じじぃの「がん年齢・75歳過ぎたらがん手術はやっちゃいけない?週刊現代」

【医学会から批判殺到!】近藤誠医師の“がん放置“理論は現代医学への警鐘か、危険な宗教か 動画 YouTube
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癌の芸能人・有名人 ★克服or死亡 2015/12/11 Yahoo!知恵袋
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週刊現代 2016年9.10号
やめるなら今! 200人の医者に聞きました 「本当はこのがん手術はやっちゃいけない」 (一部抜粋しています)
医師は本心では、がん手術についてどう考えているのだろうか。
体への負担の大きさから、複数の医師が「やらないほうがいい」とするのが胃がんである。
「進行胃がん。特に印環細胞がんや低分化胃がん抗がん剤の併用も意味が薄いように感じる」、「腹膜播種のある胃がん」といった声が上がる。
印環細胞がんや低分化胃がん(低分化腺がん)はともに性質(たち)の悪いがんで、臓器を深く、広く浸食する。腹膜播種は、肺や肝臓を覆っている薄い膜「腹膜」にがんが転移することで、転移の範囲化広くなる。いずれの場合も、手術が困難となるのだ。
また、胃がんそのものが治癒した場合であっても、予後が安定するとは限らない。胃を摘出することで体力が大幅に落ち、死亡することもある。
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胃がんと同様、体への負担という意味で、複数の医師が「年齢」を基準に「やってはいけない」と声をそろえるのが、食道がんの手術である。
「70歳以上の食道がん。浸襲が大きいから」といった声が上がった。消化器外科の医師が解説する。
食道がん手術は、がんを含めた食道全体を切除します。さらに、胃などほかの臓器を使って食道の機能の代わりをさせる「再建手術」も同時に行うため、手術には8〜10時間かかり、術後は集中治療室で管理が行われるというもの。高齢の患者さんは体力が持たない可能性もあります」
手術の難易度が極めて高いという理由で、多くの医師がやらないほうがいいと答えたのは、膵臓がんだ。
「進行膵がん。予後不良だから」、「膵臓がんは発見が遅れ、施術が難しい」、「膵がん、手術可能な症例も術後の再発率が高く、5年生存率が低い」といった意見がある。消化器外科医が言う。
膵臓の周辺は、血管や消化器管が複雑に絡み合い、『奥の細道』と呼ばれています。膵臓がんは自覚症状もないので発見が遅くなりがちで、発見した際には手術をしても、治癒しづらいというケースが少なくない」
実際、55歳の開業医は自信が行なった手術をこう振り返った。
「膵頭十二指腸(註.血管、消化器、胆管が複雑に立体交差している部分)切除は成功したが、術後すぐに肝転移がわかり、3ヵ月後に亡くなった。手術しないほうが長生きできたかもと後悔した」
手術をしないほうが長生きできたかもしれない――膵臓がん手術について、こう考える医師がいるということは深く胸に刻んでおくべきだろう。
肺がんについても、
「70歳以上のスモーカーで肺がんの腫瘍のサイズがきわめて大きい場合」といった意見もあり、さらには「75歳以上の肺がん、手術後1年もせずに、ほとんど前例が死んでいる」というおそろしい報告もあった。
それだけ、肺がんの予後はよくない。循環器外科の医師が言う。
「肺を切除すれば、肺の機能の一部が失われるわけですから、わずかな運動で息切れするなど体の機能低下は激しい。とくに体力の落ちた高齢者にはつらいものがあります。 ほかにも、術後、免疫力が落ちているところに痰が増えるため、肺炎にかかりやすくなるリスクもあるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
大橋巨泉さんのお別れ会があった。
2016年9.10号 『週刊現代』に、やめるなら今! 200人の医者に聞きました 「本当はこのがん手術はやっちゃいけない」が載っていた。
巨泉さんの場合は2005年に胃がんの手術、2013年には中咽頭がんの手術、その後、肺がんの手術を行った。
最初の胃がんの手術のときは71歳。胃がんの手術から11年、生き延びたことになる。
私は、10日ほどで70歳になる。まだ、手術に耐える体力はあるのだろうか。
人それぞれだろうが、75歳になったらがんは手術しないほうがいいらしい。それまで生きているかなあ。