じじぃの「なぜ貝は対数ラセンなのだろうか?数字に強くなる」

巻き貝

人生80年

10円玉転がし

『ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学』 本川達雄/著 中公新書 2017年発行
貝はなぜラセンなのか――軟体動物門 より
立体であれ平面であれ、軟体動物のラセンは巻きながら、巻いている間隔が広がっていく。その広がり方は、1巻きごとの間隔の増加分が、前の巻の増加分に定数をかけたものになっている。つまり、巻の間隔が一定の比率で増加しており、こうしたラセンは対数ラセンと呼ばれる。(対数ラセンはデカルトにより発見されたもので、デカルトのラセンとも呼ばれる。ちなみに蚊取り線香では巻の間隔は増加せずに一定で、このようなラセンはアルキメデスのラセンという)。同じ巻くといっても、なぜ貝は対数ラセンなのだろうか。

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『数字に強くなる 理系脳スキルアップドリル』 護田紀夫/著 楓書店 2016年発行 より
【問題】
人生は約80年。では、80年とはいったい「何時間」あるのだろう?
【解答】
●701280時間
順番に計算していこう。
1年 = 24(時間) X 365(日)= 8760時間。
8760 X 80 = 700800
80年のうち閏年が基本20回巡ってくるので
20 X 24で480時間
700800 + 480 = 701280
つまり、人生というのは約70万時間のことである。
【問題】
10円玉を2つ用意して並べてほしい。
片一方の10円玉を固定して、もう一方の10万円玉を転がしてぐるっと元の場所になるように1周した場合、動いた方の10円玉は何回転しているだろうか。
【解答】
●2回転
同じ10円玉だから「1回のはず」と思いがちだろう。だが、実際にやってみると分かるが「2回転」して、ようやく元に戻ることになる。
一方だけ固定せずに、お互いに噛み合った歯車のように回るなら、たしかに2つの10円玉はそれぞれ1周するだけとなる。しかし一方が固定されているので、そのぶんと合わせて2周分外側の10円玉は回らないと元の位置には戻らない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
なぜ貝は対数ラセンなのだろうか?
貝がラセン形なのには2パターンがあって、1つは始めは陣傘の形で、傘の角度を変えずに傘の縁を伸ばしていくやり方。この場合は、傘が大きくなっても傘の形は変化しない。
もう1つは、筒の入り口を広げるように石灰をつぎたし、筒の径を太くしながら、筒を曲げて対数ラセンに巻くようにするやり方。
だそうです。