お風呂上がりのタオル
『頭にやさしい理科系雑学』 竹内均/編 同文新書 1993年発行
お風呂上がりについての問題 より
【問】 次の中で、正しいものはどれか?
次の中で、正しいものはどれか?
① 上がってすぐには何も着ないほうがいい
② 汗はふかずに乾かすほうがいい
③ タオルでふいた後、そのままくるまっているといい
答 ① 何も着ないほうがいい
この問題の核心は、気化熱と熱伝導率である。
水分が蒸発するときには、気化熱が奪われる。ぬれた体が冷えるのはそのためだ。また、水の熱伝導率は、空気と比べて25倍も大きい。そこで湿った布を身につけていると、体の熱が簡単に布に吸収されてしまう。
風呂上がりにはふだんよりよく汗が出て、体が湿った状態がいつまでも続き、気化熱がどんどん奪われる。また、ふいた後の湿ったタオルを体に巻きつけていると、体熱がタオルに奪われるばかりでなく、タオルからの気化熱で体が冷える原因にもなる。すぐにはパジャマを着ないほうがいいのも、同じ理由から。たとえば木綿のパジャマの場合、汗を吸収して湿ったものは、乾いているときに比べて約1.7倍も体熱が奪われやすくなる。だから、お風呂上がりには汗をまめにふき、汗が引くのを待ってから何かを着たほうがいいのである。
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どうでもいい、じじぃの日記。
お風呂上がりはタオルでふいた後、そのままくるまっていた方がいい、
ような気がします。
「ふいた後の湿ったタオルを体に巻きつけていると、体熱がタオルに奪われるばかりでなく、タオルからの気化熱で体が冷える原因にもなる」
夏は、汗を早く出させるためにタオル巻きがいいかも。
冬は、湿ったタオル巻きで風邪を引いてしまうかも。
じじぃばばぁは気をつけましょうね。