じじぃの「人の生きざま_670_草刈・正雄(俳優・モデル)」

復活の日 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=__awhEinGR4
草刈正雄 コトバンク より
草刈 正雄(くさかり まさお、1952年 - )は、日本の俳優、モデル。
昭和27年9月5日生まれ。アメリカ軍人の父が朝鮮戦争で死亡し、中学生のときから新聞配達などをして苦学生活をおくる。昭和45年小倉西高在学中にCMタレントとなる。49年「卑弥呼(ひみこ)」で映画デビュー、「神田川」「あにいもうと」「火の鳥」「0093女王陛下の草刈正雄」などに出演。テレビ、舞台でも活躍。福岡県出身。

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週刊現代 2016年8月6日号
インタビュー 草刈正雄 「角川映画への出演が今につながっている」 (一部抜粋しています)
復活の日』('80年)のオファーがきた時は驚きました。ヒットを連発していた角川作品の主役ですから。しかも、南極とペルーでロケを行う大作。本格的な南極ロケは世界初だったと聞いています。
ロケ地へは南米大陸の最南端から船で向かうのですがそこは世界一荒いといわれる海域。揺れがひどくて、起きていられない。何とかデッキに出てみると、ものすごい波しぶきの中を撮影に使う戦艦と潜水艦が並走している。とんでもない作品に参加しているんだと実感しましたね。
ハリウッド俳優との共演も刺激的でした。特に緊張したのがオリヴィア・ハッセーさんとのキスシーン。『ロメオとジュリエット』のジュリエット役で世界的に有名な女優を相手に、40回近くもNGを出してしまいました。
次に話をいただいたのが『汚れた英雄』('82年)です。酒の席で構想を練るうちに、角川春樹さん自身が監督をやることになったんですが、とにかく厳しい人でした。歩き方ひとつにもこだわりがあって、何度も歩き直しをさせられましたよ。
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当時の俳優にとって、角川映画に出るのは特別なことだだったと思います。若い時にこうした作品に恵まれたことが今につながっています。この2つの作品は私の宝です。