じじぃの「アルツハイマー治療・ゴール間近か・治療薬LMTX!いま世界は」

Tau protein (labiotech.eu HPより)

Alzheimer's Disease: Phase III breakthrough Tau-therapy earns Scottish Biotech €120M Labiotech.eu
Hyperphosphorylation of Tau proteins cause them to aggregate and cause damage. TauRX’s candidate inhibits this aggregation. Other biotech targets aim to increase Tau clearance or inhibit the kinase responsible. (Source: Nature Reviews Drug Discovery 9, 387-398, 2010. doi:10.1038/nrd2896)
http://labiotech.eu/alzheimers-tau-inhibitor-aberdeen-taurx/
【日本認知症学会】 Japan Society for Dementia Research
アルツハイマー
物忘れ,日時や場所がわからなくなる,といった症状が徐々に進行する病気で,認知症の原因疾患の半分以上を占めています。
脳にアミロイドβたんぱく質とタウたんぱく質という2つのたんぱく質が異常に蓄積することが原因と考えられています。
脳でアセチルコリンという物質が減少しますので,脳のアセチルコリンを増加させる薬剤を治療薬として使用します。またアミロイドβたんぱく質の異常蓄積を防ぐ(あるいは減少させる)薬剤の開発が進んでいます。
http://dementia.umin.jp/g3.html
知られざる脳の真実! 「世界を変える奇跡の力 〜今夜解き明かされる人類のフシギ〜」 (追加) 2016年7月2日 フジテレビ
「人類最後のフロンティア」と言われる脳の世界。世界が研究にしのぎを削るいま、まさにその謎が解き明かされつつある。
認知症に効果 虫に寄生するきのこ「X物質」
傷ついた脳の修復は今医学界で重要な研究課題です。
岩手医科大学でも臨床を重ねながら海馬を修復するその可能性を探ってきました。
夫婦は岩手医科大学を訪ねました。
「カイコ冬虫夏草」の臨床研究を行っている寺山教授です。
カイコに寄生する「冬虫夏草(X物質)」を認知症などで記憶力がなくなった人に投与することで、回復を目指し、臨床試験中です。
きのこをカイコのサナギで培養します。
夫 由紀夫さんのような記憶障害にも効果があることがわかりました。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/160702premium/
いま世界は 2016年5月1日 BS朝日
【司会】木佐彩子小松靖 【レポーター】下司佳代子(朝日新聞記者)
●特集 期待のアルツハイマー新薬・開発最前線
認知症に苦しむ人は全世界で5000万人に迫るが、未だ特効薬は生まれていない。
認知症の多くはアミロイドβとタウタンパク質の蓄積によって引き起こされる脳神経細胞の死滅が原因とされている。
2年前に英国でアルツハイマー病と診断された男性(73)が新薬の臨床試験に参加している。新薬の真っ青な色の錠剤を、朝晩1錠ずつ飲んでいるが、症状が改善したという。
アバディーン大学・クロード・ウィシク教授は「初期段階で症状を改善させる、または元に戻すことが可能かもしれない」と語る。
米国でも法律を整備し、国家プロジェクト(国家アルツハイマー病プロジェクト法)として2025年までに治療法と予防法の開発を目指している。
ブリガム・アンド・ウィメンズ病院のライザ・スパーリングは「症状が出る前に病気を予防できるようになる」と語る。
下司佳代子、「英国の新薬は早ければ来年、再来年にも市場に出せる」
http://www.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
アルツハイマー治療、ゴール間近か 特効薬完成に期待 2016.4.5 SankeiBiz
約30年にわたりアルツハイマー病の治療法の研究に取り組んできた英スコットランドアバディーン大学のクロード・ウィシク教授の孤独な戦いが、現実的な治療法として結実するかどうかが明らかになろうとしている。
シンガポールを拠点とするタウRxセラピューティクスの共同創業者である同教授は、アルツハイマー病の治療薬「LMTX」の治験の最終結果を、早ければ今年7月にも発表する計画だ。タウRxがジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ誌に発表したリポートによると、ここまでの試験では、LMTXによる治療を受けた患者は受けなかった患者に比べて認知力検査のスコアが高かった。
ウィシク教授によると、アミロイドβに着目した治療はタウに着目した治療とメカニズムがまったく異なるため、成功したとしても直接的な競合相手にはならない。同教授は「最終的には何らかのカクテル療法が必要だというのがこの分野の共通認識だ」と指摘。複数の治療法を組み合わせるエイズ治療と同じようなものだとし、「もうけを独り占めする勝者のような薬は存在しない」と述べた。
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160405/cpd1604050500006-n1.htm
どうでもいい、じじぃの日記。
アルツハイマー認知症の症状に、徘徊とか、小便などの失禁がある。
なんで、徘徊かというと、病気の組織にタウというタンパク質の蓄積が認められていて、進行が進んだ場合でも脳の運動領域だけ進行が遅れるからなのだそうだ。
この病気は脳内のアセチルコリンという物質の低下が関連しているといわれている。
アルツハイマー認知症の原因も少しずつ分かってきているらしい。