じじぃの「スカイツリーの先端に跳躍したばね工場・東海バネ工業!日本を救う中小企業100」

カンブリア宮殿 東海バネ工業 6月23日 バラ動画 Youku
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-4593.html
バネ・ばね・スプリングの東海バネ工業株式会社 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=F1_mLc5lr2M
東日本大震災時の東京スカイツリーゲイン塔部分 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=2XLqSvhS-Eg
2011年3月11日東日本大震災の日の東京スカイツリー  動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=k4CcA46MQMw&feature=related
東京スカイツリーのアンテナ部分 画像
http://weefootprints.ddo.jp/photos/2011/20110226/01.jpg
明石海峡大橋 画像
http://precious.road.jp/hyogo/PearlBridge2.jpg
プランニング倶楽部:June 2011 June 30, 2011 livedoor Blog
日本最大級の「バネ」を作る小さな会社
東京スカイツリーの免振装置を担当したのは三菱重工
その担当者曰く「この免振装置の心臓部であるバネは、今までの最大級を誇り、それを作れるメーカーは少ない」。そのメーカーが作った「バネ」は、東京スカイツリーのモノだけでなく、世界最大級の「明石海峡大橋」、「巨大ダム」、「発電所の安全弁」など、巨大で特殊なモノの数々。
高度経済成長期の30年前に大量生産を止めた、世界最強の「手作り集団」。
従業員81人の小さな会社は。兵庫県伊丹市 住宅街に隣接する場所にあった。
http://blog.livedoor.jp/planning_club/archives/2011-06.html
ほこ×たて 「最強のバネvs最強のプレス機」 (追加) 2013年7月14日 フジテレビ
【レギュラー出演】タカ(タカアンドトシ)、トシ(タカアンドトシ)、中山秀征、又吉直樹(ピース)、大島優子AKB48)、本田朋子東野幸治綾部祐二(ピース)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 【ゲスト】三浦翔平、山下智久片瀬那奈
兵庫県伊丹市にある東海バネ工業はバネ職人が集う老舗バネメーカーである。この会社には中でも高い技術を持った11人の職人がいるが、その頂点に君臨するのが桜井正光である。桜井正光は東京スカイツリーのアンテナ部分のバネを製造したことを明かした。
愛媛県高松市にある三筒産業の紹介。この会社では部品は全て1から手作りで、プレス機を開発している。この会社の三代目である筒井敏司が開発したプレス機・サイドプレスの紹介。スイッチを押せばどんな車でもペシャンコにできる。
対決が行われるのは山形県酒田市にある永田プロダクツ。ここは県内で最も廃車をプレスする工場であると紹介された。
最強のバネ「スーパーコイルばねっと君」と最強のプレス機「サイドプレス」との対決。勝つのはどっちだ!
http://www.fujitv.co.jp/hokotate/index.html
カンブリア宮殿 「東海バネ工業」 2011年6月23日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】東海バネ工業社長 渡辺良機
さらば安売り! 効率至上主義を捨て、時代の最先端を行く 〜スカイツリーから極小部品までを手がける職人集団〜
"バネ"というのは、身の回りのありとあらゆる製品に必要不可欠な部品だ。機械類はもちろん、車のサスペンションやシャープペンシル、テレビ、ビデオ、電子レンジ…などなど。だがバネ業界は国内だけでも約3000社がひしめき、厳しい受注競争を繰り広げている。発注元からは「いかに安く大量に生産するか」が求められ、メーカーは機械化、合理化、効率化にしのぎを削っている。だがその中で、あえて大量生産と決別し価格競争しない生産体制で存在感を増している、驚きの職人集団がいた。町工場ながら、なんと68期連続の黒字を達成!「値下げお断り!」を貫く、これが物作り企業の最先端だ!
「他社が嫌がるバネを作れ!」
3月11日の東北関東大震災による大きな揺れが首都圏を襲うなか、東京スカイツリーが無傷でいられたのは、先端部に取り付けられた「制振装置」のお陰。そこにとりつけられたのは 人の背丈程もある巨大なバネ…実は東海バネが作ったものだった。他にも、高層ビルや橋、水門などに使われる、まさに"縁の下の力持ち"のバネを生産している。これらは全て特注品で製造に手間がかかるものばかり。つまり、他社がやりたがらないもの…それを東海バネは一手に引き受けているのだ。しかも全て職人の手作り!巨大バネばかりでなく、人工衛星に使われる直径3㎜の極小バネまでも手掛け、多品種"微量"生産で生き残るトンでも企業なのだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110623.html
ニューズウィーク日本版』 日本を救う中小企業100 2011年12月7日号 (一部抜粋しています)
東京墨田区の空にそびえる東京スカイツリーが大人気だ。理由は電波塔として高さ世界一という誇りだけではない。東京タワーが建った高度成長期へのノスタルジーだけでもない。
商店や中小企業がひしめく下町で日に日に高さを増していくスカイツリーは08年の着工以来、人口減少や世界経済の変調などで沈みがちな日本経済の中で、日本人の前進力をあらためて思い起してくれたシンボルだ。
そんなスカイツリーを支えているのが、日本の中小企業だ。建設主体は大企業だが、内部の振動制御装置に使われている高さ1.2メートルの巨大コイルばねは、従業員80人余りの東海バネ工業が作った「熱の芸術品」。
ここに日本の希望がある。前進力の中核は、今も昔も企業数で9割、労働者数の7割、利益の5割を占める中小企業。本誌が厳選し紹介する100社は、古い成長モデルが立ち行かなくなった後も新しい時代に適応し、日本経済を活気づけるべく進化してきた中小企業ばかりだ。
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スカイツリーの先端に跳躍したばね工場 東海バネ工業
ばねは最も身近な工業製品の1つ。いわゆる「ばね」として広く認識されているコイルばね以外にも、皿型や板型などさまざまな種類がある。用途はドアノブからロケットエンジンまで幅広く、大きさも米粒ほどの極小ばねから1メートルを超えるものまである。その品質の違いが、組み込まれた機械全体の性能を左右する重要な部品でもある。
ただ、そのほとんどは典型的な小品種・大量生産品だ。ばね工場は大手企業の下請であるケースが多く、同じ規格の製品を機械で大量生産し、他社より少しでも安く売る。これが日本に約3000社あるばね業界の常識だ。
これとはまったく正反対のやり方。つまり多品種・微量生産を目指す経営で69年間黒字を続けているのが東海バネ工業だ。平均受注戸数は注文1件当たり5個。昨年の取引先は約900社。個々の取引先からの注文に合わせ、多種多様なばねを作るのが、創業以来のやり方だ。
それを支えてきたのが、コイルの隙間1つが狂うだけで弾力が変わる繊細な部品であるバネを手作りできる職人たちだ。
ばねは一旦900度に加熱した鋼材をコイル状に巻き上げ、再加熱・冷却を繰り返してようやく完成する「熱の芸術品」だ。900度に加熱した鋼材に生じたひずみを修正できる時間は数秒しかないが、東海バネの職人は、この数秒間にどこを直すべきか経験と勘で判断する。ばねの再加熱には880度という温度が必要だが、温度計に頼らず、表面の微妙な色の変化だけで正確に見極める職人もいる。
こうして作られたばねは、誰もが知っている建築物にも組み込まれている。建設中の東京スカイツリーの高さ620メートルの部分には、強風による揺れを最小限に抑える振動制御装置が組み込まれている。ここに使われているのが、東海バネが作った長さ1.2メートルの巨大ばねだ。
ほかにも品質保証期間が50年という原発の安全弁や、マイナス273度の宇宙空間で使用される人工衛星用の遠赤外線検出器にも採用されている。
東海バネは全社員80人のうち職人が45人を占める。このうち、高品質ばねをつくるための国家資格(1級金属ばね製造技能士)の所持者は35人にも上る。「こんな町工場はほかにない」と、社長の渡辺良機は言う。「普通は機械が中心だ」
とはいえ、機械でなく職人、それも技術力のある職人を大量に雇用すれば、コストが高くなるのは避けられない。それでも黒字を続けているのは、渡辺の「値引きをしない」という姿勢ゆえだ。
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どうでもいい、じじぃの日記。
少し古い雑誌だが、図書館から2011年12月7日号『ニューズウィーク日本版』を借りてきた。特集として「日本を救う中小企業100」が載っている。
「ここに日本の希望がある。前進力の中核は、今も昔も企業数で9割、労働者数の7割、利益の5割を占める中小企業。本誌が厳選し紹介する100社は、古い成長モデルが立ち行かなくなった後も新しい時代に適応し、日本経済を活気づけるべく進化してきた中小企業ばかりだ」
テレビなど家電製品で日本が韓国との価格競争で苦戦している。主にサムスンだが、そのサムスンは韓国経済の5分の1(20%)を占めている。日本と韓国を比較すると、韓国経済はほとんど大企業が占めているが、日本経済は中小企業が約5割を占めている。日本の場合は大企業も中小企業も頑張っているわけだ。
東京・墨田区で建設が進められてきた世界一高いタワー「東京スカイツリー」が、前月の2月29日に完成した。
東日本大震災(3.11)のときは、アンテナ部分(ゲイン塔)の最上部に地震や風の揺れを緩衝させるための「ばね」、「制振機械室」が取り付けられた直後だった。そのばねのおかげで東京スカイツリーはびくともしなかったのだという。
このばねをつくったのが「東海バネ工業」だ。
吊り橋では世界一の「明石海峡大橋」にもこの東海バネ工業のばねが使われている。1995年1月、阪神淡路大地震が建築中の明石海峡大橋を襲った。そのときも東海バネ工業のばねが地震から橋を守り、明石海峡大橋を救った。
ニュースにはならないが、東海バネ工業は日本から災害を守ってくれている。
日本はこのような中小企業に支えられているのだ。