【井筒和幸 こちとらラジオじゃ】スピルバーグの超名作映画「激突!」 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pgFqjaLiIqE
映画 「東方見聞録」
井筒和幸 コトバンク より
井筒和幸(イヅツカズユキ、1952年 - )は、映画監督。奈良県出身。
関西を舞台にした青春映画「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」で鮮烈な印象を与えた。その後は幅広いジャンルの作品で人気を集める。
テレビ出演も多く、辛口の映画批評で知られる。代表作「二代目はクリスチャン」「犬死にせしもの」「のど自慢」「パッチギ!」など。
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ワイド! スクランブル 2014年7月9日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎、大下容子 【レポーター】井筒和幸(映画監督)
●介護用ロボット 「マッスルスーツ」
井筒監督が訪れたのは東京・八王子市にある菊池製作所。
介護用ロボットマッスルスーツは入浴介護などの場で患者を抱きかかえるときの補助として威力を発揮しているという。空気の出し入れにより人工の筋肉が収縮。持ち上げる力などを助けてくれる。
マッスルスーツを着た井筒監督は40kgのバーベルを軽々と持ち上げ、その実力に驚いた。高齢化問題に着目し、この介護用ロボットを開発した菊池製作所の菊池功社長は「将来老老介護になったとき、ある程度の力があればマッスルスーツをつければ介護ができる」と話した。
町工場から菊池社長一代で2011年に株式上場まで成長、安倍総理も実際にマッスルスーツを体験するなど成長戦略のひとつの目玉として、日本のロボット産業は期待されている。菊池製作所の主力工場は菊池社長出身の福島・飯館村にある。現在、この地域では居住制限区域に指定されているが、事業活動は認められている。
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
映画「東方見聞録」 Staff Blog
今回は井筒和幸監督1992年製作「東方見聞録」最悪作品賞をピックアップした。
本作は総製作費10億円の超大作であり、内3億円で水深2メートルの滝壺のオープンセットが作られたが、そのセットでの撮影中に事故が発生した。撮影は続けられ作品は完成したが、この事故で劇場公開は中止になった。
http://internet-frontline.com/blog/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E6%9D%B1%E6%96%B9%E8%A6%8B%E8%81%9E%E9%8C%B2%E3%80%8D/
『ワケありな映画』 沢辺有司/著 彩図社 2014年発行
エキストラの溺死で公開中止、会社は倒産に…… 『東方見聞録』 (一部抜粋しています)
戦国時代における財宝の争奪戦という架空の話をつづった『東方見聞録』。
ある滝のなかにあるという埋蔵金をめぐって、時政と時貞に兄弟(フランキー堺が1人2役)、足軽の福助(緒方直人)、万次郎(筒井道隆)、お姫様の時姫(設楽りさ子)、武将の勝又三郎左(柴俊夫)、それに浜に流れ着いたポルトガルの騎士(ケント・デリカット)らが、激しい駆け引きを展開する。
時代劇ではあるが、登場人物が使うのは現代の言葉で、足軽同士の合戦シーンで死んだふりをして生き延びようとする者がいたり、城が陥落しようとしているのに自害しないお姫様がいたり、またそのお姫様は健康的な足を露出するミニスカートのようなファッションをしていたり、コミカルで等身大の時代劇となっている。
この現代風アレンジをどう受け取るかで、好き嫌いがわかれるところではあるが、井筒監督の真骨頂である活気ある群像劇は存分に楽しめる。多くの個性は俳優の演技は、即興の舞台演劇を見るようで、素のままの人間味がにじみ出ている。
そして、機械仕掛けの龍神様とCGによる龍神様がクライマックスを盛り上げる。このデザインにも賛否両論あるところだろうが、その手作り感を素直に楽しんでみるのがいいだろう。
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あるエキストラが、総重量約8キロある鎧を着せされ、手を縛られた状態で水に入れられる。ワンテイク終了後、彼は岸に戻ってこようとしたが、深みにはまって溺れてしまう。周囲のスタッフは単なる転倒と見過ごして救助が遅れた。病院に運ばれたときには意識不明の重体。
翌日、死亡した――。
撮影中の死亡事故。安全管理責任を問われた井筒監督と助監督は書類送検される。これですっかり撮影意欲を失った井筒監督だったが、周囲の励ましもあって撮影は続けることに。事故調査後にセットは解体処分となったため、スタジオに即席のセットを組んで撮影し、一応作品は完成させる。
しかし、事故がすでに大きな社会問題となっていたことから、1992年5月18日に予定されていた劇場公開は中止に追い込まれた。
これによってディレカンは製作資金を回収できなくなり、多額の負債を抱えて同年に倒産。俳優やスタッフへのギャラもなし。
これで終わるではない。事故死したエキストラの遺族が起こした裁判で、井筒監督側は敗訴。ディレカンも倒産したいま、3000万円以上の遺族への補償金は井筒ひとりの肩にのしかかった。頭金の1500万円は、貯金をすべて吐き出し、友人たちから金を借りてそろえたといわれる。
その後、井筒監督は、CMからカラオケビデオまで、くる仕事はすべて何でもすることになる。この頃からテレビ出演が増えたのも、補償金を支払うためだったのである。