じじぃの「神話伝説_165_アレイスター・クロウリー(オカルティスト・魔術師)」

Aleister Crowley - The Most Wickedest Man In The World - Biography Documentary Films 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Xt9WJy6_XZU
アレイスター・クロウリー

フリーメイソンより危険!? “性豪”アレイスター・クロウリーの「東方聖堂騎士団」!! 2013.07.04 ハピズム
1875年10月12日に、神の主権を強調するカルヴァン主義の両親の元に生まれたアレイスターは、説教師である父親の教えや、厳格なキリスト寄宿学校の生活に嫌気がさし、キリスト教に反発。その反動でオカルトにどっぷりハマっていった。また、「5歳のとき、生後5時間で死んだ妹の遺体を見てから、オカルト的なものに興味を持つようになった」という説もある。なお、12歳で亡くなった父の膨大な財産を手にしたため、生涯職につくことはなかったと伝えられている。
http://happism.cyzowoman.com/2013/07/post_2678.html
『面白いほどよくわかる 世界の秘密結社』 有澤玲/著 日本文芸社 2007年発行
世紀の変人――アレイスター・クロウリー だが、そのオカルト理論は意外にまともだった!? (一部抜粋しています)
1898年11月18日、アレイスター・クロウリー(1875 - 1947)が「黄金の夜明け」に入団した。これによって、組織の内部では熾烈な分派抗争が始まることになる……。
クロウリーは英国を代表するオカルティストであると同時に、作家、登山家、旅行家、チェスのプレーヤーでもあった。しかし、薬物を常用し、奔放な性生活と常軌を逸した奇行で絶えず世人の顰蹙を買い続けたため、「20世紀最悪の変人」と評された。また、本人も自らを、新約聖書の黙示録に登場する「666の獣」と同一視していたという。
しかしながら、クロウリーのオカルト理論自体は非常にオーソドックスで、古典的と言っても差し支えのない”正論”であった。曰く、すべての人間には神の域にまで、おのれの霊性を高めうる潜在力が備わっている。その霊性が命ずるところに従って。自然や宇宙に働きかけ、社会や環境を改善し、太古の純粋な境地へと回帰するべきである……。
このような考え方は、ルネサンス期の神秘思想の基本理念にほかならない。
またクロウリーはオカルトを学ぶ者が必ず読むべき文献として、聖書や『マクベス』『不思議な国のアリス』『金枝篇』『千夜一夜物語』などを挙げている。――何と良識的な選択であることか!