じじぃの「人の生きざま_686_クロード・ルルーシュ(映画監督)」

映画『男と女デジタル・リマスター』予告編 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=irAx1wT5t7I
Francis Lai  映画「男と女」 A Man And A Woman 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SlFWzNfC6Yk
『男と女』製作50周年記念〜クロード・ルルーシュ × フランシス・レイ、愛の映像と音楽の祭典〜シネマコンサート開催! 2016-08-13 シネフィル
クロード・ルルーシュ(映画監督)
1937年生まれ、フランス・パリ出身。
子供の頃から映画の撮影に興味を抱き、16ミリの短編映画を撮り始める。
1966年の「男と女」が、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、一躍フランスを代表する映画監督の1人になった。その後も「パリのめぐり逢い」「白い恋人たち」「あの愛をふたたび」など、盟友で作曲家のフランシス・レイとのコンビにより数々の傑作映画を残す。そのコンビによる「愛と哀しみのボレロ」は歴史的傑作との呼び声も高い。
http://cinefil.tokyo/_ct/16985520
週刊ポスト 2016年9月30日号
笑刊ポスト すべて違う女の子と5回は見た名画。50年ぶりに見たら新しい発見だらけ 【編集長】高田文夫 より
1966年に公開されて50年。デジタル・リマスター版でこの10月、全国で蘇るのがあの『男と女』である。監督はこの先品で一躍超有名人になったクロード・ルルーシュ。”ダバダバダ〜ダバダバダー”と最も有名なスキャットが流れる。主題歌はご存じフランシス・レイ。これでもうイチコロだった。『シェーン』と『赤胴鈴之助』で始まった我が映画遍歴の中で、最も多く回数を見たのは『唐獅子牡丹』でも『男はつらいよ』でもなくこの『男と女』だろう。先日50年ぶりに試写を見て新しい発見だらけだったのだが……まさか男と女が互いに子連れだったとは。忘れているもんだ。『男と女』50年、『こち亀』の両さんは40年だ。つーことは『笑点』の50年と同じってわけか。
66年、18歳だった私は小さい頃から永六輔に憧れ、ビートルズに夢中だった。この年武道館であの4人組を見てひと段落して受験勉強。「『男と女』って映画がいいらしいから」とガールフレンドをさそい小田急線は千歳船橋から新宿へ。もう心の中にはあの”ダバダバダ〜ッ”が流れていて東口を小走りで浮き足って行くと「アッ」。絶句した。紀伊国屋書店からおばさんの買い物カゴみたなのを下げ、あおの永六輔が出てきたのだ。小さい頃から憧れていた永六輔。あまりに急な登場の生永六輔の姿に思わず出た言葉が「でかい!」だった。
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日大の芸術学部へ進んだ私は持ち前の明るさと頓智でそこそこ女子にはもてた。デートの誘いは必ず『男と女』。たしか50年前、すべて違う女の子と5回はルルーシュしていると思う。いわばファイブルルルーシュである。
カミさんはよその女子大生だったが知り合いだったのできっと1回は行ってるだろうと思い50年後の先日、リマスター版を見て帰宅し「いやぁ〜意外に50年前ともなると覚えてないもんだネ」「どんな筋だったっけ?」といわれ得意気に「なんだ? もう忘れちゃった? 互いに子連れでさ。パリだよ。彼がカーレーサーで、ホラッあのメロディー」。一生懸命説明したらカミさん「ウーン……私それ見てないわ!」だと。