Mayfly - a life story
動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=PBHBfck67D8
オオシロカゲロウ
鮭について教えて下さい 鮭は産卵すると死んでしまいますがなぜですか？ 2012/4/6 Yahoo!知恵袋
回答
鮭は産卵期になると、川を上りますが、産卵期＝寿命が近い時期なので、産卵・放精後の親魚は、１ヵ月以上生きて産卵床を守るメスの個体もあるが、大半は数日以内に寿命が尽きて死にます。
また、寿命が近く免疫力が低下するため病気にもなります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1185072276
『極限世界のいきものたち』 横山雅司／著 彩図社 2013年発行
オオシロカゲロウ 〜一晩の祭りにかける〜 より
「蜉蝣の一期」ということわざをご存知だろうか。蜉蝣とは「カゲロウ」で、一期とは「一生」のこと。すなわち、カゲロウの一生のように短い人生という意味になる。ここからも分かるように、カゲロウといえば人間界では儚いものの代名詞になっている。
しかし、その生涯をみると他の昆虫に比べて、とりわけ短いわけではない。カゲロウの寿命は幼虫期も含めるとおよそ１年もある。そんなカゲロウが短命と思いこまれているのは、たった一晩の生殖行動のためだけに、羽の生えた成虫になって夜空を舞うからだろう。
水中にすむオオシロカゲロウの幼虫は、川底の有機物を食べて力を蓄え、来たるべき運命の日に備える。春に孵化した幼虫は脱皮を繰り返しながら大きくなっていき、羽化の時を迎える。
夏の終わり、天敵のコウモリにいくら襲われてもいいよう、数百万匹のオオシロカゲロウが一斉に羽化する。初めから死ぬことを前提にしたような生態だが、いずれにせよ彼らは長く生きられない。オオシロカゲロウの成虫には口がない。一晩の繁殖行動が終われば死ぬため、何かを食べて栄養を蓄える必要がないのだ。
こうして大発生したオオシロカゲロウは、たった１時間の間に交尾をし、メスは水面に落ちてそのまま産卵し、溺死する。わずか１時間で終わる晴れ舞台だが、それは儚い１時間などではない。カゲロウの一生の最後の総仕上げなのだ。
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どうでもいい、じじぃの日記。
横山雅司著 『極限世界のいきものたち』という本に、「オオシロカゲロウ」が載っていた。
「オオシロカゲロウの成虫には口がない。一晩の繁殖行動が終われば死ぬため、何かを食べて栄養を蓄える必要がないのだ」
すべての生き物は必ず、死ぬ。
カゲロウと人間を天秤にかけても、しょせん、慰めでしかないのかもしれない。
