じじぃの「脳と腸の関係・頭部移植で他人の腸をコントロールできるのか?腸のふしぎ」

腸は第2の脳。腸に関する10の豆知識 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dm6IsGTPeR4
中視新聞》人頭也能移植? 2017年可能實現?! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fZFY1r1c_Zo
腸と脳 (allabout.co.jp HPより)

世界初の頭部移植手術を2017年に実施、被験者は中国人 (追加) 2016年5月16日 Record China
2016年5月15日、中国日報網によると、世界初の頭部移植手術は中国人で実施され、17年末を予定している。
イタリア・トリノ大学のセルジオ・カナヴェロ氏はインド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアの取材に答え、2017年末にも世界で初となる頭部移植手術を実行すると発表した。生きている人間の頭を死体の体に移植するという難手術だが、カナヴェロ氏は「以前には脳の移植を考えていたが、血管が複雑にからみあう脳の移植よりも、頭部をまるごと移植する方が技術的なハードルは低い」と自信を示している。
当初はロシア人のヴァレリー・スピリドノフ氏が手術を受けると伝えられていたが、中国人に対象者は変更された。手術予定地も中国になったという。資金及びスタッフの問題を考慮してのもので、すでに中国の医療チームは関連技術の習得を進めている。
http://www.recordchina.co.jp/a138711.html
“腸内のセロトニン”がおよぼす作用と「IBS」の関係 IBSネット
腸は「第2の脳」といわれるように、腸と脳には密接な関係があります。腸と脳は神経によってつながっていて、脳が不安やストレス(必ずしも自覚できるとは限りません)を感じると、その信号が腸に伝わって腸の運動に影響を与えることがわかっています。
IBS」の患者さんは、この信号が伝わりやすくなっているため、腸が過剰に反応してしまうのです。また最近では、このしくみにセロトニンという物質(神経伝達物質※1)が深くかかわっていることや、セロトニンをコントロールすることで、ストレスがあっても症状を抑えられることがわかってきたのです。
http://ibsnet.jp/treatment/serotonin.html
『からだの中の外界 腸のふしぎ』 上野川修一/著 ブルーバックス 2013年発行
腸はいつも考えている より
腸と脳の関係はふしぎである。たとえば、強いストレスにさらされたときに、多くの人々が便秘や下痢を起こした経験をもっているだろう。あたかも腸が、ストレスを感じ取っているようだ。これは、脳が腸に何かを語りかけた結果であり、両者が互いに影響し合っていることを示唆する現象である。
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ガーションはその著書『セカンドブレイン』のなかで、腸の脳的な役割について「確かに、腸神経系が、三段論法を考え出したり、詩を書いたり、ソクラテス的問答をすることはないが、脳のような働きをすることは確かである」「腸神経系は巨大な化学物質の貯蔵庫でああり、そのなかには脳で発見されるほとんどすべての神経伝達物質のほとんどすべての種類が揃っている」と述べている。
この主張は、まぎれもなく腸のもつ脳神経的働きの本質を言い表している。腸は脳の助けを借りることなく、自前で判断できるよう、あらゆる”道具”をすっかり取り揃えているからだ。腸には、脳がもっている”こころ”や意識、記憶のような超高次機能まで備わっているとはいわないが、「それ以外の働きがありますよ」と主張したのである。

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『宇宙でいちばん面白い 脳がしびれる科学の時間』 長沼毅/著 河出書房新社 2013年発行
人は死んだとき、まわりの声が聞こえている より
ここでは、人間の「死」について、科学的な視点から考えてみましょう。
人間の死には、まずふたつの段階があります。「個体の死」と「細胞の死」です。「個体の死」というのは、全体の統合が取れなくなった状態です。つまり、脳による全体のコントロールが止まるとか、あるいは血液の流れが止まり、脳に酸素が行かなくなって脳死になる、ということ。人間は、どれかひとつの歯車がなくなると、全体のシステムが壊れてしまう機械のようなものですから、統合性を保つことができなくなると、意識を保って理解をする、ということが困難になります。
しかし、統合性が失われる「個体の死」が訪れても、細胞はしばらく生きています。細胞というのは、自分のもっている酸素がつづくかぎり、細胞の中で酸素呼吸をしますから、そのあいだはミトコンドリアも発熱するし、しばらく体温も維持できる。そして、各所にある酸素が全部使い果たされてしまうと、ミトコンドリアも死んで、細胞も死に、だんだん冷たくなっていきます。
それは、「酸素の供給が止まった」ということ。その酸素を供給していたものが、心臓のポンピング作用と肺におけるガス交換ですから、それら循環器系の機能が停止すると、あらゆる機関の統合性がどんどん失われていきます。そのため、心臓の動きが止まったときに「ご臨終です」と、人間は死を迎えたとされるわけです。しかし、このあともまわりの声が聞こえている可能性があります。
細胞内に酸素があるかぎり、脳もおそらくしばらくは働いています。個体の死、つまり統合性が失われていても、脳にはまだ酸素があるうちは最後まで働こうとするのです。心臓の動きが止まり、お医者さんが「ご臨終です」と告げたあとも、残された家族が悲しむ声が本人に聞こえている可能性は十分にあるのです。
ただ、それを統合的に理解するだけの酸素が脳に残っているかどうかはむずかしい問題です。
心臓が止まる前に、すでに呼吸はどんどん弱まっていますから、脳はじょじょに酸欠状態になっていきます。個体の死が訪れ、細胞の死となるまでのあいだ、人の脳はとても恍惚とした状態で、苦痛を感じずにその細胞の死を迎えるのではないでしょうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。
中国で人間の頭部移植の研究が進んでいる。
脳は今まで、身体全体をコントロールする器官と考えられてきた。
しかし最近、腸と脳は互いに影響し合っていることが分かっている。腸は「第2の脳」といわれている。
人間の身体は、単純に頭をすげ替えができるものではない。
でも、年少の双子どうしなら可能かもしれないなあ。