リアル【使徒襲来】×【箱根噴火】エヴァ第壱話予告 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qg1YFI18HDo
【歌詞付き】英語版 残酷な天使のテーゼ【エヴァンゲリオン】 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=31CIh7IdgD4
残酷な天使のテーゼ
『エヴァンゲリオン用語・語源事典』 オカルト雑学探究倶楽部 学研パブリッシング 2012年発行
天使 オープニング (一部抜粋しています)
『エヴァンゲリオン』の作品中で人類の敵として描かれる使徒は<angel>とよばれ、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教伝承の天使の名を与えられている。神の使いであるはずの天使が、人類を滅亡させるべく戦いを挑んでくるというなんとも皮肉な設定だが、これは壮大な宗教観に基づいたエヴァのストーリー全体を理解する上で重要なポイントであり、作中でも何度も強調される。
たとえば、テレビ版のオープニングには、ANGELSのテロップがあり、第壱話「使徒、襲来」の英語タイトルは「ANGEL ATTACK」と表記される。
そもそも「EVANGELION」という言葉の中に「ANGEL」という文字が含まれているのも意味深長である。
(エヴァンゲリオン(エウァンゲリオン)とは、福音のことで、良い知らせという意味。ギリシャ語の「エウ・ユウ」(良い)という語と、「アンゲリア」(知らせ)という語から成っている)
【もとになった言葉の意味】
ヘブライ語では。マルアーク、ギリシャ語ではアンゲロス。ともに原義は「使者」である。御使い、使い、神使とも訳される。
天上界における精霊・霊的存在は、古代オリエントの神話世界において一般的である。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教といった一神教における神と人間の仲介者としての天使は、それらオリエント神話における霊的存在とは厳密には異なるものだが、天使に対する印象や原型としてその影響は否定できない。
キリスト教における天使は、文字通り天=神の使いである。神が人間にメッセージを送る場合、神は使者として天使を用いる。神の代理としての天使は神の権威を持ち、まるで神そのものであるかのような振る舞いをすることもある。
聖書では、翼を持たない人間の姿で登場する場合が多く、ローマのカタコンベ(地下墓地)壁画など初期のキリスト教美術では、天使の姿は普通の人間の姿と特別な違いはない。
5世紀ごろに入ると、白衣や光背、翼といった現在の我々がイメージする翼のある天使の姿で描かれるようになる。
ちなみに天使の翼は、古代ローマ帝国時代の女神ビクトリア(皇帝の勝利を賛美する女神)の姿がモチーフとなっている。ビクトリアは皇帝の勝利を賛美するが、天使はイエス・キリストの勝利・復活を賛美するという意味で翼が与えられた。