じじぃの「人の生きざま_532_千・昌夫(歌手)」

北国の春 千昌夫 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QehLoO-rn8g
バブルの申し子 千昌夫の借金3000億円はどうなったのか 2015年6月29日 世界のニュース トトメス5世
1947年岩手県の農家で生まれ、1965年に18歳で有名な作曲家の弟子として歌手デビューした。
翌年「星影のワルツ」がヒット曲になり、紅白歌合戦に出場している。
http://thutmose.blog.jp/archives/35504303.html
ビートたけしの黙示録―書下し超絶暴言集』 ビートたけし/著 徳間書店 
2001年発行
男たちの哀しみは深い (一部抜粋しています)
女どもが、SEXが武器になると気づいたときから、男はダメになっちゃったね。女がメス化して男はオスの本性を失くしちゃったことだよ。バカヤロー、男ども、しっかりせい。若い女がケツ振ってるからって買うんじゃない。尻尾振ってついていって、どうするんだ。そりゃオイラだって、目の前でいいケツ振られたら、迷わず尻尾振ってついていくけどさ。でも、少しは見栄をはんなさいって。男は虚栄でしょう。やせガマンでしょう。
千昌夫さんの虚栄なんか凄かったもの。ロールスロイスに乗ってたの。でもあの人、借金だらけで金がないからクーラーが効かない。そもそも付いてないんだ。クーラーのないロールスロイスだぜ、ひどいもんだって。真夏にな、汗びっしょりになってスーツ着てガマンしている。しかも車の窓閉めてさ、だから、オイラが、
「千さん、窓開けなさいよ。死んじゃうよ」
と言ったら、
「たけちゃん、それはカッコ悪いよ。クーラーがないみたいじゃないか」
実際にないんだから、オイラ、また言ったよ、
「いくら、借金があってもクーラーくらいつけたって、どうってことないでしょう」
すると千さん、ケロリとして、
「そんなムダな金、もったいないじゃないの」
ロールスロイスの中には水の入ったバケツが置いてあって、千さん、それに足を突っ込んで、暑さをこらえてるんだ。で、オイラに、
「ねぇ、たけちゃん、金貸すから、飯おごってよ」
ここまでやれるのがオスだって、男だって。違うか。