じじぃの「おうかがいクマ(テディベア)ロボットと暮らしてみたら!Rの時代」

Robot bear a hit ( Fujitsu 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=k7iXvMAd-us
 おうかがいクマ 1

 おうかがいクマ 2

 おうかがいクマ 3

SFリアル 「アトムが現実に? ロボットと暮らしてみたら・・・」 2016年8月23日 NHK
かつてのSFが現実になる。今回のテーマは「人型ロボット」。
アトムのようなロボットとの生活は、人間に何をもたらすのか?ロボットと暮らすリアルに迫る!
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92593/2593195/
『笑う霊長類』 清水義範/著 文藝春秋 2003年発行
Rの時代 より
「またロボットを買ったの」
と琴江は、少しうんざりしたように言った。
「うん。いいものを見つけたんだ」
「どういうロボットを買ったの」
「話し相手ロボットだ」
「どういうこと。ロボット相手にしゃべったってしょうがないでしょう」
「いやいや、そうでもないんだって、たとえばうちでね、きみが何かを熱心にしゃべっているんだけど、おれがろくすっぽきいてなくて、ただ、うんうん、と生返事しているような時があるじゃない」
「ああ、そういうことね。あるわよ。すごくあるわ。さんざん話してから、ねえどう思うってきいてみると、何のことだ、なんて答えるの」
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「その役を、ロボットがしてくれるの?」
「そうだよ。そういうロボットである。”おうかがいクマ”というのを買った」
「クマなの?」
「クマのぬいぐるみの形をしているんだよ」
小堺はそれを箱から出して見せた。なるほど、黒いクマのぬいぐるみである」
「可愛いじゃない」
「可愛いだけじゃなくて、よくできてるんだよ。話しかけると、声に反応して耳がピクンと動くしね」
「それで、相槌を打つのね」
「うん、もちろんあらかじめ用意された応答の言葉を発するだけだけど、そのタイミングがちゃんと計算されているんだ。人の声のとぎれたところ、何かを問うように語尾が上がったところなどで、絶妙に応答する。録音テープが回ってるだけ、なんてのとは全然ちがうだよ。ちゃんと話をきいて反応してくれるんだ」
「でも、どういう相槌を打てばいいのかわかるのかしら。場違いな返事をされたらシラけちゃうと思うんだけど」
「それだよ。この”おうかがいクマ”はそこがよくできているんだ。こいつの応答には3つのモードがあって、それから選べるんだよ。そのモードとは、<若い女性用モード><中年男性用モード><老人用モード>の3つだ」

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どうでもいい、じじぃの日記。
アザラシ型癒しロボット「パロ」が日本や、海外の老人ホームで大人気になっています。
アザラシ型の他に、テディベア(クマ)型癒しロボットも発売されたようです。
「おうかがいテディベア」。
飼い主、「いないいないばあ」
おうかがいテディベア、(目に手を当てて)「いないいないばあ!」
飼い主、「人生ってなんだろう」
おうかがいテディベア、(空を見上げて)「そうだなあ。もうすぐだなあ!」