総合診療医 ドクターG「背中が痛む」 16.04.27 動画 dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x47bt3c
心臓の毛細血管 (ドクターG)
総合診療医 ドクターG 「背中が痛む」 2016年12月17日 NHK
【司会】浅草キッド ゲスト】早見優、六角精児 【専門家】片岡仁美(岡山大学病院 医師)
ある中年女性は背中が痛むという。
痛みは2時間くらい前で、夕方くらいから肩に違和感があったという。今日はパートの仕事に行き左の肩・腕が痛かったという。夕飯を食べた後に背中が痛んだが一旦痛みはなくなったという。娘に電話をかけたころに我慢できない痛みになったという。2,3時間痛みが続いたのは初めてだが、同様の痛みは1年程前から月1,2回あり、夜寝ているときが多かったという。寝ている時以外では姑のお手洗いの介護をする時、外を歩く時にもあったという。生理は少し不順だがあるという。顎・歯も痛むことがあるという。痛みは20〜30分でおさまるという。
http://www4.nhk.or.jp/doctorg/x/2016-12-17/21/10636/2279093/
『図解 老化のことを正しく知る本―健康に生きるための基礎知識』 安藤進/編著 中経出版 2000年発行
ホルモンの老化を考える より
女性ホルモンにはエストロゲン、(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、エストロゲンは女性ホルモンの代表的存在で、一般に女性ホルモンといえばエストロゲンを指します。卵巣のほかに副腎からも放出されると考えられていますが、卵巣から分泌されるエストロゲンが最も重要で、卵胞で産出されるため卵胞ホルモンともいわれています。
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更年期が近づき卵巣の働きが低下してエストロゲンやプロゲステロンが少なくなってきると、視床下部と下垂体はこれを感知して卵巣を刺激しようと、必死で性腺刺激ホルモンを産出し続けます。
一方、卵巣はこれに反応できないため、結果的に性腺刺激ホルモンの血液内の濃度が上昇し、視床下部の調節機能が失われます。
これが更年期の自律神経症状の一因であると推定されます。このような性腺刺激ホルモンの上昇と女性ホルモンの低下が更年期独特のホルモン状態を固い作っていると考えられます。
月経のなくなる閉経前後の時期を更年期と呼び、この時期は妊娠・出産の可能な時期から、不可能な時期への移行期を意味します。
日本人の閉経の平均年数はほぼ50歳で、ヒトにより多少の差はありますが、この前後5年ずつくらい、つまり45〜55歳くらいが更年期にあたると考えます。
この時期に発生するほてり、冷え、腰の痛み、発汗などが一般にいわゆる更年期症状です。
このような更年期症状は、①顔がほてる、汗をかきやすいという血管運動神経症状、②手足がしびれる、動悸がひどい等の自立神経症状、③くよくよしたり、憂鬱になると精神神経症状、そして、④肩こりなどの運動器系症状という4種類に大別されます。
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どうでもいい、じじぃの日記。
再放送だったが、12月17日 NHK 総合診療医 ドクターG 「背中が痛む」を観た。
肩こりがして背中が痛いという中年の女性。
いくつかの病院でレントゲン、エコー、心電図、CTスキャン、胃カメラ、MRI、心臓カテーテル検査を受けたが異常なしだった。
実は、人間の体には微小血管がいたるところにある。心臓にも微小血管が無数にあり、微小血管の閉塞が起きていたのだ。
更年期障害はエストロゲンの低下で起き、血管が収縮・拡張して痛むことがあり、狭心症のような症状が起こってもおかしくないという。
微小血管狭心症は更年期の女性の10人に1人がかかっているとのこと。
更年期症状の発現頻度は肩こりが一番多い。
何か、糖尿病の血管障害とどこか似ているような気がする。