みんなのニュース 「ふかぼり TPP大筋合意、中国はどう動く?」 動画 fnn-news.com
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00305147.html
【三浦瑠麗×寺島実郎】中国の野心 TPPとAIIB 日米中どう動く? 深層NEWS 10月6日 動画 Dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x39tpk5
TPP加盟国 (内閣府HPより)
中国金融大動脈――AIIBと一帯一路 2015年4月16日 Yahoo!ニュース
14日のCCTVは「一帯一路建設は資金の融通性と切り離すことができない」として、「中国金融大動脈」というタイトルで、「一帯一路」という中国の国家戦略は、AIIBという国際金融融資組織があってこそ真の大動脈となり得ることを強調した。
一帯一路沿線上の主要国のうち、人民元決済を望んでいる国の割合は60%で、中でもイギリスでは86%の企業が人民元取引を望んでいるという。
さまざまな形における多くの金融機関の協力は、一帯一路の資金融通の橋梁となり、将来的にはAIIBの始動が、中国金融の大動脈となっていくであろうと、番組は結んでいる。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20150416-00044853/
ワイドスクランブル (追加) 2015年12月15日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎、大下容子 【コメンテーター】遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
●初の高速鉄道建設・インド・日本の新幹線を採用・中国の反応は
インド初となる高速鉄道建設に日本の新幹線方式の採用が決まった。
なぜ、インドは中国を選択しなかったのか。
安倍晋三総理、「今日ここから、日本とインドの新時代が始まります」
新幹線方式採用以外にも、米国とインドの海上演習に自衛隊が恒常的に参加するなど複数の項目で合意した。
遠藤誉、「インドが日本の新幹線システムを選択した事で、中国・習近平国家主席の一帯一路構想は分断される可能性がある」
中国ネットユーザー、「やっぱり日本の新幹線は世界一。日本はレベルが違う」
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
プライムニュース 「中国元の国際戦略 巨大通貨の見る夢は… どうなる?円の存在感」 2015年10月22日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】山本有二(元内閣府特命担当相 自由民主党衆議院議員)、浜矩子(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)、柯隆(富士通総研主席研究員)
今週、イギリスを訪問中の中国・習近平国家主席。ロンドンでの「人民元建て国債」の発行などが協議される見通しで、AIIB設立から繋がる中国の国際通貨戦略を、世界有数の金融センターが後押しする恰好となるのかが注目される。
直近のデータでは、国際的な決済通貨のシェアで既に日本円を抜いて、世界第4位に躍り出ている人民元。しかし、その価値を支えるため、今夏、実に27兆円にのぼる大規模介入が行われたとの推計を米当局が発表するなど、市場運用の不透明さも改めて指摘される。7%割れの背景、中国の経済統計に対する信憑性について聞く。
柯隆、「中国のマクロ経済統計の指標への信憑性を議論しないという前提で言うならば、第1四半期と第2四半期いずれも7%、成長率目標の7%と全く同じ数字だったのでまた7%の数字を出してしまったらマーケットがなめられる。6.9%の意味合いというのは少し減速していることを認めつつもコントロール可能な範囲だと国内外に安心してもらうという中国政府のメッセージだ」
中国統計、人民元切り下げに中国が介入した背景、27兆円買い支えたという情報について聞く。
柯隆、「名目GDPの伸び率が出てきて実質化しないといけない。物価の伸び率でどう調整するかというと、物価の上昇率の高い食品を抑えていけばCPI(消費者物価指数)が低くなる。不動産バブルが起きているので住居費も抑えられる」
中国において通貨危機が起きる可能性について聞く。
柯隆、「中国は3兆、4兆ドルの外貨準備があると言われるが帳簿上はあるが金庫にはない。米国の国債を買っているだけ、ギリシャの国債を握っているだけで自由に使える金がない。支払いリスクが出た時に払えないので早く止めなくてはいけない」
山本有二、「人民銀行にあるお金を政府がトラックに入れて運んだりすることができる国なのか。チップの社会だとその分がアンダーグラウンドになる可能性がある。中国市民はアンダーグラウンドが大きいことによって豊かになっているのか、悲しいことになっているのか」
浜矩子、「闇から闇へという話。中国経済というのは地下経済、アンダーグラウンドエコノミーが相当に大きい。どうやって信憑性をもたせるか。闇の部分と表に出ている部分とをいかに収れんさせるかというところが今ものすごく問われてきている」
中国側の狙い、英国にインフラを輸出する時に人民元が国際化していなくてはいけない理由について聞く。
柯隆、「中国が1つ警戒しているのがTPPの包囲網があって、その前に中国はAIIBをつくった。もう1つは中国国内の経済が落ち込んでいるがために外需を拡大する」
中国はロンドンに対しての特別な思いについて聞く。
山本有二、「中国国債を発行する時に、外国に売る時に株とセットで売るという規制がかかっている。ロンドン市場で自由に誰が買ってもいいというマーケットに中国国債が出てくるのかという疑問がある」
柯隆、「中国は将来、人民元を国際化する時に資本輸出能力が必要。枠組みだけとりあえず作って人民元が外へ出ていけるようなインフラ道路だけ整備をして資本輸出能力を少しずつ高めていく」
国際的な決済通貨のシェア (%)
2013年8月:1位・米ドル(37.94)、2位・ユーロ(36.48)、3位・ポンド(8.19)、4位・円(2.34)、・・・12位・人民元(0.84)
2015年8月:1位・米ドル(44.82)、2位・ユーロ(27.20)、3位・ポンド(8.45)、4位・人民元(2.79)、5位・円(2.76)
人民元の位置をどう見るか。
AIIB、シルクロード構想などは人民元で決済するのが前提か。
柯隆、「今のところ人民元は基軸通貨になれない。人民元の国際貿易において決済通貨のウエイトを上げていく目的は、ドルが大きなウエイトを占めているのでドルが急変した時に為替リスクを負う。中国と国境を接しているロシアとかモンゴルとかベトナムなど国々が人民元で値段を決めて人民元の周辺国化を進める。もう1つは東南アジアなどで人民元の域内化を進める。AIIBはドル建てだが、将来は人民元にしたい。円は90年代ずっと外為審議会で国際化を議論したが国際化できなかった」
浜矩子、「国際決済通貨に占める数字が意味しているのは足の長さ。足の長さに伴う責任がある。人民元はようやく足が伸びてきた。当時西ドイツは西ドイツマルクが信用されていたが、責任をとらなかった。人民元がもっと足を伸ばしたいなら相応な責任を持たないといけない」
ODA、円借款などで東南アジアの国に支援しインフラが整ってテイクオフできる感じになった時にどういう経済協力、政策があればよかったのか。
山本有二、「知的財産、TPPで話があるように2国間協議で関税撤廃のような話があれば話は違っていたのではないか」
浜矩子、「なぜシェアが上がっていくのかは誰もが持ちたいと思う通貨で資産価値があると思ってもらうか。円もかつては信頼性があったがそのチャンスを生かせなかった」
柯隆、「人民元の国際化のメリットを享受したい気持ちがある。人民元は中国以外で流通しなければいけないので金融政策が取りにくくなる。米国が経験したダラーライゼーションを中国も経験することになるが中国はまだその準備ができていない。中国国内の金融制度改革、国有銀行民営化、国内金融市場整備が説明責任を果たしていかないと信任を得られない」
中国の国と地方の借金を合わせて2500兆円、GDPの228%が本当ならば中国の経済はどのような状態なのか。
柯隆、「十分には取り組んでいない。金利と為替レートは通貨の裏表だ。金利が十分に自由化されていない。中国の債務問題、中央政府の債務残高はそれほど大きくない。マッキンゼーが推計したのは国債というカテゴリーではなく公債」
浜矩子、「自然体で回っている状況で経済活動レベルではないところに現実の数字を押し上げようとしその分を地方に押し付ける。無理が限界に来ているので焦り、外に向かってのパフォーマンスを派手にする。失われていく信任を外面をよく見せることでつなごうとしている」
【提言】 「かくあるべし・通貨と国際経済の秩序」
山本有二 「市民生活向上」
通貨も貿易もすべて市民生活が向上すると正常化されていく。中国が1つのマーケット、EUのようにアジアが協力するにも一人一人のアジア人が市民生活向上が条件になる。それがG20の意義ではないか」
浜矩子 「無極時代のささえ合い」
誰かがわれこそは基軸通貨であるとか極になれる時代ではない。突出した強さの無い物同士が支えあっていくのが今日の経済関係だ」
柯隆 「人民元経済圏」
本当ならアジア経済圏の形成だが、今の日中関係を考えとりあえず頑張ろうとしているのが人民元の経済圏の形成だ。東アジアを軸にして経済圏を形成していくと考えている」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151022_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151022_1
みんなのニュース 2015年10月8日 フジテレビ
【司会】伊藤利尋、椿原慶子、生野陽子 【コメンテーター】江上剛、久保田るり子 【専門家】遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
●TPP大筋合意 中国はどう動く?
今週、TPP(環太平洋経済連携協定)が大筋合意しました。
TPPには中国包囲網としての側面もあるとされています。東京福祉大学の遠藤誉さんによると、中国は中国包囲網であると認識し、すでに対抗策を繰り出しているといいます。
その象徴的な例が、インドネシアでの日本と中国による高速鉄道の受注競争です。実は中国にはTPPに対抗するため、どうしてもインドネシアに “クサビ” を打っておく必要があったといいます。その中国の思惑をふかぼりました。
中国の野望その1は中国企業の国外進出。インドネシアに中国企業が進出した時に地元の壁があり融資が渋った。そこで中国は銀行を進出させて、この銀行に融資をさせた。中国は一帯一路の国々に対してこれをやりたい、その融資を行うのがAIIB(アジアインフラ投資銀行)だという。世界のどこに行っても中国人が進出している。習近平国家主席のパフォーマンスに踊らされているとコメントした。遠藤氏は習近平国家主席の力は侮れないと語った。
中国の野望その2は安全保障問題の解決。中国はフィリピン、ベトナムなどと領有権の問題を抱えている。しかし両国はAIIBに参加を表明している。遠藤氏は中国はアジアからアメリカを締め出したいと考えていると説明した。3つめの野望は人民元の国際化。中国はイギリスに人民元によって取引をする銀行を設立している。イギリスには人民元を仲介して大英帝国の夢を再びという思いがあると遠藤氏が語った。また中国は人民元を国際取引の中心通貨にしたいと考えている。
習近平国家主席の訪米で、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ高速鉄道を中国の企業連合と米国鉄道会社が合弁会社を作り建設することで合意したと中国メディアが報じた。
カリフォルニアでは華人華僑で陣固めをしていた。
TPPは普遍的価値観、中国は特色ある社会主義の核心的価値観を掲げている。今後アジアでこの価値観の衝突が起こると遠藤氏が語った。
http://www.fujitv.co.jp/minnanonews/fukabori_1510.html#fuka151008
プライムニュース 「中韓経済激震のTPP 景気減速…泣き面に蜂 隣国に活路はあるか?」 2015年10月9日 BSフジ
【キャスター】松村未央、反町理 【ゲスト】津上俊哉(現代中国研究科 津上工作室代表)、柯隆(富士通総研主席研究員)、朴英明(韓国経済アナリスト KRNニュース代表)、金慶珠(東海大学教養学部国際学科准教授)
土壇場での閣僚会合で大筋合意に至ったTPP交渉。各国はこれを持ち帰り、議会などとの合意形成に向けた調整作業に着手することとなる。
“急転合意”で参加各国の関係産業には激震が走ったが、周辺各国もまた揺れている。韓国はTPP参加に向けアクセルを踏んでいると伝えられ、米中首脳会談が不本意に終わった中国の出方も注目される。
TPPは中韓にとって激震となるのか。両国に活路はあるのか。
オバマ大統領は「中国のような国に世界経済のルールを書かせることはできない。我々がルールを書き、米国製品の新たな市場を開くべきだ」と発言した。
津上俊哉、「米国の国内政治上、これからTPPをちゃんとしないといけないのは大仕事で、そこに向けていろいろとやらなくてはいけないというメッセージだ」
柯隆、「自由経済をやるときに一番大きいマーケットを持っている国が勝つ。米国は経済のサイズでは対抗できないからルール作りで対抗するというメッセージだ」
中国からみて一番高いハードルとは?
WTO(世界貿易機関)を紹介。
津上俊哉、「ずっと一線を画して参加しない道を歩み続ける必然はない。eコマース、電子商取引でサーバーを中国国内に置け、通信の遮断をしてはいけないなど中国は飲めないのではと思うことが書いてある。2〜3年のうちに入れるという話ではなさそうだ。政府調達、競争政策、電子商取引、国有企業とかなり障壁がある」
柯隆、「中国はWTOに入っていてもルールを無視して行動している。景気が減速し国内消費が上向く可能性が低い。どうするかというと国際貿易。輸出がかなり落ち込んでいる。人民元を切り下げ輸出ドライブをかける。インドネシアの新幹線は日中コンペで日本が負けた。TPPをやらなくてもAIIB・シルクロードファンドが後ろ盾になって攻めればいいだけだ。途上国にとって知財を厳しく守るのは大変でどうルールを破るかを考える。米国と投資協定を絡んで包括的に見る」
北京にとってTPP参加は、自国の安全保障にどう関係するのか?
柯隆、「政治的に持っているが経済ではないので、習近平国家主席をどう説得するか。国際的に入ったほうがいいとどう説得するか。中国がもう1つやっているのはASEAN+6。ゆるい連合でインドに合わせなければならない。フレームワークを作るのは各々の政府。各々の企業がどう行動するか。TPPの外交と安全保障の列島線の役割が中国は一番警戒している。仮に入るとすれば列島線を突破する」
津上俊哉、「日本の中国に関する議論は対抗、牽制の一辺倒になりすぎている。東南アジアからすると、日本があんまり中国に対抗や牽制するメッセージだと、しんどくなってくる」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151009_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151009_1
どうでもいい、じじぃの日記。
「インドネシアの新幹線は日中コンペで日本が負けた。TPPをやらなくてもAIIB・シルクロードファンドが後ろ盾になって攻めればいいだけだ」
ちょっと、ショックでした。