Synthetic Biology Explained 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rD5uNAMbDaQ
ゲノム編集
2倍速で育つトラフグ ゲノム編集で 2016年9月5日 NHK NEWS
京都大学の木下政人助教と、水産研究・教育機構のグループは、生命の設計図にあたる遺伝情報を自在に書き換えられる「ゲノム編集」と呼ばれる技術を使って、トラフグの受精卵に含まれる遺伝子を操作しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160905/k10010671111000.html
堀田研究室 京都大学PS細胞研究所
iPS細胞を用いた遺伝子治療を実現させるためには、遺伝子変異や疾患の種類に応じて、様々な戦略を取る必要があります。我々の研究室では、ウイルスベクターや非ウイルスベクターを活用した遺伝子導入技術、およびTALENやCRISPRといったゲノム編集技術を応用することで、これらの課題に挑戦しています。
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/hotta/research.html
『シフト――2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』 マシュー・バロウズ/著、藤原朝子/訳 ダイヤモンド社 2015年発行
合成生物学は新しい「人間」をつくるのか (一部抜粋しています)
プラス面とマイナス面が混在する新しいテクノロジーの最大の例は、合成生物学だろう。他の新しいテクノロジーと同じように、合成生物学革命もさまざまな技術の飛躍的進歩が重なった結果だ。このテクノロジーを利用すれば、遺伝子をソフトウェアのように編集できる。ヒトゲノム解読プロジェクトで中心的役割を果たし、初の合成生物を作成した分子生物学者のクレイグ・ベンターは、これを「デジタル生物」と名づけた。「遺伝子組換えによって得られたデジタル生物は、既存の生物のDNAや、そのDNAを改変した生物のDNA表現型である可能性がある。あるいは、バイオブリックのようなDNA構成要素でつくられた、まったく新しい生物かもしれない。バイオブリックは、さまざまな機能を持つDNA構成物質で、それを組み合わせれば、特定の機能を持つ新しい生物形態をつくることができる」。ベンターは、このように遺伝子工学的につくられた生物から、バイオ燃料や浄水、繊維、食料資源もつくれると言う。
「米国学術研究会議(NRC)と全米技術アカデミー(NAE)が最近発表した報告書は、合成生物学の利用可能性を説明している。「合成生物学者は、特定の機能を引き出す遺伝情報(遺伝暗号)を設計し、コンピュータモデリングによってその機能の事前試験を行い、関連のある遺伝物質を商用またはオープンソースの遺伝子合成施設に注文して、その遺伝物質を細胞体に挿入して現実の世界で機能するか調べることができる」
もしかするともっと衝撃的なのは、こうしたデジタル生物はインターネットで世界のどこへでも送って、再現できることかもしれない。あるいは、火星で発見された生命のDNAをデジタル化して、そのファイルを地球に送信してその生命を再現したり、生死に関わる薬のデジタルファイルを未来の火星移住者に送ったりといった使い方もあるかもしれない。
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合成生物学は、インターネットや3Dプリンティングと同じように世界を激変させる可能性がある。「これらの技術が組み合わせると、何を、どこで、どんな材料を使って、どのようにつくるかが変わるだろう」。その潜在的な持続可能性は巨大だ。スタンフォード大学のドリュー・エンディ教授(生物工学)の試算では、遺伝子工学と合成生物学はすでにアメリカのGDPに約2%寄与しており、短期的には、合成生物学はかつてのインターネット並みの技術革新や経済成長を引き起こす可能性がある。
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どうでもいい、じじぃの日記。
人の遺伝子で99.99999%、同じでも何らかの遺伝子異常でなる難病があるのだそうだ。
「ゲノム編集」という遺伝子操作技術が、今話題になっている。
ゲノム編集・・・生物の遺伝情報をピンポイントで書き変えるDNA操作技術。
「スタンフォード大学のドリュー・エンディ教授(生物工学)の試算では、遺伝子工学と合成生物学はすでにアメリカのGDPに約2%寄与しており、短期的には、合成生物学はかつてのインターネット並みの技術革新や経済成長を引き起こす可能性がある」
病気(遺伝子異常)をゲノム編集で治してしまえば、がん予防にもなるのかもしれない。