じじぃの「人の生きざま_683_ジェニファー・ダウドナ(分子生物学・ゲノム編集)」

DNA編集が可能な時代、使い方は慎重に 動画 TED
https://www.ted.com/talks/jennifer_doudna_we_can_now_edit_our_dna_but_let_s_do_it_wisely?language=ja#t-10233
サイエンスZERO 2016年5月22日 iPS細胞 10年 夢の医療はここまで来た 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=222_v_f1L54
 ゲノム編集

 ゲノム編集 開発者 (blog.miraikan.jst.go.jp HPより)

2015年ノーベル生理学・医学賞を予想する③ ゲノムを編集するツールCRISPR/Cas9の開発 2015年09月24日 科学コミュニケーターブログ
(左)ジェニファー・ダウドナ(Jennifer A. Doudna)博士
   (1964年生まれ) カリフォルニア大学バークレー
(右)エマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Charpentier)博士
   (1968年生まれ) 感染症研究ヘルムホルツセンター
受賞テーマは「ゲノム編集ツールCRISPR/Cas9の開発」です。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/201509242015crisprcas9.html
話題の「ゲノム編集」、トムソン・ロイターが選ぶノーベル賞有力候補に 2015年9月27日 ニュースイッチ
2015年10月5日からの今年のノーベル賞発表を前に、米調査会社のトムソン・ロイターは恒例の受賞有力候補の発表を24日に行った。
「ゲノム編集手法CRISPR/Cas9(クリスパーキャスナイン)の開発」として、ノーベル化学賞の候補に挙げられたのは、スウェーデンウメオ大学スウェーデン分子感染医学研究所(MIMS)准教授や独ハノーバー大学医学大学院教授などを務めるエマニュエル・シャルパンティエ博士と、カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)教授のジェニファー・ダウドナ博士。ゲノム(全遺伝情報)の正確な編集を通じて、遺伝病やがんといった難病の治療法確立や農産物の改良などに役立つとされ、2人は米タイム誌が4月に発表した「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれている。
http://newswitch.jp/p/2162
サイエンスZERO 「iPS細胞 10年 夢の医療はここまで来た」 2016年5月22日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫 【ゲスト】櫻井英俊((京都大学准教授)
京都大学山中伸弥教授によって、iPS細胞が発見・発表され、ちょうど10年。
今年、臨床研究や治験が相次いで申請される見込みで、ヒトに対する再生医療がいよいよ本格的にスタートする。「ゲノム編集」や「iPS細胞ストック」など、最新技術と様々なアイデアによって夢の技術がついに実現されようとしているのだ。2030年には世界市場は12兆円と見られている再生医療
櫻井英俊さんと堀田秋津助教が行っているのはゲノム編集です。筋ジストロフィーの患者の細胞から作ったiPS細胞にクリスパー・キャス(CRISPR・Cas)というタンパク質を入れ込みます。するとクリスパー・キャスはDNA上を移動し、筋ジストロフィーの原因となっている部分にたどりつくと、酵素を出して遺伝子の一部を切るのです。その後、遺伝子は再びくっつきます。
筋ジストロフィーの原因だった部分を切ることで、ちゃんと働く遺伝子になるのです。ただし、ゲノム編集による傷が、がんを引き起こさないかなどの安全確認するのに時間がかかるのと、治療が可能になっても自分自身の細胞移植のため、高額のお金(5000万円くらい)と1年近くの時間が必要になります。実はすべての遺伝子の安全性を確保しながらお金と時間の問題を解決する新たなアプローチが始まっています。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp545.html