ノーベル賞受賞の大村智氏が世界10億人を救うため数百億円を放棄していた 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zJsnSqzLn5o
大村智博士
エバーメクチンとイベルメクチンの違いは?何の感染症に効果があるのか 情報最先端『これさえ知っときゃ大丈夫』
2015年10月5日にノーベル医学生理学賞を日本人が受賞しました。
ノーベル医学生理学賞を受賞したのは、北里大学の名誉教授である大村智をはじめとした3名。
大村智は1979年に、「エバーメクチン」という化学物質を発見。
その後エバーメクチンは、アメリカの製薬会社によって「イベルメクチン」という駆除薬品開発に大きく貢献することとなりました。
またエバーメクチンは人体にも大きな効果があることが発見され、感染症に対する特効薬としても普及を果たしています。
http://rohika01.com/ebamekutin-3886
大村智氏 異色の元定時制教師 2015年10月5日 Yahoo!ニュース
●ノーベル医学生理学賞に大村智さん 元定時制高校の教師、異色の経歴 「同じことをしても勝ち目ない」
ノーベル医学生理学賞に、北里大学特別栄誉教授の大村智博士が選ばれました。大村さんは熱帯病のワクチン「エバーメクチン」を発見。分子構造の一部を変えて効果を高めた「イベルメクチン」も開発し、家畜用の抗寄生虫薬として発売されました。山梨県韮崎市出身。定時制高校の教師から研究者に転じた異色の経歴です。年間3千もの菌を調べ、1974年、伊東市のゴルフ場の土から見つけ出しました。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6176525
サイエンスZERO 「祝!ノーベル賞(1)大村智さん 微生物から薬を生み出せ!」 2015年11月29日 NHK Eテレ
【司会】竹内薫 (サイエンス作家)、南沢奈央 (女優) 【ゲスト】高橋 洋子 (北里大学 北里生命科学研究所 創薬資源微生物学 寄附講座 コーディネーター)
ノーベル医学・生理学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智さん。オンコセルカ症などの画期的な治療薬「イベルメクチン」を開発し、10億人以上を病魔から救った功績が評価された。
イベルメクチンはどのようにして誕生したのか?
カギとなるのは微生物が持っている酵素。微生物は栄養分を吸収し分裂して増えていきます。この時に働くのが酵素。栄養分を分解して化合物を作り出します。
この化合物の中には生育に重要な化合物 一次代謝産物生育に重要ではない化合物 二次代謝化合物に分けられます。
この二次代謝産物の方には独自の物が多く、これこそがイベルメクチンの元となっています。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp526.html
サイエンスZERO 「夢の化学工場“放線菌”」 2015年1月11日 NHK Eテレ
【司会】江崎史恵(アナウンサー)、竹内薫 (サイエンス作家)、南沢奈央 (女優) 【ゲスト】大西康夫(東京大学大学院 農学生命科学研究科教授)
1943年に発見された結核の特効薬ストレプトマイシンをはじめ、抗生物質や抗がん剤など、さまざまな薬を生みだしてきたのが“放線菌”。
非常に進化した細菌で、遺伝子の量が多いのが特徴だ。その放線菌に新しい技術を導入することで、さらに多くの種類の抗生物質などが得られるようになってきた。また、放線菌から超高性能プラスチックの原料も作れるという。放線菌をいわば夢の化学工場にしようという新しい技術を紹介する。
放線菌の遺伝子のうち約80%が、通常の生育条件では活動しない「休眠遺伝子」です。この眠ったままの遺伝子を目覚めさせることができれば、これまで以上に大量の抗生物質を、あるいはまだ実用化されていない新たな抗生物質を作り出せるかもしれない。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp491.html
サイエンスZERO 「つながる生物の謎 土の中の小宇宙」 2010年4月17日 NHK Eテレ
【ゲスト】茨城大学農学部准教授 成澤才彦 【コメンテーター】東京女子大学教授 黒崎政男 【司会】安めぐみ、山田賢治
1gの土の中には、バクテリアだけで50億個体もいるというが、微生物の実に99%が未知のものだと考えられている。多くの微生物は実験室では培養できなかったり、周囲の環境や植物などに依存して生きていたりするからだ。ところが近年、遺伝子解析技術が進んだことや、周りの環境との相互作用に注目した研究が行われるようになったことで、生き物同士の不思議な関係性が次々とわかってきた。なかでも植物の細胞内に入り込み、共生する微生物「エンドファイト」は、いま大きな注目を集めている。エンドファイトは、根から感染して植物の細胞に侵入するが、その際、植物と微生物がシグナル物質を出し合って、あたかも会話を交わすかのごとく、相手を確かめる様子が明らかになってきた。またエンドファイトは、植物に必要な養分を供給するだけでなく、植物の病気や環境への耐性を高めることも確かめられた。こうした性質を農業に利用することで、収量の増加をめざす試みも始まった。
また、土の微生物と小動物とのつながりもある。多くの微生物はふだん、じっと眠っているような状態だが、ヤスデやミミズなどによって、土と一緒に食べられると、そのお腹の中で活性化し、急激に増殖を始めることも確かめられている。
私たちの足元に広がる土の中という小宇宙、そこで繰り広げられる、生き物の不思議なつながりに迫る。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp302.html