じじぃの「ヒトとチンパンジーが分かれたのは628万年前!日本No1の頭脳王決定戦・2015」

最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王 151127 動画 pandora.tv
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ヒトとチンパンジーが進化の過程で分れたのは何万年前?

日本生物学オリンピック 予選問題 正解と解説
●分岐時間の推定
進化速度(v)が一定であると、2種の分岐時間(t)は、2種間の進化的距離(d)からT^ = d / (2v)により推定できる。
霊長類の分岐時間は、初期にはミトコンドリアDNA の塩基配列情報から、その後、核遺伝子の情報も使って調べられている。推定された分岐時間は、以下のとおりである。
  チンパンジーとヒト:400〜700万年前
  ゴリラと(ヒト,チンパンジー):600〜900万年前
  オランウータンと(ヒト,チンパンジー,ゴリラ):1200〜1600 万年前
http://www.jbo-info.jp/exam/pdf_exam/pdf_jbo_exam/JBO_2015/2015_1_Ans.pdf
分子系統樹推定法について 統計数理研究所
                              長谷川政美
DNAの塩基配列データから最尤法にもとづいて系統樹を推定寺る牟めの方法が,Felsenstein(1981)によって提案されている。
彼の方法ではもともとトランジション型とトランスバージョン型の塩基置換確率に差があることは考慮されていなかったが,その後彼のプログラムパッヶ一ジPHYLIPのVersion
2.6ではその差を考慮できるように改善された。ここではこの方法を用いて,ミトコンドリアDNAの塩基配列データからヒト,チンパンジー,ゴリラの間の系統関係がどの様に推定されるかについてみてみよう。
この方法では塩基置換速度に関する一切の制約がなく,系統ごとに速度が異なる場合にも使える(Hasegawa and Yano,1984)。
用いたデータは,ヒト,チソバソジー,ゴリラ,オランウータンについてこれまでわれわれ(Hasegawaet a1,1985)が解析してきたミトコンドリアDNAの。1ass1座位(232塩基)と。1ass2座位(667塩基)である。次の3つの系統樹(モデル)について,各クラスごとに枝の長さを変えて最大対数尤度を求め,3つのクラスの合計を各系統樹の対数尤度とみなす;1)ヒトとチソバソジーが近縁,2)ヒトとゴリラが近縁,3)チソバソジーとゴリラが近縁。
AIC1=4134.4,AIC。=4147.3,AIC。=4138.8どたり,系統樹1がAIC最小として選ばれる。.モデル1,2,3の事前確率をP1,P2,P3とすると,それらの事後確率Piは,
 Pi = Piexp(一AICi/2)/ΣhPhexp(一AICh/2)
で推定される。
http://ismrepo.ism.ac.jp/dspace/bitstream/10787/1446/1/TS35-1_047.pdf
サイエンスZERO 「ZEROマガジン 第2号 大胆不敵!先端科学の革命児たち」 2014年2月2日 NHK Eテレ より
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子
今回は大胆な発想で先端科学に革命を巻き起こすユニークな研究者たちを特集する。生きた細胞で人形や編み物を作ったり、細胞をひも状に加工して病気の治療に役立てようという驚きの最新技術を南沢奈央が徹底リポート!
さらに「日本版ノーベル賞」ともいわれる京都賞を受賞した83歳の進化生物学者が登場。ダーウィンの進化論を超える、究極の「進化の数式」とは?
ダーウィンを超えた? 83歳 進化生物学者の挑戦】
2013年11月、科学や技術、芸術などの分野で著しい貢献をした人に贈られる「京都賞」の授賞式が行われました。
実はこの賞、日本版ノーベル賞ともいわれるすごい賞なのです。
今回受賞したのはこちらの「進化生物学者」。根井正利博士(83歳)。
根井正利博士の遺伝距離から人とチンパンジーが別れたのは約500万年前と導き出され、ほぼ考古学から推定された年代と一致しました。
根井博士、「進化の実証実験を行うような数学理論をたくさん作りまして・・・」
実はこの方、あのダーウィンの進化論を覆すようなこれまでとは違う進化論を生み出し、進化生物学の世界でその名をとどろかせている人物なんです。
なかでもすごいのが、生物の進化をこんなシンプルな数式1つで解き明かせるという大発見。
根井正利の遺伝距離
 D = -log (Jxy / √JxJy)
スタジオから
中村さん、「根井正利博士はペンシルベニア州立大学の教授として、研究をされています。根井博士のすごいところは論文の引用回数が18万回以上!」
竹内さん、「これはすごいですよ。世界の有名な科学者たちの中でトップクラスです。この式は生物進化のエッセンスを抜き出してきた究極の数式といっていいでしょう」
https://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp454.html
数理生物学について あるクイズ番組で人間と猿になるグループに分かれたのは何年前かてきなやつがでました  2015-11-28  @nifty 教えて広場
回答
オランウータンとの分岐が1300万年前で塩基配列の置換割合2.98%、チンパンジーとヒトとの置換割合1.44%、という情報にしたがい、ヒトとサルとの分岐がx万年前に起こったとして、比例式を書くと、以下。
1300万年 : 2.98% = x万年 : 1.44%
比例式の、内積 = 外積、という小学校の算数の知識を使って、こうなる。
1300万年 × 1.44% = x万年 × 2.98%
x万年= 1300万年 × 1.44 × 1/2.98
(ここで/は、除算符号の代用)
有効桁数3桁という条件なので、xは628となり、628万年前、が答え。
http://oshiete1.nifty.com/qa9087364.html
『頭脳王』日本で最も優れた頭脳が決定! 2015/11/27  日本テレビ
【MC】福澤朗江角マキコ 【解説】竹内薫(サイエンス作家)、篠原菊紀(脳科学者) 【ゲスト】関根勤宮本亜門森公美子久保純子、吉村崇、SHELLY、ホラン千秋
【出場者】
「京大医学部の天才」、「数学オリンピック金」、「東大医学部の異端児」、「京大経済学部首席」、「東大工学部首席」、「慶応医学部の奇才」、「東大のIQ貴公子」、「全国模試総合一位」
いずれも劣らぬ頭脳の持ち主たち。一般人には理解不能な難問をあっさりと解答し、戦いを繰り広げていく。果たして、「頭脳王」の称号を手にするのは誰なのか。
【問題】
「ヒトとチンパンジーが進化の過程で分れたのは今から何年前か計算して答えなさい」
【条件】
・生物は進化するについてDNAの塩基配列がわずかに置き換えられる
・進化の速度は環境に関わらず一定であり、突然変異は考慮しない
 ヒトとチンパンジーでは置換された塩基に重複はないものとする
・ヒトとチンパンジーの共通祖先とされたオランウータンが分岐したのは1300万年前
 塩基の置換割合は2.98%
チンパンジーとヒトの置換割合は1.44%とする
・答えの単位は〜年前とし、有効数字3桁まで解答すること
【答】
6.28 x 106年前 (628万年前)
正解者
東大のIQ貴公子 田村正資と京大医学部の天才 井上良の2人

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どうでもいい、じじぃの日記。
11/27、日本テレビ 「『頭脳王』日本で最も優れた頭脳が決定!」を観た。
「ヒトとチンパンジーが進化の過程で分れたのは今から何年前か計算して答えなさい」
解説の竹内薫さん、「これは数理生物学という分野です。生物のDNAを研究する専門家が使う数式です。どうやら、全員その数式を知っているようですね」
おバカなじじぃ。進化を計算するという数式、教えてください!