じじぃの「体が異義を唱えなかったら死んでもいい?死なないでもらいたい」

【社会問題】若者の死因のトップは"自殺" 先進国中で日本だけ 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WF9MwmZ71C4
今、自ら命を絶つ若者が増えている

若年層の自殺がG7でトップ。日本の若者はなぜ死を選ぶ? 2015.05.12 日刊SPA!
G7で15〜34歳の死因の1位が自殺というのは日本だけ。死亡率はアメリカやフランス、カナダの約2倍、ドイツやイギリスの約3倍、イタリアの約4倍となっている。
http://nikkan-spa.jp/850104
自殺願望少女はどれだけ死にたかったのか! 女子高生刺殺の少年が新たな供述! 2015年10月2日 てげろぐ
●次々に出てくる波田泉有さんの自殺願望への思い
「死にたい」と思い続けていた彼女の心の闇とはどんなものだったのでしょうか。
http://newsjapan32.com/2015/10/02/post-1788/
『知らないほうが幸せでした。』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2014年発行
「ネコは死ぬ前に姿を消す」のはじつは当然のこと。 より
ネコは死期が近いことを察すると、あえて飼い主の前から姿を消してしまうといわれる。
じっさい、飼いネコを最後まで看取ったという飼い主は少ない。完全室内飼いのネコは別だが、出入りが自由な飼いネコの場合、フラッと出ていき、そのまま帰ってこなくなることが多い。
じつは、この行為は、野生動物にはよくみられるもの。自分の体が弱ったと感じると、敵に襲われないように安全な場所に身を隠し、ひたすら回復を待つ。ただし、回復できない場合は、その場所で息を引き取るというわけだ。

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『哲学のことば』 左近司祥子/著 岩波ジュニア新書 2007年発行
死を考える 自殺を考える より
不思議なことですが、どの民族でも、死は肉体から魂が切り離されることと考えていたようです。そんな考え方はとうの昔にとらなくなった多くの現代人にさえ、死者の魂を迎えるとか、魂を送るとか、魂を祭るとかの言葉は使っています。前世はお姫様だったという言い方も、同じ考え方のヴァリエーションです。お姫様だった魂が、お姫様という肉体を出て、今度は、21世紀の日本人という肉体に入り込んでいるという話が裏にあるはずだからです。来世は絶対猫、とは私だってよく言います。それを聞きとがめて、あなた、輪廻転生する魂なんて信じてるの? と聞く人がいたら野暮というものです。私は、何もそういった伝統的な考え方の支持を表明しているのではありません。ただ、こういった伝統的な言い方を使ってみたいだけです。
ところで、肉体を離れた魂がどうなるのかということは、昔の人々の関心事でもあり、そして、想像力の発揮しどころでした。エピクロスなどが所属していたギリシャ人にとっては、肉体を出た魂の行き着く死後の世界というものはおぞましいものだったようです。
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ギリシャ語では、肉体はソーマといいます。そして墓はセーマです。セーマは墓であり、また魂をつないでおく牢獄です。似た音の2つの単語を並べると、ソーマ=セーマ説ができます。魂にとって肉体の中にいるいまの、生きているという状態は、牢獄にいるようなものなのだという説です。あの、三平方の定理や正十二面体研究の話で有名なピュタゴラスの言った言葉とされています。だから、肉体から解放される死は、牢獄からの解放で、魂にとってはとても喜ばしいことなのだという考え方が、この説から帰結します。
とはいえ、このピュタゴラスという人は、子犬の鳴き声を聞いて、「その犬をうつな、それは私の友達の生まれ変わりだ。その鳴き声でわかった」といった人ですから、肉体から離れた魂は、いずれ新たな肉体を得、新たな生き物に生まれ変わっていくという、いわゆる輪廻転生を信じていたことになります。せっかく牢獄から抜けられても、次の牢獄が待っているのですから、あまり死後に期待を寄せるわけにはいかなかったかもしれません。
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ところで自殺です。自殺をしたい、自殺をしようというのは、ショーペンハウアーのいうところの自分です。この自分とは、自分の命とか自分の体とかいう言葉を使う心(=魂)のことです。では、自分である心が自殺したがっているとき、体も自殺したがっているのでしょうか。生まれてから今日まで、ずっと一緒だった体です。それなのに、黙って支えてくれるのを当然だと思いこんだばかな、私の心でした。もう、いまに至る長い無視の時間を償いようがないなら、せめて、最後くらい、意見を聞いてみてもいいのではないですか。「もう、生きるのをやめたいのだけど、君はどう思う?」。そのくらい礼儀でしょう。
意見を聞かれなれていない、だから言いなれていない体です。すぐに大声で何か主張することはないでしょう。私としては、静かにじっと声が聞こえてくるまで待っているべきです。そして、体がまだその気になっていないのなら、心だけで先行してはいけません。本当は、両者等しくそろって自分なのですから。

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どうでもいい、じじぃの日記。
心身共に不健康なじじぃ。こんな私でも、もう1年ぐらい生きていたい。
「体がまだその気になっていないのなら、心だけで先行してはいけません。本当は、両者等しくそろって自分なのですから」
だそうです。死なないでください。
おまけ
ノーベル物理学賞梶田隆章氏ら2人 ニュートリノ研究 2015年10月6日 朝日新聞デジタル
梶田さんは岐阜県にある装置「スーパーカミオカンデ」で素粒子ニュートリノを観測、「ニュートリノ振動」という現象を初めてとらえ、重さ(質量)がないとされていたニュートリノに重さがあることを証明した。宇宙の成り立ちや物質の起源を解明するのに大きな影響を与えた。
http://www.asahi.com/articles/ASH9W5WBNH9WULBJ006.html