じじぃの「北風と太陽・いきなり好きだと言うストーカー・イソップ物語」

アニメ『北風と太陽』 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0ZVued-LsMw

私は今、アスペルガーの男の子の家庭教師をしています。  2010/4/9 Yahoo!知恵袋
回答
北風と太陽のお話をご存じですよね?
教育ってすべて北風と太陽だと私は思うのです。
寒い風をふきつければふきつけるほど、旅人はコートを閉じる。
太陽が暖かくて暑く感じるとコートを脱ぐ。
一度あなたも彼らと一緒になって、ゲームをしたりテレビを見て楽しんではいかがですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1239237322
『ヘタな人生論よりイソップ物語―こんなに奥が深い“大人の童話”』 植西聡/著 河出書房新社 2001年発行
北風と太陽 自分が魅力的になれば人は集まってくる (一部抜粋しています)
 北風が太陽に向かって、いばりながらこういいました。
 「どうだ、私の力はすごいだろう。あたり一帯に吹くだけで、いろいろな物を吹き飛ばしてしまうんだからね。人も動物も私を恐れて、みな、住みかに隠れてしまうよ」
 そこへ、ちょうどマントをつけた男が歩いてきたので、太陽はこういいました。
 「それなら、私と力くらべをしてみよう。あの男のマントを脱がしたほうが勝ちだ」
 北風は自信満々で、その挑戦を受け、男のマントを吹き飛ばそうとし、強い風を吹きつけました。
 しかし、男はブルッと震えて、ますますきつくマントを身体(からだ)に巻きつけました。
 そのため北風がどんなに頑張っても、男のマントを脱がすことはできません。
 次は太陽の番です。
 太陽は春の日差しのように男を照らし、冷えた身体が温まるようにしました。それからすこしずつ日差しを強めていきました。
 すると男は身体がポカポカしてきて、とても気持ちがよくなりました。
 そして、最後には暑くなり、とうとうマントを脱いでしまったのです。
この話もとても有名なので、みなさんもよくご存じだと思います。読み手によって解釈の仕方が異なるかもしれませんが、私は「人の心を動かそうとする場合、押しの一手、ごり押しでは無理がある。自分が太陽のように輝き、魅力的な人間になれば、自分から積極的に働きかけなくとも、相手のほうから寄ってくる」と解釈しました。
その典型がセールスです。たとえば、あなたがどんなに素晴らしい商品をお客様に売ろうとしても、強引なセールスを行なっている限り、その商品は売れません。なぜかというと、あなたの強引な態度に相手も警戒し、「変な商品を売りつけようとしているんじゃないか」と、疑心暗鬼の念にかられてしまうからです。
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この原理は恋愛にも、人づきあいにも、そのまま当てはめて考えることができます。相手の心情を察することなく、いきなり「好きです。私とつき合ってください。デートしてください。恋人になってください」といわれたら、誰だってしり込みしてしまいます。それが度を越すと、俗にいうストーカーのようになってしまいます。

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どうでもいい、じじぃの日記。
古本屋に寄ってみたら、『ヘタな人生論よりイソップ物語―こんなに奥が深い“大人の童話”』という本があった。
今さらイソップ物語でもあるまい、と思ったが、タイトルの「大人の童話」がひっかかり、買ってしまった。
「北風と太陽」の解説に「ストーカー」が出てきた。
「この原理は恋愛にも、人づきあいにも、そのまま当てはめて考えることができます」
いきなり「好きです」、か。
まあ、そんなこともあったかなあ。(^^;;