じじぃの「人の死にざま_777_桂・太郎」

萩五感巡り〜桂太郎旧宅〜 動画 YouTube
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桂太郎
http://www.geocities.jp/bane2161/katuratarou.htm
桂太郎 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
桂太郎は、日本の武士、陸軍軍人、政治家。階級は陸軍大将。位階は従一位。勲等は大勲位。功級は功三級。爵位は公爵。諱は清澄(きよずみ)元老井上馨とは義理の親子の関係。
台湾総督、陸軍大臣内閣総理大臣(第11・13・15代)、内務大臣、文部大臣、大蔵大臣、貴族院議員、元老、内大臣外務大臣などを歴任した。
総理大臣在任中、日英同盟締結、日露戦争勝利といった大きな事績を残した。韓国併合も第2次桂内閣時に行われた。
【概要】
長州藩士、陸軍軍人を経て、第11・13・15代内閣総理大臣。元老(第二世代)。陸軍大将従一位大勲位功三級公爵。台湾協会学校(現拓殖大学創立者初代校長。毛利家の庶流で重臣であった桂家の出身で、大江広元桂元澄などの子孫に当たる。長州閥山縣有朋の直系。
明治維新後、横浜語学学校で学びドイツへ留学。帰国後は山縣有朋の下で軍制を学んで陸軍次官、第3師団長、台湾総督を歴任した後、第3次伊藤内閣・第1次大隈内閣・第2次山縣内閣・第4次伊藤内閣で陸軍大臣をつとめた。1901年(明治34年)、首相に就任。日露戦争で日本を勝利に導いた。以後、西園寺公望と交代で首相を務め、「桂園時代」と呼ばれた。在職日数2886日は歴代1位。なお連続して在職してはいないため、連続在職の記録は佐藤榮作に譲る形となっている。
第3次桂内閣の時に第一次護憲運動が起こり、これに対して桂は「桂新党」構想実現のための新政党(後の立憲同志会)を立ち上げて対抗しようとしたが、達成できないままわずか62日で退陣を余儀なくされた。その8ヵ月後に胃ガンで死去した。日露戦争を勝利に導いた総理大臣であるにも関わらず、国葬をもって送られることはなかった。しかし増上寺で行われた葬儀の会葬者は数千人にのぼり、8ヵ月前に桂を倒したはずの民衆までも大挙して押し寄せた。
【桂園時代】
桂は西園寺公望と交互に組閣(桂園時代)し、1908年(明治41年)7月〜1911年(明治44年)8月に第2次内閣、1912年(大正元年)12月〜1913年(大正2年)2月に第3次内閣を組閣する。この桂園時代は立憲政友会原敬との攻防と「情意投合」、盟友である西園寺との信頼関係のもと、凋落する元老世代からの自立を図った時代でもある。第2次内閣の時代には、韓国併合大逆事件による社会主義者への弾圧、関税自主権の回復による条約改正の達成などの業績を残した。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
桂太郎(かつらたろう) (1848-1913) 66歳で死亡 (一部抜粋しています)
日露戦争終結して東京に焼打ち騒動のあったとき、首相桂太郎の愛妾お鯉のもとへ、「お前のような妖婦を妾にしているから、桂はロシアに屈したのだ」という意味の弾劾上が殺到した。お鯉がそれを首相官邸に持っていって見せると、桂は笑いながらあごで卓上をさした。そこには彼女宛のものに数十倍する手紙が、封も切らずに山積みされてあったという。
この逸話や、ニコポンという流行語――ニコニコして相手の方をポンとたたいて懐柔する――を作ったように、桂は陸軍大将ながら、軍人としてより政治家としての資質にたけていた。
彼もそのことを承知していて、大正2年みずから新政党を組織すべく乗り出したが、その年4月上旬から腹痛その他異常をおぼえて病床についた。彼は胃ガンに冒されていることを知らなかった。
6月16日に鏑男与一が腸ガンで死んだが、彼自身が最後の対面もかなわぬ状態にあった。もともと18貫あった体重は3ヵ月の間に14貫になるという衰弱ぶりであった。そして10月10日の深夜に死んだ。
桂は死ぬ半年前まで、いわゆる「大正政変」の倒閣運動と世論の非難の嵐にさらされていたが、似ぬと同時に新聞はすべて手のひらを返したように「薨去(こうきょ)」という文字を使って悼(いた)み、彼を国葬にしないことをなじる論も出、愛妾お鯉が黒髪を切ったというので美談のヒロインに仕立てあげた。
しかし、それもいっときであった。桂は日露戦争を勝利のうちに乗り切った宰相というのに、英雄の印象をまったく残さないで国民の記憶から消え去った。

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