What is Apophenia? Seeing Faces In Rocks 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=IQg7eRazk2I
雲に表れるパレイドリア
『すぐ役に立つ法則のすべて 頭がいい人は知っている!使っている!』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2016年発行
アポフェニア 「偶然の結果」を素直に受け入れられない理由とは (一部抜粋しています)
もともと全く意味のない情報の中から、無意識のうちに規則性や関連性を見出してしまう知覚作用を「アポフェニア」という。
たとえば、旧約聖書の中で、あるページの文字を斜め読みすると、予言の言葉が記述されているとか、アメリカ大統領の名前が記されているとか、このような偶然の一致から見つけ出された言葉なども「アポフェニア」である。
ギャンブルなどで、たまたま偶然発生した結果の中に、法則があると思ってしまうようなこともそうだ。
数字選択式の宝くじ「ナンバーズ」でも、前回の当せん数字が再び出やすいといった偶然を法則だと勘違いしてしまうことがある。
また、逆三角形に3本のネジでとめてあるだけで、それが顔に見えてしまうのも視覚的な「アポフェニア」である。これは人が本能的に、顔に対して敏感に官能するようになっているためでもある。
メールに使われる顔文字なども、単純な記号の組み合わせである。
こうした顔でないものが顔に見えてしまうのと同じように、月の中にウサギの形が見えるなど「アポフェニア」の中でも特に視覚作用として働くものを「パレイドリア」という。
こうしたことが起きるのは、人はあいまいなものを本能的に嫌ったり不安に感じたりする心理があるからだ。本来は無意味なものでも、意味のあるものとして知覚し、安心したいのである。