皮膚常在菌の種類と役割とは? Pure Noble
人間の体には、じつは常在菌と呼ばれるたくさんの菌が住んでいます。
お肌も例外ではなく、色々な種類の菌がたくさん住み着いています。
これらの菌は、皮膚常在菌と呼ばれ、お肌にじつに様々な影響を及ぼしています。
http://www.purenoble.com/column/binkanhada/jyouzaikin.htm
『清潔はビョーキだ』 藤田紘一郎/著 朝日文庫 1999年発行
抗菌グッズ 皮膚を守る菌まで攻撃 (一部抜粋しています)
ここ数年、抗菌機能をもつ商品が多く見られるようになった。いち早く商品開発、販売に取り組んだのは家電業界だという。それに並んで現在では、家庭雑貨、文具、合成繊維製品でみ、抗菌商品が次々と販売されるようになった。
ところで、細菌、体内に通す管であるカテーテルが抗菌処理されていたことから、ショック症状を起こす人が増えている。今までに日本で12人の患者が報告されているが、植物状態になった人もいるという。
院内感染防止のため表面に抗菌剤を練り込んだカテーテルを静脈に挿入すると、抗菌剤へのアレルギーで、急激な血圧低下や呼吸困難など重いショック症状を起こす場合があるとわかってきたのだ。
厚生省によると、ショック症状を起こす危険があるカテーテルは2種類で、いずれも表面に抗菌剤のクロルヘキシジンとスルファジアジン銀を練り込んだものだそうだ。
抗菌マスクで口の周囲がアレルギー性皮膚炎になったという例も報告されている。
日本では「抗菌グッズ」が大繁盛だ、抗菌加工なしでは売れにくいともいわれる。日本人の超清潔志向がこの現象を生んだと私は考える。
最近では抗菌パンティーストッキングをはじめ、肌着まで抗菌線維でできているものがある。こう聞いて、私はじっとしておれなくなった。
人間の皮膚には表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌をはじめとするたくさんの皮膚常在菌が存在して、皮膚を守っている。それらが抗菌グッズで常に攻撃されると、どのようなことになるのだろうか。
皮膚常在菌から別の金に入れ替わる菌交代現象が起こって、皮膚が障害されるだろうという皮膚科医と、菌交代現象が起こるかどうかわからないという皮膚科医とがいるが、いずれも抗菌グッズの使用が皮膚に悪影響を与えているという点では一致している。
新潟大学医学部の安保徹教授によると、抗菌グッズによって皮膚常在菌が弱ってくると、体の中の白血球がそれらを攻撃して多量の活性酸素を生じ、その結果、皮膚が障害されるという。
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どうでもいい、じじぃの日記。
日本人ほど清潔好きな民族はいないらしい。ウォシュレット( シャワートイレ)の普及率からみても、清潔好きなんだろうと思う。
だが、体の洗い過ぎは免疫力を低下させるらしい。
風呂場で、頭を洗ったときのシャンプーの湯水で体を洗うことにした。
少しは、免疫力がアップするのかしら。