じじぃの「仮面の中の世界・私たちの中のペルソナ!犯罪心理学」

『ペルソナ』オープニングムービー 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GV9J1jA4Kdg
浅田真央 イタリア版字幕世界フィギュア2010 SP:仮面舞踏会 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9cZcgxWlrAs&feature=related
THE世界遺産 「ドロットニングホルムの王領地 2012年1月22日 TBS
【ナレーター】深津絵里
スウェーデン王家の歴史上、最も国民に人気の高い王、グスタフ3世。
現存する世界最古の宮廷劇場は、グスタフにとって最高の遊び場でした。“演劇王”とまで呼ばれた彼の人生の最期には、悲劇が待ち受けていました。
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20120122/
『面白いほどよくわかる! 犯罪心理学 内山絢子/監修 西東社 2015年発行
真面目なはずの人が犯罪に手を染める (一部抜粋しています)
犯罪が発生し、その犯人が捕まったとき、テレビのニュースなどでその犯人を知る人の口から「あんな真面目な人がなぜ?」とか、「あいさつをするよい子だったのに」などといった言葉が聞かれることがしばしばあります。
また、市民を守る立場のはずの警察官が飲酒運転をしたり、教育者である先生などが出会い系サイトで知り合った女子高生にわいせつ行為を働いたりすることがあります。このように、「いつもは」よい子が、「普段は」立派な人がといった枕詞(まくらことば)がつくように、意外な人が犯罪を行うように受け取られ、なぜだという疑問が世間に沸き起こるのです。
しかし、逆に考えれば、なぜ「真面目な人」「よい子」は犯罪とは無関係に見えるのでしょうか。それは、社会や私たちが犯罪を行った「真面目な人」や「よい子」に無関心であったためかもしれません。
誰もが内面にさまざまな葛藤を抱えており、それを周囲や表面に出すことができなかった人たちと考えられます。スイスの精神科医ユングは、人は誰でも社会で生きるための表向きの人格と、それとは逆の内的心象を持っているとしました。ユングは前者の自己の外的側面をペルソナと名づけました。つまり、中学教師は中学教師の仮面をつけ、警官は警官の仮面をつけ、「よい子」は誰にでも愛される仮面をつけていたのです。
しかし、そうした仮面を被り続けることは、ストレスを内面に溜め込むことになります。仮面を被った姿と、素顔の自分(人には言えない欲望)とのギャップが大きくなればなるほど、そのストレスは高まっていきます。そして、本当の欲望が拡大していき、ついにはストレスが爆発して、犯罪に走ってしまうことになるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『面白いほどよくわかる! 犯罪心理学』という本に、「真面目なはずの人が犯罪に手を染める」があった。
「誰もが内面にさまざまな葛藤を抱えており、それを周囲や表面に出すことができなかった人たちと考えられます。スイスの精神科医ユングは、人は誰でも社会で生きるための表向きの人格と、それとは逆の内的心象を持っているとしました。ユングは前者の自己の外的側面をペルソナと名づけました」
ペルソナとは、もともと古典劇において役者が用いた仮面のことだ。
2012年1月、TBSテレビ 『THE世界遺産』で「ドロットニングホルムの王領地」を観た。
「最大の悲劇が王を襲います。貴族よりも市民や農民を重視し、彼らの支持を得ようとしたことで、恨みを持つ貴族に狙われ、仮面舞踏会の最中に暗殺されたのです。グスタフ3世、46歳。その悲劇はヴェルディ作曲のオペラ『仮面舞踏会』としても描かれ、今も語り継がれています」
グスタフ3世はロシア帝国デンマークと戦って勝利し、スウェーデン王国の中興の時代を築いた。
番組で流れていた音楽は、2008年フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルで、浅田真央が優勝を果たした時に使った曲だった。
北欧のヴェルサイユ宮殿と呼ばれたドロットニングホルム宮殿の仮面舞踏会で暗殺された国王グスタフ3世だが、ノーベル賞の選考委員だけに渡される特別なコインにはグスタフ3世の名前が刻まれている。