じじぃの「地球はこのままだと壊れてしまう?千石センセイ最後のメッセージ」

エリマキトカゲ

  

どうぶつ奇想天外!でお馴染みの千石先生が亡くなる / ネットの声「千石先生のおかげで動物好きになれた」 2012年2月7日 ロケットニュース24
エリマキトカゲブームの火付け役ともなった千石先生だが、非常に残念なことに2012年2月7日に癌で亡くなられたことが判明した。
http://rocketnews24.com/2012/02/07/180405/
進化論批判と新創造論 ダーウィニズムを越えて
ダーウィン(Charles Robert Darwin, 1809−1882)の霊界メッセージ
特に衝撃的な事実は「神は人類の父母」という事実を明らかにした方が今、地上に生存しておられる文鮮明先生であられるということである。文鮮明先生は神様の体を用いて、人類平和運動を全世界的に主導される中で、有形無形世界の実在、さらに神様の実在などを教示されているという事実に接するとき、ダーウィンは自分自身の姿が限りなく恥ずかしく、永遠に消えてしまいたかった。
http://www.utitokyo.sakura.ne.jp/uti-index-gaiyou01-siryou01-sinkaron-hihan001-new-2015.pdf
100分 de 名著 名著46 種の起源 第4回 進化論の「今」と「未来」 (追加) 2015年8月26日 NHK Eテレ
【司会】伊集院光武内陶子 【ゲスト講師】長谷川眞理子総合研究大学院大学教授)

種の起源」の中でダーウィンは、一つの巨大な生命観を提示する。全ての生物は「生命の樹」といわれる一つの巨大な連鎖でつながっており、人間もその一部にすぎないと説く。人間には他の生物を意のままに操る権利などはなく、互いに尊重し共存していかなければならないというのがダーウィンのメッセージだった。そして「種の起源」以降、ダーウィンは、その研究の対象を人間へと広げていく。それは現代の人間観にも大きな影響を与えている。一方で、「進化論」は「人種差別」「強者の論理」などを肯定するイデオロギーだという誤解も絶えない。果たして「進化論」が生み出した人間観とは何だったのか?第4回は、「進化論」にまつわる数々の誤解を解くとともに、現代の人間観にとって「進化論」がどのような意味をもっているかを解き明かしていく。
類人猿(ゴリラ、チンパンジー)のマキャベリ知性仮説(集団社会生活を営む中で、同種他個体に対する戦略的欺きによって脳の進化が促されたとする)について紹介している。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/46_kigen/index.html
『つながりあういのち 生き物博士 千石センセイ最後のメッセージ』 千石正一/著 ディスカヴァー 2012年発行
「役に立つ」ってなんだってんだ? (一部抜粋しています)
生物には、個体以上を研究する「マクロバイオロジー」と、細胞以下を研究する「ミクロバイオロジー」の2種類があって、俺はマクロには興味があるけれど、ミクロにはまったく興味がわかなかったんだな。ミトコンドリアがどうとか、今流行の「分子生物学」がどうとか、「どうでもいいじゃねえか」とぜんぜん勉強しなかった。だからテストの点数も散々だったよ。
そう考えると、俺は「動物学者」とか「生態学者」なのだな。「生き物」の学者ではあるけど、「生物学者」ではない。ただ、最近の分子生物学はものすごい進歩を遂げているわけで、そうなると、少しはミクロの勉強もしなければいけないな、とは思う。それはそれで面白い物だろうとは思っている。俺の体がガンに侵されていなかったなら、俺はもっと勉強をしただろうよ。そう考えとかなり悔しいね。
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人間は、ひとり一人違う、それがまた面白いし、そういう違いを探っていくことこそ、面白いんだ。
それは、生物の研究にだって、同じことがいえる。
たとえば、爬虫類の進化を調べるときに、ヘビのウロコの数を一枚一枚数えて調べたりする。「こっちのヘビのウロコは130枚だったけど、こちらは132枚だった」といったようにね。気の遠くなるような作業だけれども、そこから何かの共通点や傾向を見つけるのが面白い。とにかく、調べて形態分類する。
その結果が、DNAを解析して得られた結果と異なっていたりすると、「結果が異なるのはなぜだろう?」という新たな研究材料が生まれてくる。そうやって、少しずつ調べながら、「なぜだろう?」という考え方を進めていくわけですよ。
一歩一歩近づいていって。「こういうこともありうるな」「こういう考え方はできないだろうか」というところまでたどり着く。これだけでも重要な進歩だ。
「そんなことを研究して、なんの役に立つのですか?」といわれたなら、生物の研究なんて、「役に立つといえば役に立つけれど、役に立たないといえば、まったく役に立たない」としか答えられない。ここで「役に立つ」というのは、要するに「金儲けになるかならないか」なんだからな。
てなことをいったらさ、ほとんどの学問なんて金儲けにゃならんよ。だったら、全部やめちゃえばいいんだ。学者なんて、だいたい好きでやっているのだから。物好きが高じて、研究者になっているやつばかりだからね。利益を求めるくらいなら、すべてやめてしまえ!と俺はいいたい。
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地球はこのままだと壊れて、人間は滅びる。
これは、およそ役に立たない研究からわかってきた話なんだ。
だから、地球を守りたい、子どもたちのために残してやりたいと思うのであれば、なおさら、一見「お金にならない」と思われるような研究にもお金を使う必要がある。
種の起源』で進化論を説いたダーウィンは偉いとされているよね。では、彼は金になるようなことを何かやったのか?というと、これがまったくやってないのだ。
乱暴な言い方をすれば、「進化」だ「種の起源」だといったって、社会経済への影響や産業の生産性は何ひとっつ変わっていないんだな。それでも「ダーウィンは偉い」といわれるのは、ダーウィンの発見が、「人類の物の考え方」に、強烈なインパクトを与えたからだ。「神」の問題ひとつをとっても、「神が人類を創造されたのだ」とはいえなくなってしまった。じゃあ、神って本当にいるのか? 人類はいったいどこからやって来たのか? 人類とはなんだ?
人類は、「種の起源」の前と後とでは、もはや同じように物事を考えることができなくなってしまったんだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館の中で新刊書コーナーを覗いてみたら、千石正一著『つながりあういのち 生き物博士 千石センセイ最後のメッセージ』という本があった。
「地球はこのままだと壊れて、人間は滅びる」
エリマキトカゲ」仕掛け人、千石先生が2012年に亡くなっていた。
ご冥福をお祈りします。