【紹介】明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい (樋野 興夫) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NIG04DPNJqw
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がん哲学外来とは
生きることの根源的な意味を考えようとする患者とがんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする人との対話の場である
一般社団法人がん哲学外来理事長 樋野興夫
http://www.gantetsugaku.org/
明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい 樋野興夫著 来栖宥子★午後のアダージォ
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/1fe2e8a09864539a8177105a92e3dca9
プライムニュース 「がん患者との対話 臨床医と病理医が語る 患者の苦悩を救う言葉」 2016年7月26日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】石飛幸三(特別養護老人ホーム 芦花ホーム常勤医)、樋野興夫(順天堂大学医学部教授 がん哲学外来理事長)
日本人の2人に1人が生涯で「がん」になる時代。こうした中、病理医の樋野興夫氏が開いたのが、がん患者とじっくり話す「がん哲学外来」だ。
医師とじっくり話すことで、患者にどんな変化があるのか?
この日は、がん哲学外来を行っている樋野氏と特別養護老人ホーム常勤医で、老衰による「平穏死」を提唱している石飛幸三氏を迎え、自分らしく生きるためには何が必要なのか、平穏な最期を迎えるためにはどうすべきなのか、議論する。
国立がん研究センターは、がんの治療開始から5年後に生存している人の割合が初めて6割を超えたことを発表。
治療技術の進歩により、がんは不治の病から長くつきあう病となりつつある。
樋野興夫教授が中心になって開いたがん哲学外来「メディカルカフェ」というイベントはがん患者や家族がリラックスして語り合える場になっている。
がんと診断された後の患者や家族の心のケアはどうあるべきか。
自分らしく生きるためには何が必要なのか、平穏な最期を迎えるためにはどうすべきかを考える。
反町理、「メディカルカフェについて」
樋野興夫、「がん哲学外来は大学で個人面談をする。カフェはみんなと一緒にカフェ・スタイルでやる。お互いが苦痛にならない存在になるための訓練の場。カフェで訓練をして1人になっても耐えられるメンタリティを訓練する。がんであってもなくてもみんな悩んでいる。がん哲学外来では医者と患者という目線ではなく、同じ人間として60分間お茶を飲む。15分くらい話すとなんでここに来たのかが分かる」
●クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)
●クオリティー・オブ・デス(死の質)
樋野興夫、「人間は最期の5年間が勝負。それがクオリティー・オブ・デス。最期の5年間がどうだったかが、残された人間へのプレゼントになる。いいプレゼントを残して去っていく。お金や地位、名誉ではない。日々勉強。人生勇ましき高尚なる生涯が人生の目的。人間には必ず役割と使命が与えられている。自分の役割、性格をいかに完成させるか。弱音を吐いても良いが、人間として誠実に生きることだ」
石飛幸三、「クオリティーは自分の人生のクオリティーのことだ。いずれ最期がくることをしっかり見据えて、生きている今をしっかり生きる覚悟をすること。命より大切なものがある。どうせ命は終わるんだから。これで良かったと。もともとあった日本人の魂を呼び戻そうよ」
提言 「最期まで自分らしく生きるために」
石飛幸三 「自ずから然り」
自分の一生だから、自分で良かったと思って最期を迎えたい。自然になるがままに生きていこう。
樋野興夫 「病気であっても病人ではない」
病気は誰にでも起こる。しかし、人間には自由意志がある。いつも分かれ道に立っている。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160726_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d160726_1