じじぃの「なぜ小腸は癌(がん)にならないのか・免疫細胞は小腸に集中している!腸のふしぎ」

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小腸 (PDQ HPより)

小腸はなぜ病気になりにくい?  2011/2/19 日本経済新聞
回答
小腸は免疫機能が強い。そもそも、食物が通過するうえ、色々な腸内細菌が様々な物質を放出している。そんな中で体に必要な栄養分などを吸収するだけに、強い免疫機能で毒性の異物に対処する。食物が数時間で早く通過することや、粘膜の細胞が3日程度で脱落するのも、小腸が有害な異物を排除するためと考えられているよ。
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO23497090W1A210C1000000/
『からだの中の外界 腸のふしぎ』 上野川修一/著 ブルーバックス 2013年発行
腸はからだを守っている――人体最大の免疫器官 (一部抜粋しています)
免疫系とは、病原菌や病原ウイルスの攻撃からからだを守る。自衛のためのシステムである。
実は、私たちのからだのなかで最大の免疫系が腸管に存在する。免疫に関係する細胞や抗体のうち、全身の50%以上が腸管免疫系に集中しているのである。
腸管における免疫系が、体内最大規模でなければならない理由は何か?
腸管が、「内なる外界である」ことによる。腸管は食物のからだの中への入り口であり、食物とともに病原菌やウイルスなどが入ってきやすい。これらの外敵が栄養分にまぎれて体内に侵入しないよう、徹底した警備が必要とされているのである。
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数ある免疫細胞たちのなかで、主役を演じるのはT細胞とB細胞だ。
T細胞は、”免疫系の司令塔”と呼ばれている。外敵を排除するために免疫系が最も効率よく作業が進められるよう、さまざまなメッセージを各種の細胞に向けて発信している。
たとえば、T細胞は樹状細胞から侵入者――すなわち抗原――の情報を得ると、B細胞に接近して抗体をつくる態勢を取るよう命令する。この働きをするT細胞を「ヘルパーT細胞」という。反対に、この動きにブレーキをかけるものを「制御性T細胞」と呼ぶ。
ウイルスに感染した細胞などを攻撃し、ウイルスの増殖を抑えるT細胞もあり、「キラーT細胞」と呼ばれている。
一方、T細胞の指令を受けたB細胞は、侵入してきた病原菌などの外敵を攻撃する抗体をつくり始め、これを使って相手を解体したり、侵入を防いだりする。

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どうでもいい、じじぃの日記。
我々の身体の中で、免疫細胞のうち約60%が小腸に集中している。
受精後最初につくられるのが腸で、脳、神経、皮膚、そして筋肉や心臓がつくられていくのだそうだ。
なぜ、小腸はがんにならないのか。
心臓と小腸はほとんど、がんにならないのだそうだ。
しかし、小腸は外敵をやっつけるがストレスに弱い。
小腸の機能が衰えて死ぬ「老衰死」が一番の理想なのかもしれない。