じじぃの「世界の高層ビルを制覇せよ・高速エレベーターが揺れないわけ!世界と闘う日本」

Top 10 Worlds Fastest Elevators! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=aJCIvuokNeE
超高速エレベーター (三菱電機

金曜プレミアム 「池上彰スペシャル 世界と闘う日本」 2016年6月3日 フジテレビ
【MC】池上彰高島彩 【ゲスト】坂上忍柴田理恵、千秋、ビビる大木、宮下純一
●世界の高層ビルを制覇せよ エレベーター受注対決
世界でエレベーターの受注対決が加熱している。世界にはオーチスなどBIG4と呼ばれるエレベーター会社がある。この4社と日本企業が激戦を繰り返している。
オーチスは1853年に創業した世界でもっとも歴史のあるエレベーターメーカーでエリシャ・オーチスが創業者。
オーチスはロープが切れても非常止め装置が働き、落下しない装置を世界で初めて発明し、1853年ニューヨーク万国博覧会で披露した。
世界の高層建築物1位はブルジュ・ハリファのオーチス。2位は東京スカイツリー東芝エレベータ日立製作所。第3位は上海タワーのエレベーターを請け負った三菱電機
茨城県ひたちなか市日立製作所 超高速エレベーターを見学。エレベーターは流線型で高速鉄道用車両Class395の技術が活かされている。施設内の最高時速は48.6km。風による揺れの影響に対応するためアクティブガイドローラーがついている。超高速エレベーターは安全性と安定性のメリットがある。
横浜ランドマークタワー東京スカイツリーのエレベーター内に立てた10円玉は展望デッキまで倒れずに到着した。
2020年に完成予定のサウジアラビア・ジッダの世界一高いタワー「ジッダタワー」。
高さは1000mを超える予定。エレベーターのロープは鋼鉄製で長さが500mの場合、約20tとなり、これまで500mが限界とされてきた。ジッダタワーにはフィンランドのコネが採用されており、コネにはウルトラロープという4本の炭素繊維製ベルトを透明な樹脂でコーティングしたものが使われている。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ikegamiakira_sp/
『速さの不思議 面白すぎる博学知識』 びっくりデータ情報部/編 河出書房新社 2006年発行
高層ビルが揺れる速さ あなたの家は大丈夫? より
現在の高層ビルは、「柔構造」と呼ばれる耐震構造でできてるものが多い。従来の壁の多い建物と違って、鉄骨を主体にした構造だ。
従来の建物と柔構造の建物とでは、地震が起こったとき、振動の周期、つまり建物が揺れて1往復する時間が違う。物体にはそれぞれ固有の振動周期があり、従来の建物の周期は0.4〜0.5秒と小刻みに揺れる。それに対して、柔構造の建物は、高さ100メートルの場合で1往復に2〜3秒、高さ300メートルの場合でも6秒かけてゆっくり揺れるのだ。
弾力の無い堅い構造で揺れる周期の速い建物は、地震の力に反発してしまうため、倒壊しやすい。逆にやわらかくゆっくりした周期で揺れる建物は、その柔軟さが揺れを吸収して倒壊しにくいのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6/3、フジテレビ 金曜プレミアム 「池上彰スペシャル 世界と闘う日本」を観た。
【世界の高層ビルを制覇せよ エレベーター受注対決】
横浜ランドマークタワー東京スカイツリーのエレベーター内に立てた10円玉は展望デッキまで倒れずに到着した」
エレベーターが揺れないのは、耐震用の「アクティブガイドローラー」がついて、揺れを吸収している。
東京スカイツリーでは万一の場合、約50メートル間隔で設置されている緊急脱出口で自動的に止まるようになっている。
上海タワー(430メートル)のエレベーターが日本製というのも、なるほどと思った。