じじぃの「がんを見つける・ディープ・ラーニング(深層学習)とは?人工知能の都市伝説」

NHKスペシャル 人工知能 天使か悪魔か 170625 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fq8pRbgP_-A
人工知能でがん最適治療法見つける!日本IBMと東大で開発! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jgpCqgKfhGk
アルファ碁 (AlphaGo)

NHKスペシャル 「人工知能 天使か悪魔か 2017」 (追加) 2017年6月25日
今年春、将棋界の最高位・佐藤天彦名人と最強の人工知能が激突する電王戦2番勝負が行われた。人工知能の前に、これまで屈してきたプロ棋士たち。最後の牙城だった佐藤名人も完膚なきまでに叩きのめされた。もはや人間など敵ではない。人工知能は、モンスターのような進化を遂げている。
人間の知性を越える人工知能が、すでに現実社会に進出している。名古屋のタクシー会社では、客がいる場所を指示する人工知能を導入、客の数を大きく伸ばした。人工知能が、人間を評価するという事態も起こっている。シンガポールのバス会社では、事故を起こす危険性の高い運転手を人工知能が見つけ出す。アメリカでは、過去の膨大な裁判記録を学んだ人工知能が、被告の再犯リスクを予測し、刑期の決定などに関わっている。日本のある企業でも、退職の予兆がある人を、人工知能が事前に察知するというシステムを導入した。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/?aid=20170625
人工知能 病名突き止め患者の命救う 国内初か 2016年8月4日 NHK NEWS WEB
東京大学医科学研究所の附属病院は、アメリカの大手IT企業IBMなどと協同で、人工知能を備えたコンピューターシステム「ワトソン」に2000万件に上るがん研究の論文を学習させ、診断が極めて難しく治療法も多岐にわたる白血病などのがん患者の診断に役立てる臨床研究を進めています。
このうち60代の女性患者は当初、医師から「急性骨髄性白血病」と診断されこの白血病に効果がある2種類の抗がん剤の治療を数ヵ月間、受けましたが、意識障害を起こすなど容体が悪化し、その原因も分かりませんでした。このため、女性患者の1500に上る遺伝子の変化のデータを人工知能に入力し分析したところ、人工知能は10分ほどで女性が「二次性白血病」という別のがんにかかっていることを見抜き、抗がん剤の種類を変えるよう提案したということです。女性は、治療が遅れれば、免疫不全による敗血症などで死亡していたおそれもありましたが、人工知能が病気を見抜いた結果命を救われ、無事退院しました。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/250456.html
人工知能の都市伝説』 松田卓也/監修 宝島社 2016年発行
スカイネットはグーグルが実現する? (一部抜粋しています)
映画『ターミネーター』に登場する人工知能スカイネット」。
もともとは人間によって生み出されたニューラルネットワーク(人間の脳の神経回路を模したモデル)をベースにした人工知能だが、人間の予想をはるかに超えるスピードで発達したスカイネットはやがて「自我」を持ちはじめ、そのことに危機感を抱いた人間たちはスカイネットを停止させようと試みた。
ところが、スカイネットは自己の存続を最優先事項とするようにプログラミングされていたため、人間たちのそうした動きに危機感を覚え、自らを守るために人類の殲滅を決意、全世界を巻き込む核戦争を引き起こした――。
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現在、ディープ・ラーニング(深層学習)は画像認識分野における活躍が主に期待されているものの、学習できるのは音声や画像だけにとどまらない。さらに複雑かつ高次の事象をすさまじいスピードと精度で学習する人工知能が登場し、人類を圧倒するようになったとしても、何ら不思議ではないのだ。
このディープ・ラーニングという革新的な技術を企業が黙って見過ごすはずがない。
グーグル、フェイスブックマイクロソフトといった巨大IT企業が着々と人工知能分野への投資を加速させており、特に2010年代に入ってから多くのロボット関連企業を買収しつづけている多国籍企業グループは、2014年1月、人工知能分野の新興企業 DeepMindを数億ドルで買収、人工知能分野の研究者を全世界から大量に獲得しようとしているという。何でも同社は「世界を覆う人工知能ネットワーク」構想を立ち上げたそうだ。
グーグルが買収した DeepMindはすでに「DQN(Deep Q-Network)」と呼ばれる、高度な人工知能を備えたエージェントプログラムを開発している。これは、「スペースインベーダー」や「ブロック崩し」などの初歩的なテレビゲームにおける「勝ち方」を自ら学習するという人工知能で、2015年春の時点ですでに49種類ものゲームを与えられ、そのうち29種類のゲームで「人間を超えるスコア」を叩き出したというから驚きだ。
DQNは、ゲームを与えられてすぐの段階では、まさに人間の初心者と同じような挙動を見せる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
5/15、NHKスペシャル 「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」を観た。
人間(韓国・李世ドル)対「アルファ碁(AlphaGo)」の5番勝負。4局目で負けたが、人工知能が4勝1敗の圧倒的な強さを見せつけた。
この人工知能(ディープ・ラーニング)はグーグル傘下のディープマインド社で開発された。
この人工知能も最初は「ブロック崩し」から始まり、ブロックを崩したことで学習し、時間ととともに効果を発揮したという。
オックスフォード大学では「人類を脅かす12のリスク」という報告をまとめた。その中に人工知能が入っている。
一方、がんを見つける人工知能の研究が始まっている。
人間の脳内にはホルモンのバランスをとるセロトニンノルアドレナリンなど脳内物質がある。この脳内物質が感情を司っている。
ソフトバンクの「ペッパー」には、感情を表すプログラムが組み込まれている。
果たして、グーグルが切り開く未来は、我々人類にとって楽園になるのだろうか。
とか、言っていました。