じじぃの「科学夜話・人はどれだけの重力に耐えられるか?とんでもない死に方」

Can You Survive An Elevator Fall By Jumping? Debunked 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=O16BNjOnOLE
How to Survive an Elevator

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『とんでもない死に方の科学: もし●●したら、あなたはこう死ぬ』 コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー/著、梶山あゆみ/訳 河出書房新社 2018年発行
乗っているエレベーターのケーブルが切れたら より
エレベーターによって建物は高層化し、1街区に詰めこめる人の数も増えた。エレベーターがなければ、人は市の中心部から最遠もなく広がって住むしかなかっただろう。
そんなロサンゼルスみたいな都市ばかりにならずに済んだのも、オーティス氏のおかげといえる。とはいえ、あり得ないことが実際に起きて、オーティスの発明がうまく機能しなかったと考えてみよう。エレベーターは摩天楼の最上段から添乗員オリヴァー夫人のように落下したとしても、あなたがお陀仏になるとは限らない。多少の幸運に恵まれればいくつかの物理現象がウソみたいに都合よく重なって、助かるかもしれないのだ。オリヴァー夫人がそうだったように。
昨今では、エレベーターでどれだけ長い距離を落ちたくても、500メートルあまりがせいぜいである。それ以上の高さにエレベーターを設置すると、ケーブルが重くなりずぎてしまう。1973年にワールド・トレード・センターでエレベーター乗換えフロアがフロアで考案されるまで、高層ビルはこの限界を上回る高さになれなかった。
500メートルの高さからエレベーターが自由落下したら、地面に激突するときの速度は時速300キロ強。中の人間が生きていられないのはほぼ間違いない。ところがあなたに運があれば、シャフトにぴったりフィットしたエレベーターに乗れる。そうしたら、箱の下にある空気がそうそう速くに上に逃げていけない。結果的に軟らかいエアバックのような圧力の枕が生みだされて、それが落下速度を下げてきれる可能性がある。
だが、生きて帰るためにはそれだけじゃ足りない。
体に加わるG力を軽減するには、落下速度を徐々に落としてゆっくり停止するのが肝心だ。G力とは加速や減速によって体にかかる力のことで、地球の重力を基準にした単位である。たとえば、今現在あなたが受けているG力は1Gだ。やたらと動きの激しいジェットコースターで最大5G前後である(つまり体重が実際の5倍になること)。訓練を受けた戦闘パイロットなら、9Gに耐えて飛びつづけることができる。
じゃあ、人間の限度はどれくらいなのか。どうやら、およそ50Gをほんの数秒間だけというのが生還できる限界のようだ。なぜわかるかといえば、1994年に試した男がいたからである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
500メートルの高さからエレベーターが自由落下し地面に激突したときの速度はどれくらいになるのだろうか?
だいたい、エレベーターが地面に激突したときの速度は時速300キロだそうです。
大坂なおみ選手のサーブは時速200キロ。
「やたらと動きの激しいジェットコースターで最大5G前後である」
世界最速ジェットコースターは時速240キロだそうです。
大坂なおみ選手のサーブの速度は世界最速ジェットコースターの速度並ということでしょうか。
エレベーターが地面に激突したとき打ちどころが悪いと死ぬが、大坂なおみ選手のサーブのボールが顔面に当たれば大怪我というところでしょうか。
大坂なおみ選手が全豪オープン優勝!!  (^○^)