じじぃの「腫瘍マーカーとPET・全身のがん検査!がんにならないのはどっち」

 ガン検査に用いられる主な腫瘍マーカー
腫瘍マーカー検査、がんの疑い? はつらつライフ
腫瘍マーカーは、がんが体内にある時に血液や尿中で増える物質で、がん診断の補助として使われています。
http://www.ces55.com/shuyou-marcker.html
2012年9月5日 日本テレビ 『情報ライブ ミヤネ屋』 より
●“血液はウソをつかない”がん、うつ病など体のSOSがわかる血液検査とは?
従来のがん検診
胃がん            バリウム胃カメラ検査
肺がん            胸部X線検査
大腸がん           便潜血検査
血液検査(腫瘍マーカー) CEA、AFP、CA19-9、PSA
 → 「がん」が体内にできた時に血液中などに生成されるたんぱく質酵素・ホルモンを測定
腫瘍マーカーでわかる「がん」
主な種類       対象となる病気

                                                  • -

SCC、SLX、NSE  肺がん
CEA         胃がん、大腸がん
PIVKA-Ⅱ      肝臓がん
PSA         前立腺がん
CA125       卵巣がん、子宮がん
BCA225      乳がん
数値が高い場合は早急に病院で精密検査を!
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
『がんにならないのはどっち?』 秋津壽男/著 あさ出版 2015年発行
腫瘍マーカー」と「PET」 全身のがんを検査するならどっち? (一部抜粋しています)
任意型検診だけでなく対策型検診でも、オプションを利用できることがあります。
企業や市町村によっては、本来は任意型検診でしか受けられない胃内視鏡検査やPSA検査(前立腺がんの腫瘍マーカーを用いた検査)などを、安価な料金で受けられるようにしているところがあるのです。
では、これらのオプションを加えれば、どんながんもくまなく検査できるのかを考えてみましょう。
この中で、皆さんが特にきになるのは「腫瘍マーカー」ではないでしょうか。
腫瘍マーカーとは、がんにかかっている人が持つ特有の成分が血液や尿中にどれだけ含まれるかを調べて、がんを特定しようとする検査法です。
少量の血液採取、もしくは採尿だけで済むため、他の検査に比べると、はるかにかんたんで楽だといえます。
腫瘍マーカーは保険適用で50種類くらい。保険のきかないものも含めると何百とあり、さまざまながんに対応しています。
では、腫瘍マーカーをオプションでフルコースにすれば、全身のがんを検査することはできるのでしょうか?
答えは、「検査できるが、その結果はあまり信用できない」です。
腫瘍マーカーは、かなりあいまいな検査と考えておいてください。
まず、正常値と異常値の判断があいまいです。
「この数値はがん、この数値なら大丈夫」という白黒の仕切りがとてもあいまいで、検査をする施設によって基準値が変わることもあります。
また、がんなのに正常値という結果が出たり、がんではないのに異常値を示したりすることも問題です。
腫瘍マーカーで異常と判定されても、必ずしもがんというわけではないのです。
これはすべての腫瘍マーカーにいえるので、腫瘍マーカーを受ける場合は、「がんを疑うきっかけを与えてくれる」という程度に考えるとよいでしょう。
      ・
精度が高いとされる腫瘍マーカー
 CEA 大腸がん
 CA19-9 すい臓がん
 SLX 肺がん
 PSA 前立腺がん
 NMP22 膀胱がん
 BCA225 乳がん
 CA125 卵巣がん
最近注目を集めている、一度に全身のがんを検査できると評判の「PET(陽電子放射断層撮影)」。
点滴で検査薬を体内に入れると、その検査薬に含まれるブドウ糖が、がん細胞の増殖している部位に集まり(がん細胞は通常細胞の数倍のブドウ糖を取り込むため)、そこで特殊なCT装置で全身を撮影すると、その部分が赤く光ってがんを見つけられるというものです。
ごく初期のがんを見つけることができ、苦痛も少ない優秀な検査法です。
任意型検診で受けられる高額の検査ですが、果たして本当に全身のがんを検査することができるでしょうか?
ほかの検査法では見つけにくい膵臓や骨肉腫などには高い効果を発揮しますが、がん細胞の有無にかかわらず、ブドウ糖の集まる脳や腎臓、膀胱のがんは見つけられません。胃がん前立腺がんなどに対しても有用性が低いとされています。
検査料金も非常に高額で、だいたい一度の検査費用は10万円前後です。
結局は、べつの検査と併用する必要があるので、時間とお金に余裕のある人以外は、通常の対策型検診を受けておけば十分だといえます。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
70になって、新聞の三面記事 死亡欄をよく見るようになった。
歌手・俳優のりりィさん(64歳)の死去記事が載っていた。肺がんだった。
約1.5ヵ月ごとに病院通いをしている。
その都度、病院で血液検査をするので、ついでに腫瘍マーカー検査(CEA)を追加することにした。
CEA・・・胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとして知られている
もともと血液検査にはCRP(炎症の状態)が入っているので、がんの二重チェックになるだろうと思う。
まあ毎日、がんに怯えて暮らしているじじぃなのです。