じじぃの「英語とPCの時代・パソコン検索の不正確さ!百の旅千の旅」

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Google search engine confused グーグルが変な結果を? 動画 YouTube
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東大、アジアのトップに THE世界大学2011-12ランキング 2011年10月9日 asahi.com
東京大学がアジアでトップ、世界で30位に。英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が10月6日、世界の大学ランキングを発表した。THEが提携先をトムソン・ロイターに変更してから初めての発表だった昨年のランキングでは、日本の大学は軒並み順位を落としたが、今年は、東大以外で200位以内に入った京大(52位)、東京工業大学(108位)、大阪大学(119位)、東北大学(120位)はいずれもランクを上げた。昨年アジアでトップの香港大学は34位だった。
http://www.asahi.com/edu/university/toretate/TKY201110090135.html
五木寛之 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
五木寛之(いつきひろゆき、1932年9月30日 - )は、日本の小説家、エッセイスト、評論家、作詞家、作曲家。旧姓は松延(まつのぶ)。
【生い立ち】
1932年、教員の松延信蔵とカシエの長男として福岡県八女市に生まれる。生後まもなく朝鮮半島に渡る。両親は若くして亡くなっている。1947年、第二次世界大戦終戦を受け、平壌ピョンヤン)から福岡県に引き揚げる。1948年、(旧制)福岡県立八女中学校に入学。1952年に福岡県立福島高等学校を卒業し、早稲田大学第一文学部露文学科に入学。1957年に学費未納で早稲田大学を抹籍された。(後年、作家として成功後に未納学費を納め、抹籍から中途退学扱いとなる)。

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『百の旅 千の旅』 五木寛之/著 小学館 2004年発行
英語とPCの時代に (一部抜粋しています)
英語を自由に使いこなせたらどんなにいいだろうと本心から思う。
外国を旅するにしても、おそらくいまの10倍も興味深い旅ができただろう。それがわかっていながら、初歩の会話の勉強すらしようとしないのは、自分の先が短いというだけのことではない。
心のどこかに英語がスタンダードになることへの抵抗があるのだ。第二次世界大戦のさなかに少年期をすごしたことと関係があるのだろうか。
英語教育を幼稚園からはじめるアジアの国々は少なくない。インドはもちろんのこと、アジア諸国のどの国でも、知識人はほとんど英語を使いこなすのが常だ。しかし――、と、ふたたびそこで考える。
ちょっと調べたいことがあって、知り合いの編集者にパソコンで検索してもらうことにした。彼はけっこうパソコン歴の長いベテランであるにもかかわらず、めざす内容になかなかたどりつけない。
途中で余計な書きこみがわんさと出てきて、邪魔でしかたがないのである。いろいろ条件を示して検索してもらったが、出てきた情報に、それが正確であるという保証がとれないのだ。
その情報をそのままうのみにするわけにはいかない。結局、図書館に出かけて関連図書を何冊もめくり、ようやくめざす情報を手に入れることができた。
この場合だと、何という著者が、何年に、どういう出版社から出した、何という書名の本に、何ページ何行目に子歳されている情報であると、クレジットをそえることができるのである。
パソコンから出てくる情報を、そのまま信じることができないとなれば、インターネットなど意味がなくなってしまう。
一例をあげると、ぼく個人についての経歴に、いくつも誤りがあるのだ。有名出版社から出されている定評のある百科事典には<五木寛之>のくだりに、
「本名・松延寛之」
と記歳されており、しばしばそのまちがいを指摘したにもかかわらず、現在でもそのまま電子辞書として市販されているのである。
これは正しくは「本名」ではなくて、「旧姓」とするべきだ。「本名・松延」となると、じゃあ「五木」というのはペンネームなのか、と誤解されかねない。
「五木」はれっきとした戸籍上の本名であって筆名ではない。
それだけにとどまらず、細部をとりあげて論ずると、ほかにもいろいろ不自然な部分が見えてくる。
早大中退」
というくだりにしてもそうだ。ぼくは授業料の未納が続いた結果、どうにもならなくなって自ら進んで「抹籍届」を大学に出し、それを認められた。ぼくが6年生のころのことである。
本当は休学して働いて授業料を払う気だったのだが、それまでの未納分を払わないと休学する資格がないと言われて、泣く泣く抹籍のほうを選んだわけである。中退もだめだと言われた。要するに滞納している授業料を、その時点まで完納しないと、中退すら認められないというわけだ。
休学も、中退も認められないという大学当局の官僚的な言いかたに、カッとなったぼくは即座に「抹籍届」を書いて大学をあとにした。国立大学ならともかく、自由と独立をうたう私学の雄が、なんたることだと腹を立てたのだ。
それから何十年ものあいだ、ぼくはいつもそのことをエッセイや対談のなかで言い続けてきた。
「中退なんかじゃない、オレは抹籍だぞ」
と、本人はジョークのつもりで見得(みえ)を切り続けてきたのである。
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しばらくしてその大学の事務局から手紙が届いた。未納分の金額と振り込み先の銀行が書かれている。こんな金額だったのかと、呆れるほどの額である。そのまましばらく放っておいたのだが、何か借金が残っているようで、気持ちが悪い、借りてる分だけでも払ってしまおうと、何万円かを送金した。すると、ぼくの復学と正式に中退を認める旨の連絡がきた。
ぼくはべつに中退という名誉ある資格がほしかったわけではない。物書きにとっては、抹籍のほうがよほど格好いいではないか。ヤクザの向こう傷みたいなものである。
しかし、結局そこでまた相手とやりとりするのも面倒で、ぼくは大学を中退した男になった。じつに中途半端な感じである。
そんなわけで、ぼくが中退したのは何十年もたってからのことである。したがって、自分で経歴を書くときには、
「抹籍、のち中退」
とわざわざ書くようにしているのだ。
      ・
市場経済というシステムにも、「魂」があることをぼくはくり返し書いてきた。「見えざる神の御手」への信頼なしに市場や自由経済は成立しないのだから。
英語という言語の背後には、「はじめに言葉ありき、言葉は神であった」という魂がひそんでいるのは当然だ。
それはインターネットにしてもそうである。
この世を天使と悪魔に二分する思想なくしてコンピューターは成立しない。パソコンの根元には、キリスト教一神教の世界観が確固として存在しているのではあるまいか。と、ここまで考えてきて、「考えすぎては一歩も歩けないぞ」という声が、どこからか聞こえてくるのを感じて苦笑した。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、図書館のなかで本巡りをしていたら、五木寛之著『百の旅 千の旅』という本があった。
「百の旅 千の旅」か。旅という言葉にはいろんな思いが込められている。旅という言葉は人生を重ねて表現することが多い。
本をぱらぱらめくってたら「英語とPCの時代に」というのがあった。
「英語を自由に使いこなせたらどんなにいいだろうと本心から思う」
そういえば去年、NHK BSで「アジアクロスロード 香港PHX」を観たとき、なんと英紙タイムズ系の高等教育情報誌のアジアの大学ランキングに香港にある大学が4位まで3つも入っていて、3位がシンガポールの大学。東京大学は第5位だった。これらの香港の大学はほとんど大陸からの学生で占められているとはいえ、不思議な感じがした。
今年の世界大学ランキングをみると、東京大学がアジアでトップで、世界で30位にランクされている。
トップ30に入っているのは、ほとんどアメリカの大学だ。まあ、各国のノーベル賞の受賞者数と比較するとこんなものなのかな。
http://www.asianscientist.com/academia/times-higher-education-world-university-rankings-2011-2012-thomson-reuters/
それにしても、英語ができないと、世界では人間として評価されなくなってしまっている。(じじぃには関係ないが)
「途中で余計な書きこみがわんさと出てきて、邪魔でしかたがないのである。いろいろ条件を示して検索してもらったが、出てきた情報に、それが正確であるという保証がとれないのだ」
辞書でもそうだが、最初に検索してみるとき、何をキーに検索するかというと、まず、スケベーな単語だ。
大体、男ってのはみんなそうらしい。画像でも最初はスケベーなのばっかり探していた。(それが宝物だったりする)
そういえば、昔仕事で、perlを使って正規表現(あいまい)検索したなあ。
パソコンで「こんぶをたべるいぎりすじん」をキーに検索してみたら、Googleでは「こんぶ」、「いぎりすじん」をちゃんと分解して検索してくれた。「こんぶ」なんかは「コンブ」、「昆布」でもひっかかっていた。偉いなあ。
「はじめに言葉ありき、言葉は神であった」
ブログのランキングを見ると、上位にランクされるのはみんな動画(YouTube)を取り込んだものばっかりだ。
じじぃのブログは「言葉」だけのブログだ。こんなボログ、誰か見てくれる人いるのかな。とほほほ。(^^;;
まっ。いいか。