じじぃの「これからの日本の民主主義を考える・SEALDs(シールズ)!中央公論」

8.23連合主催 国会前集会 : 「シールズ」奥田愛基さんの発言 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kljZ42ASsm0
Le Traite sur la Tolerance (Voltaire) - LE CODEX #2 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=v7Oqdb25hrE

パリ同時多発テロで妻を亡くした男性 テロに勝つために「私は憎まない」 015年11月19日 Huffingtonpost
11月13日に起こった同時多発テロで、パリ在住のアントワーヌ・レイリスさんは妻を亡くした。3日後の16日、彼はFacebookにこう書き込んだ。
「あなたたちの願い通りに憎しみを抱いたりはしません」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/18/husband-of-paris-attack-sends-message_n_8589032.html
平和度指数ランキング 世界経済のネタ帳
2015年の平和度指数ランキングを掲載しています(対象: 162ヵ国)。
1位 アイスランド
2位 デンマーク
3位 オーストリア
4位 ニュージーランド
5位 スイス
6位 フィンランド
7位 カナダ
8位 日本
9位 オーストラリア
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13位 スウェーデン
16位 ドイツ
39位 イギリス
42位 韓国
45位 フランス
94位 アメリ
124位 中国
http://ecodb.net/ranking/gpi.html
2013.4.9 朝日新聞 政治哲学者ネグリ氏の民主主義観 「市民が共に統治する社会を」 より
17世紀オランダの哲学者スピノザの「絶対的民主主義」という考えが参考になる。
彼は、代表制民主主義のように個人を孤立した一票の存在と捉えない。個人は、相互関係のネットワークの中に位置づけられる開かれた存在。そのすべてが代表される民主主義を考えた。
私は、イタリアの刑務所にいた時、彼の本を読んでこの考えを知った。(著書で提唱している)「マルチチュード(多様な人々の群れ)」とはこうした結びつきを意味します。

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100分 de 名著 新春特番「平和論」 2016年1月2日 NHK Eテレ
【司会】伊集院光武内陶子 【朗読】長塚京三 【ゲスト講師】斎藤環『人はなぜ戦争をするのか』(フロイト)、水野和夫『地中海』(ブローデル)、高橋源一郎『寛容論』(ヴォルテール)、田中優子『日本永代蔵』(井原西鶴
18世紀を代表する思想家、ヴォルテールが、フランスのトゥールーズで発生したえん罪事件を受けて出版した作品。当時のフランス社会を支配していたカトリック派の不寛容さについて、批判した。
2015年11月13日にパリ同時多発テロ事件が起きた。パリ在住のアントワーヌ・レイリスさんは妻を亡くした。3日後の16日、彼はFacebookにこう書き込んだ。
「あなたたちの願い通りに憎しみを抱いたりはしません」
250年前の南仏トゥールーズで起きた冤罪事件は、宗教上の狂信的な差別意識の絡んだ事件だった。当時としては、宗教上の狂信的な差別意識の絡んだ事件は特筆する程のものではないのだが、ヴォルテールが被告の名誉回復のために奔走しようと秘密委員会を設置した。理性に全幅の信頼を置いて世論を喚起したヴォルテール の、社会の狂信と偏見に対する思想闘争の軌跡が、著作『寛容論』(1763年)に記述されている。
テロ事件以降、ヴォルテールの著作『寛容論』が、ベストセラーになっている。
「Pray, and Think」(祈りながら、深く考える)が、寛容論の精神 (高橋源一郎)。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2016special/index.html
クローズアップ現代 「未来への風〜“痛み”を越える若者たち〜」 (追加) 2016年3月17日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】柳田邦男(ノンフィクション作家)
この20年あまり、かつてない大きな変化にさらされてきた日本。雇用、教育、福祉…、従来の社会システムが行き詰まり、少子高齢化に突入していった時代、上の世代が経験した成功体験を知らない20代30代の若者たちの多くが、将来への展望が見いだせず、不安を募らせている。
しかしその一方で、この世代の若者の中から、新たな価値観や変革を実践に移す“胎動”が見え始めている。
柳田邦男氏の提言 「若者たちに望むこと」
1.自分で考える
 自分はどんな使命を持ち、世のために役に立つこと、人のためになるか。
2.情報を読み解く力
 あるれる情報に対して、その裏に何があるのか。
3.多様な考えを理解する
 自分の考えを押し付けない。違う考え方がある、他者の考え方を理解する力をたえず持つ。
4.表現力を身につける
 自分が考えていることをきちんと表現する力
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3784.html
100分 de 名著 サルトル実存主義とは何か』 2015年11月4日 NHK Eテレ
【司会】伊集院光武内陶子 【語り】小口貴子 【ゲスト講師】海老坂武(フランス文学者)
●第4回 希望の中で生きよ
人間は根源的に与えられている「自由」をどう生かしていけばいいのか。
サルトルは「実存主義とは何か」で、自らのアンガージュマン(社会参加)という概念を提唱し、人間は積極的に《状況》へと自らを《投企》していくべきだと訴える。社会へ積極的に参加し、自由を自ら拘束していくことが、自由を最も生かす方法だと主張するのだ。それは、サルトルが生涯をかけて、身をもって実践した思想でもあった。
どんなに厳しい状況にあっても「自由」を生かし、「希望」を失わずに生きていく方法を学んでいく。
https://sp.nhk-book.co.jp/text/detail/index.php?webCode=62230562015
【安保法案】反対派の急先鋒・SEALDs(シールズ)の正体とは? ラップ調で抗議活動、ネット活用… 2015.8.31 産経ニュース
安全保障関連法案が議論となる中、繰り返されてきた抗議活動で注目を集めてきたグループがある。学生団体「SEALDs(シールズ)」。どこにでもいるような若者が前面に立ち、批判を展開している。ヘルメットにゲバ棒といった過去の組織運動とは一線を画し、“クリーン”なイメージで存在感を示しているが、実態は不明な部分もある。
《国民なめんな》《言うこと聞かせる番だ おれたちが》《安倍はやめろ》
安保法案が激しい議論となる中、国会前では毎週のように反対するグループが集まり、ラップ調の抗議を連呼したり、演説を行ったりしている。その中心にいるのが、シールズだ。
http://www.sankei.com/politics/news/150831/plt1508310022-n1.html
中央公論 2015年12月号
永田町政態学 「SEALDs」と共産党に擦り寄って滑る民主党 (一部抜粋しています)
いまの民主党に必要なのは、自らを映す鏡だろう。
保守系から革新系、学生団体まで手を広げて支持を求めようとするあまり、何を目指す政党なのか見えにくくなっている。
「若者なのに、デモに数万人を集める力をもっている」「光を見出すことができた。新しい民主主義がこの国で始まったのではないかと期待している」
民主党岡田代表ら幹部が称賛するのが、国会周辺などで安全保障関連法の反対デモを行ってきた学生団体「SEALDs(シールズ)」だ。
9月19日未明。安全保障関連法が参院本会議で成立すると、民主党はすぐさま蓮舫代表代行、福山哲郎幹事長代理を国会周辺のデモに向かわせた。
「連日の徹夜国会で疲れていたと思うが、SEALDsとの一体感を重視した」。党幹部は振り返る。
成立からほぼ1ヵ月後の10月18日。JR渋谷駅・ハチ公前で「戦争ハンタイ、野党はキョウトウ」とデモの連呼が響き渡る中にも、福山氏らの姿があった。
同じ日、枝野幹事長は山口市での講演でこう語った。
「安保法制はおかしい。そう理解してもらって、参院選まで燃えてもらえると、有権者を信用している」
デモとの連携を維持し、来年夏の参議院安倍内閣打倒のきっかけにしたい。そんな思惑がにじむ。
SEALDsの「発信力」に便乗したいのか。18歳から投票できるようになる参院選で、若い有権者の支持を狙っているのか。党内には団体に接近する執行部を「SEALDs路線」と揶揄する声もある。
デモの「キョウトウ」に押されたわけではないが、民主党共産党も含めた共闘を模索している。

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どうでもいい、じじぃの日記。
テレビでときどき、国会周辺で学生団体「SEALDs(シールズ)」のデモを見るようになった。
あるテレビ番組の南シナ海の領有権問題で、自民党片山さつき氏がこんなことを言っていた。
自民党は危機意識が強いんですよ!」
南シナ海尖閣諸島の領有権問題で、民主党はあまり危機意識をもっていないのかとも思う。
11月13日に起こったパリ同時多発テロで、妻を亡くした男性はFacebookにこんなことを書き込んだ。
「あなたたちの願い通りに憎しみを抱いたりはしません」
何か、マハトマ・ガンジーの非暴力抵抗運動を連想させる。
SEALDsの主張は一言でいえば、「憲法守れ」のようだ。
戦後70年憲法9条があったから、戦争が起こらなかったのかはわからない。
中国の行動やテロなどが気になるが、 民主主義を考えるうえでSEALDsの主張はまともな感じがする。