じじぃの「人の生きざま_521_ジェームズ・ハンセン(環境科学者)」

Global Warming - A video by NASA 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ab6jV4VBWZE

ジェームズ・ハンセン(James E. Hansen) コトバンク"より
国籍 米国
専門 宇宙科学者;環境科学者
肩書 米国航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙研究所ディレクター
生年月日 1941/3/29
出生地 米国 アイオワ州デニソン
学歴 アイオワ大学
学位 Ph.D.
経歴 1981年よりNASAゴーダード宇宙研究所ディレクターを務め、気候変動分析チームのリーダーとして、地球の温暖化傾向を指摘。1965〜66年惑星大気に関する研究のため、京大、東大に留学。著書に「Storms of my Grandchildren」(2009年)など。
受賞 ジョン・ハインズ環境賞〔2001年〕;ダン・デービッド賞〔2007年〕;ブループラネット賞(第19回)〔2010年〕

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『新・大予言 世にも不思議な物語』 ミステリーゾーン特報班/編 KAWADE夢文庫 2000年発行
数世紀のうちに、地球は大氷河期に突入する?! より
さて、ここでクイズです。
地球が温暖化してくると、どうなるでしょうか?
A:地球全体が赤道直下のように暑くなる
B:逆に地球は寒きなり、氷河期がやってくる
答えは、Bである。
信じられない話だが、ジェームズ・E・ハンセンが唱えた地球の温暖化が進むと、氷河期がやってくるのだ。もっとも専門家にも、ばぜ氷河期が訪れるのかは謎だというから、あくまで諸説のひとつではあるが。
温暖化が進むと、なぜ氷河期がやってくるのか。
まず、雪がどこに降るかを思い出してみよう。
いま、氷河におおわれている地域には、雪はあまり降らない。気温が低いと、雪を降らせるだけの湿度を保てないのだ。
では、雪はどういうところに降るかというと、一定の湿度を保った、高緯度地域ということになる。そして、かりに温暖化によってその湿度が上がり、そのために大量の雪が降るようになったら……。
これが氷河期の到来が近いとする、コロラド大学のジョン・ミラーが描く図式である。彼は、その氷河期の到来まで数世紀もないと予言している。
もともとは、ジョン・ハマカーという在野の科学者の説にもとづくものだが、そのハマカーはこういっている。
「氷河期が近づきつつある危険な兆候がすでにあわられている」