは進化した―つま先、親指、のど、笑い、涙、キス』という本を読んだ。
人間を人間たるものにしているのにつま先、親指、のど、笑い、涙、キスがあるという。
確かに、涙なんかも笑いと同じく感情表現のひとつである。
涙を流している人に「気がすむまで泣きなさい」と言うと、とめどもなく泣く。
人間の他に、涙を流す動物はいないのだろうか。
「キリンの涙」というのがある。
アフリカ大陸の港で7頭のキリンが大型貨物船の甲板に箱づめされた。キリンたちはいま離れようとしていく陸をいっせいに見つめていた。
その内の1頭が、大きな悲しそうな目から大粒の涙を流していたという。