じじぃの「人の死にざま_1595_田辺・茂一(紀伊國屋書店創業者)」

【イベント】紀伊國屋書店 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4I-piW6vHAc
田辺茂一 ウィキペディアWikipedia)より
田辺 茂一(たなべ もいち、1905年2月12日 - 1981年12月11日)は、東京府出身の出版事業家、文化人。紀伊國屋書店創業者。

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『世界の名言100』 遠越段/著 総合法令出版 2013年発行
自分の生き方を貫け 田辺茂一紀伊國屋書店創業者) より
 自分しか歩めない道を、
 自分で探しながらマイペースで歩け。
一生自由人を通して生きた紀伊國屋書店創業者の言葉である。
似たような名言として、武者小路実篤の「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」がある。
彼らは、2人とも自分の好きな道を、人生を生き、歩んだ。1つ参考になるのは人の意見に左右されないということである。
田辺は松原治という有能な経営者を得て、もっぱら組織経営のことは任せ、自分は、才能探しや恋人探しに勤しんだ。
武者小路は小説はそんなに売れなくても、独特な人生論を展開して、文豪の地位を築いた。
何れも信念の人というしかない。
佐藤一斎の『言志四録』より、有名な名言を紹介しておこう。
「一燈を掲げて闇夜を行く。闇夜を憂うなかれ。ただ一燈を頼め」(暗い道をたった1つの提灯を下げて行くとき、ただその1つの提灯を頼りに、それを信じて歩めばよいのである)
ただ自分の正しい志と信念を信じて行け、というのである。