NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」みどころ紹介 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=klCAr6S0UAk
アルファ碁 （AlphaGo）
囲碁チャンピオンを打ち破ったGoogleの人工知能「AlphaGo」を作った天才デミス・ハサビスが人工知能を語る 2016年03月11日 GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20160311-demis-hassabis-talk-ai/
NHKスペシャル 「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」 2016年5月15日
【語り】林原めぐみ
2016年3月、グーグルの開発した囲碁の人工知能が、世界最強と言われる韓国人の棋士に圧勝し、世界に衝撃が走った。囲碁は、人類が発明した最も複雑なゲームと言われ、人工知能が人間を凌駕するのはまだ10年はかかると言われる中での出来事だった。
囲碁の人工知能を開発したイギリスの天才研究者、専門医にも判断できないがんを、画像から精緻に見分ける人工知能を発明したアメリカのベンチャー企業、人工知能に感情を持たせる研究を続ける日本企業など、人工知能開発の最前線を取材。人工知能が人間に何をもたらすのかを探っていく。
http://www.nhk.or.jp/special/ai/
5月15日 NHKスペシャル 「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」 より
羽生善治 勝率7割2分 タイトル数 94。将棋の神様に最も近づいた羽生善治（47歳）。
その羽生がまだ戦っていない最強の敵がいる。人工知能である。
羽生善治、「人工知能の進歩が非常に早いので、自分だけは絶対大丈夫だとかは。今、未知なものに出会っている」
人工知能とは何か
絵を描くもの、レンブラントの筆遣いを分析。天才の技をマスターして新作を生み出した。
運転の仕方も変える。ぶつからない車。がんを見つける人工知能。開発者本人にも仕組みがわからない。まるで魔法のようだと。心を持たせる試みも始まっている。
今年3月、韓国ソウル。
人間（韓国・李世ドル）対アルファ碁（AlphaGo）の5番勝負。仕掛けたのはグーグル会長のエリック・シュミット。
囲碁は人類の生み出した最も難解なゲームを呼ばれている。囲んだ範囲が広いほうが勝ちとなる。ゲーム展開は10360通りある。チェスや将棋と比べても多い。どれだけ高速なコンピュータでも勝つのは困難と言われていた。
イギリス・ロンドンへ向かう羽生。
グーグル、ディープマインド（DeepMind）社だ。おととし、600億円で買収された。
デミス・ハサビスCEOの頭脳が欲しかったのだ。10代から天才とよばれ、16歳でケンブリッジに。
4歳から始めたチェスは13歳で世界を目指せるように。人間の知性の仕組みを考えようと思った。
羽生もチェスは強い（日本2位）。ハサビスと羽生の夢の対決。１勝１敗。
ハサビスは人間の直感を人工知能に学ばせることを考えた。
グーグルはこの技術を使って、囲碁の人工知能アルファ碁を開発した。
人間対アルファ碁の5番勝負は、4局目で負けたが、人工知能が4勝１敗の圧倒的な強さを見せつけた。
