じじぃの「自分の居場所を求めて・老害・歳をとるとなぜ頑固になるのか?人体のミステリー」

Once we were young - Age Concern campaign video 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=c_XyFGFr29c
頑固じじぃ

その原因、Xにあり! 2017年3月17日 フジテレビ
【MC】恵俊彰 【ゲスト】関根勤 【専門家】加藤俊徳、伊藤要子
●心の老化度チェック
【チェック項目】
①話したいことを我慢できず、会話がかみ合わない。
②食べ慣れた料理を注文することが多い。
③場の空気を読めず、オヤジギャグを言ってしまう。
④友人との約束は、相手から誘われるのを待つ。
⑤「もう歳だから」を理由に行動をためらう。
●全身の老化の原因、HSPの減少にあり!
顔のシミ・シワに、老眼・白髪・物忘れ…避けては通れない全身の老化。全身の老化はどのようにして起きるのか!?
HSP(Heat Shock Protein、ヒートショックプロテイン)という、傷ついてしまった細胞を直してくれるタンパク質。このタンパク質は細胞を修復し、血管の老化に対抗するという。HSPの量は20歳までに急激に減り、60歳を過ぎた頃からまた急激に減る。以前より、傷が治りにくい・疲れやすいと感じたらHSPが減っているサイン。
オススメは、週2回のHSP入浴法!!
毎日行うと身体が熱の刺激に慣れてしまい、HSPが増えにくくなる点と、行った2日後にHSPが増えるという点から、旅行や運動などの疲れたくない大切な日の2日前に行うと良いとのこと。
http://www.fujitv.co.jp/sono_x_niari/backnumber170317.html
自閉症だったわたしへ』 ドナ・ウィリアムズ/著、河野万里子/訳 新潮社 1993年発行
訳者あとがき より
  自分の居場所と呼べるところを
  ずっと捜しているのに
  わたしには見つからない
  どこもかりそめの顔、かりそめのわたし
  そして少しずつ わたしは自分を見失う      (本文より)
たとえば電車に乗っている時、一人で街を歩いている時、まわりの景色が突然すうっと遠のいていくようなことはないだろうか。まるで自分のまわりにだけ、目にはみえないバリアができてしまったようで、街の喧騒も人々も蜃気楼のようにぼやけてゆがみ、自分がどこにいるのかわからなくなる。何者であるのかわからなくなる――

                        • -

『人体のミステリー99』 日本博識研究所/著 宝島社 2009年発行
感覚 歳をとると頑固になるのはなぜ? より
老害」という言葉がある。政治や大企業などの組織内において円滑な世代交代が行われず、人材の若返りが阻まれた結果、組織が高齢化・腐敗化することを指す。
典型的な老害として某プロ野球球団の会長などがよく知られている。その特徴は、思考の柔軟性を失い、頑固で狭量ということに集約される。
某会長は発言力や影響力の規模から見てもだいぶ特殊なケースだが、人間誰しも歳をとると、多かれ少なかれ頑固な性格になるといわれている。
発達心理学者のエリクソンの説によると、高齢者の心理は総合性と絶望・嫌悪がせめぎ合っている状態なのだという。
人生の残り時間が少ない老年期を迎えた人の多くは、自分が過ごしてきた時間を肯定したい気持ちが強まる。もし過去を否定すれば、それは人生が失敗だったと認めるということだ。だが人生をやり直すには時間が足りない。焦燥は絶望に変わり、次第に死への恐怖にかられるようになる。
こうした内面の葛藤を受け入れ、自我が安定している状態を「総合性」という。
総合性がうまくいかない。つまり老いゆく自分と折り合いがつけられない場合、現状を嘆き、幸福だった過去の記憶にしがみつくあまり、周囲のコミュニケーションに支障をきたすことがある。歳をとると頑固になる人と、逆に若い頃の角がとれて性格が丸くなる人がいるのは、総合性の成否にかかっているようだ。
また、文京学院大学の下仲順子教授は「老年期に頑固さが目立ってきた場合、それは知的能力や自己抑制力の低下や環境の変化によって適応が困難になり、本人が持っている性格の一部が先鋭化したもの。もともと柔軟で調和的な性格の持ち主は老人になってもそのような変化は示さない」としている。
他方では性格変化は認知症の症状のひとつと見なす向きもあり、断定するのは難しい。複数の要因が重なった結果といえそうだ。

                        • -

どうでもいい、じじぃの日記。
老人になって、ようやく自分の居場所を見つけた。
それは、「詐病」だった。
知らない方がよかったのかもしれない。