Can you make it to the end? 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Lr4_dOorquQ
野球能力 (blog-imgs-59.fc2.com HPより)
シリコンバレーで自閉症が急増中!? いったい何が起きているのか 2017.05.29 現代ビジネス
今やアメリカで470万人(68人に1人)、日本で120万人(100人に1人)と推定される自閉症スペクトラム(ASD)。
私たちは本当に自閉症について知っているのだろうか? 最新の状況を取材し、「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーになった『自閉症の世界(原題 Neuro Tribes)』の邦訳がついに刊行された。その一部を特別に紹介しよう。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51865
いま世界は 2017年3月26日 BS朝日
【司会】木佐彩子、小松靖 【コメンテーター】渋谷和宏(経済ジャーナリスト)、ロバートキャンベル(東京大学大学院教授)
●「自閉症」の社会参加・どう生かす?
英国自閉症協会の動画(Can you make it to the end?)では、自閉症の人の目に周りがどのように映っているか、を再現している。
4月にはディズニーアニメが対話のきっかけとなった米国の自閉症の男の子のドキュメンタリー映画が日本で公開される。
自閉症の人と受け入れる社会の関係が見直されつつあるのだろうか。
自閉スペクトラム症の人たちの特性を戦力として積極的に活用する企業もある。
ドイツのソフトウェア大手・SAPは、自閉症の人の積極採用を推進し、9ヵ国で116人を雇用している。米国・テキサス州のNPOノンパレイルでは社会参加が困難な自閉症の人に、ソフトウェアやゲーム開発などを教え、仕事を提供している。このゲーム開発のリーダーは自閉症の人だ。
社会で働く際の難しさも存在する。ある有名な大学を出た男性は面接の際、「あなたができることは?」と聞かれたが、質問者の意図を読み取れず、「ビデオのタイマー予約と宅配ピザの注文」と答えた。
http://www.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
『発達障害者の才能をつぶすな!』 齊藤祐作/著 幻冬舎ルネッサンス新書 2016年発行
正規労働者の無限定住性が雇用を破壊する! (一部抜粋しています)
日本の場合は欧米と違って、正規労働者の無限定住性が存在していますが、実はこれには、他の要素と複合すると、非正規労働者の激増や、障害者の激増や、大人(特に中高年)の引きこもりの激増などといった、重大な雇用破壊を引き起こしてしまう問題点があります。
ここでは、欧米と、日本の雇用制度の特徴について比較しながら説明します。図(画像参照)では個人の能力と、ポジションの適性の関係を野球のチームに例えていますが、実は欧米の雇用は日本と違って、無期雇用ではなく、プロ野球などと同じような有期雇用(●年雇用)が主流となっています。
要するに、欧米には正規労働者(無期雇用者)と、非正規労働者(有期雇用者)の区分が実質的に存在しないため、日本で大きな問題となっているような、「正規労働者>>非正規労働者」というような格差はそもそも発生しようがないのです。
先ほど、私は「アメリカの場合は、ほとんどすべての企業が採用選考時に即戦力を求めている」と書きましたが、実は欧米では、日本の企業などで一般的な他部署への配置転換は本人が希望しない限り、原則として行われません。
つまり、図で言えば、投手と、捕手と、内野手と、外野手と、監督・コーチのどれか1つでも抜群に能力の高い分野があれば、それだけで企業などの内定を取ることができるのです。
一方、日本の場合は欧米と違って、ジョブローテーションが一般的になっています。
野球のチームで言えば、投手から外野手や、捕手から内野手などといった、他のポジションへの配置転換(いわゆるコンバート)がおおむね数年の周期で頻繁に行われているのです。配置転換には以下に示すような、トップレベルではほとんど考えられないパターンも数多くなります。
(参考:トップレベルではほとんど考えられないコンバートの例)
・投手から捕手
・捕手から投手
・内野手から捕手
・外野手から投手
・外野手から捕手
ただ、すでに述べたように、1980年代までは、企業などが社員をOJT(On-the-Job Training、従業員教育)によって育てる余裕がありました。当時は社員を大量採用するだけの余裕があったため、誰か1人を専門外の部署に異動させても、その穴を社員で埋めることが比較的容易にできました。
そのため、ジョブローテーションはさほど大きな問題になりませんでした。
ところが、1990年代以降のように経済のグローバル化が進行すると、企業などのOJTや、大量採用を行う余裕がなくなってしまいます。
つまり、現在の日本で正規労働者になるためには、野球のチームで言えば、投手と、捕手と、内野手と、外野手と、監督・コーチの全てを問題なく務められるだけの能力を身につけておく必要があるのです。それができない場合は、仕事に就けないか、就けたとしても賃金の安い非正規労働者としての就労を余儀なくされてしまうのです。
現在の日本では、コミュニケーション能力や、マネージャーとしての適性が異常なまでに求められるようになっています。これらの能力・適性を持たない発達障害者は、非正規労働者の中でもさらに対合の劣悪な、障害者枠で就労せざるを得ないのです。
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どうでもいい、じじぃの日記。
齊藤祐作著 『発達障害者の才能をつぶすな!』という本にこんなことが書かれていた。
「現在の日本で正規労働者になるためには、野球のチームで言えば、投手と、捕手と、内野手と、外野手と、監督・コーチの全てを問題なく務められるだけの能力を身につけておく必要があるのです。それができない場合は、仕事に就けないか、就けたとしても賃金の安い非正規労働者としての就労を余儀なくされてしまうのです」
アメリカ・シリコンバレーで働く人には、自閉症やアスペルガーの人が多いらしい。