じじぃの「毛沢東を超えた・皇帝の資質・偉大なる中国の夢!習近平の言い分」

習近平の「中国夢」の二つの危険性 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=a-2obhuInJE
中国新型海警船第一艘下水 動画 YouTube
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中国皇帝 習近平

中国から見た太平洋

「一帯一路」 構想

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習近平の中国版アメリカンドリーム「中国の夢」は実現するか? 2013/6/11 
中国ビジネスヘッドライン
習近平氏が就任以来、「民族の偉大なる復活の中国夢の実現」を盛んに唱えるようになった。多くの中国人は「中国は中華思想があって、中国が世界の中心である」と考えている。習政権が掲げている「海洋強国建設戦略」もその一環だ。
国家主席としての初めての演説では、24分の間に9回もこの「中国の夢」を使った。国民が“中国の夢”を共有することで、国家も個人の生活も良くしようと言っている。国家を富強、つまり国家を経済的にも豊かにして、そして海外に対しても強い中国を示す目標を明確に出した。そう言う部分はアベノミックスで言うところの「富国強兵」の考え方と近似している。
http://www.chinabusiness-headline.com/2013/06/36926/

プライムニュース 「習近平新体制スタート 中国の思惑と世界戦略 軍事力増強で日米は?」 (追加) 2017年10月25日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】松川るい自由民主党参議院議員)、天児慧早稲田大学大学院教授)、朱建榮(東洋学園大学教授)
18日から始まった中国共産党大会は、冒頭に習近平総書記が「活動報告」で「社会主義現代化強国」を築くという新たな目標を掲げ、規約改正などの重要事項を決定、24日に閉会した。そして、党大会で決まった新たな中央委員による党中央委員会総会が始まり、党執行部である新たな政治局常務委員が決まる予定だ。
定員7名の常務委員のうち、いわゆる「習派」は何人入るのか?注目の“ポスト習氏”の面々は?党大会の結果と常務委員の顔ぶれから、習総書記の権力基盤の現状と国家運営の今後を読み解くとともに、対日政策の行方や日本がとるべき対応などについて議論する。
習近平新体制スタート 『社会主義現代化強国』
党の歴史的使命について、習近平の発言。
1921年に党が誕生し中国人民の闘争に大黒柱が生まれた。偉大な中華民族アヘン戦争後に暗黒状態に陥り苦難をなめ尽くした。今や中華民族の偉大な復興に近づき、これまで以上の自信と能力を持っている。全党は党の指導と社会主義制度を堅持し、否定する一切の言動に断固反対しなければならない。
松川るい、「習近平訒小平毛沢東の間をいこうとしている。経済や科学技術などで必要な発展は確保しないといけないと思っているが、習近平は徹頭徹尾社会主義者マルクス主義者なので、やりかたが正しいと思っている。今度の発言で、党の指導が必要だ、と何百回も出てくる。ここに書かれている一切の言動に断固反対しなければならないというのは共産党の支配、監督がすみずみまで行き渡らないと中国が発展できないし、秩序が保たれないし、駄目になってしまうと思っているからだ。政党からすると懸念は中国の敵は人民。党の指導に関わる部分に関しては一切容赦をしないと、密告しあいましょうと、これは毛沢東時代と同じ。中国はアメリカまで行く軍隊にしようとしている。太平洋に出るための出口は限られている。沖縄とか尖閣諸島が安全保障上、中国の要求が減ることはないだろう」
提言 「日本は習近平政権の強国化戦略とどう向き合うべきか」
天児慧 「聖徳太子精神を毅然、学ぶ、和」
 聖徳太子精神というのは毅然とするという意味。中国はこれからどんどんイノベーションで発展していく。聖徳太子は隋に遣隋使を派遣して学んだ。最後は和をもって尊しとなす。そういう気持ちをもう1回思い出そうということです。
朱建榮 「日中長期戦略の対話」
 習近平政権は今回2050年までの戦略を打ち出した。日本もこれから20〜30年後の姿を考えて対話する。尖閣を取られるという心配をするなら日本が率直に議論し、互いに30年も触れないようにする凍結の行動をしてもいいのではないか。
松川るい 「硬軟+仲間」
 毅然として守るべきものは守る。それといろんなことを柔軟に中国と向き合っていく。日本は自分と戦略的に価値を共有する仲間、アメリカ、オーストラリア、インドと連携しながら、中国と向き合っていく。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d171025_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d171025_1
プライムニュース 「中国“百年戦略”全貌 米国防総省顧問が暴く 中華帝国復活への野望」 2015年10月27日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】マイケル・ピルズベリー(アメリカ国防総省顧問)、古森義久産経新聞ワシントン支局駐在客員特派員)
アメリカの対中戦略は根本的に間違っている」。
こんなメッセージの本が今年2月にアメリカで出版され、関係者から注目を集めている。著者は、アメリカの国防総省顧問を務めるマイケル・ピルズベリー氏。ピルズベリー氏は、ニクソン政権から約30年にわたり、中国の専門家として政府機関で勤務した親中派として知られているが、中国が進める“100年戦略”に気付き、立場を180度転換させた。中国が本当に目指していることとは一体何なのか。
中国指導部には1949年の建国以来、100周年にあたる2049年を目標に経済、政治、軍事の各分野で米国を凌駕し世界覇権を確立する野望があるという。
そのためには野心を隠して米国を油断させ、その油断に乗じて多くの支援と援助を引き出し実力を養わなければならない。
●中国“世界制覇100年戦略”キッシンジャーの対中観
4年前に来日したキッシンジャー国務長官は「中国は支配国としての考え方、覇権を求める考え方は捨てていない」と語った。
中国に対する見方は同じか。
ピルズベリー、「すべてキッシンジャー博士に同意。伝統的な立場、支配に戻りたいと表現しているが、中国人側に悪い気持ちにさせないギリギリの言い方。中国が覇権を狙うという「Ba」を使うことになると問題になる。中国側に言われれば米国側が『覇』で容赦無い征服者の意味。ギリシャ語のヘゲモンは指導者の意味。習近平国家主席は4つの字で示している」
●中国“世界制覇100年戦略”「中華帝国復活」の野望
中国が100年マラソンを目指す背景に、「勢」(Shi)があると指摘しているがどのようなものか。
中国が米国を「覇」(Ba)の国と見ていたのか。
ピルズベリー、「英語に翻訳不可能。勢い、力、自分自身を歴史の力になぞらえていくということ。そしてチャンスが到来した時にその先に行かないということ。スターウォーズの中でもフォースがあなたとともに有りますようにと言っているがこのフォースに似ている。対立は避ける。ジェブ・ブッシュは演説で4%成長を約束しているが、中国の成長が鈍化し米国が成長を早め、アベノミクスが上手く行けば中国は勝てない。2049年で終わるのではなく期日を用意した。米国の中国専門家はマラソンがあること自体信じていない。株式市場が下がったのは中国の崩壊だと見出しに踊っているが回復している。中国は米国を『覇』だと思っている。米国はずるいと思っている。対等する力を米国が抑えてくると習近平国家主席は思っている。中国は米国が大好きだと言い続けて偉大な国同士の付き合いだと言っているが、日本とインドは入っていない。ソ連を崩す最高の友人は中国だと信じている人がいる。中国は民主主義になると信じてきたが中国は約束しなかった」
●中国“世界制覇100年戦略”日米はどう向き合うべきか
今後、米国や日本は脅威を増す中国に対してどのように対応していけばいいのか。
ピルズベリー、「協力することを推進したい。しかし条件をつけるべきだと思う。努力を改革派を助けるためにすべき。北京大学の賀衛方という法律の教授は共産党憲法にかなった法廷を作るべきだと思っていた。110万人が読むブログを書いていたが政府から圧力がかかり糾弾された。ブルッキングス研究所が記事の多くを出版し、英雄だとしたが政府は何もしなかった。中国の憲法は党より上のはずで共産党憲法を受け入れるべきだと言った教授は海外では何の支援も得ていない。自由主義になれば中国はもっと早く成長ができると言っている経済学者が国営企業をやめようと言いワシントンでは称賛を得た。中国人とはこういうものだと言ってはならない。日本はWTOに訴えるべきだった。中国は遅れているからと甘やかすべきではなかった」
アメリカ海軍の南シナ海の航行に対して、中国はどう出るか
ピルズベリー、「中国側はこれは自分たちの領土、領海であると主張している。アメリカ側から何も要求しているわけではない。領土の中に入ると危険の度合いがさらに上がる。中国がわかってくれるだろうと、アメリカは中国を標的にしていない」
古森、「アメリカは必ず行く。それに対して中国の抗議はだんだん弱くなっていく。そんな形でゆっくりと収まる気がする。偶発的アクシデントのような形でぶつかることは排除できないが、可能性としては低い」
提言 「日米は中国とどう向き合うべきか」
ピルズベリー 「COOPERATION WITH CAUTION + CONDITIONS」
 協力を提言したい。3つのC。慎重さが必要。中国でタカ派が拡大している。南シナ海の領土問題でも穏健派、タカ派ディベートを見ていかなければならない。日本、米国、ヨーロッパ、インドなど海外の国々が中国国内の討論に影響力を与えることができる。しかしこの討論には注意が必要だ。秘密裏の協力関係について明らかにしたのは読者が新たな証拠から中国の本、書籍などから学んで欲しい。
古森 「冷徹に、柔軟に」
 日本のあるべき基本的な態度。日本は米国と違い中国を見る目が歪んでいる。中国の軍事状況を直視する。人権状況を直視する。この2つを国政の場で論じるくらいの意識の変化を提言したい。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151027_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d151027_1
プライムニュース 「軍事パレード徹底解剖 中国最新兵器の標的は 中露韓接近と外交戦略」 2015年9月3日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】宇垣大成(軍事評論家 前半)、小野寺五典自由民主党政務調査会長代理 元防衛相 衆議院議員)、小原凡司(東京財団研究員・政策プロデューサー)、加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
中国が“抗日戦勝記念日”とする3日、大規模な軍事パレードと式典が実施される。これまでは10年に1度、10月1日の国慶節=建国記念日に行なわれるのが通例とされてきた軍事パレードを、あえてこの日に行なう狙いとは何か?
また、約8割が「新型」と伝えられる参加兵器の性質と性能から、どのような戦略とメッセージが読み取れるのか?31か国の首脳クラスが参加した顔ぶれからは、中国を軸としたどのような相関図と真意が見えて来るのか?
軍事パレードで公開された新型兵器は米国を意識したものが多かった。中国は米国との「新型大国関係」を提唱しており対等の軍事力を示したかったようだ。
さまざまな射程距離のミサイルも米国を意識している。東風(DF)16型は第1列島線の沖縄などにある米軍基地や自衛隊基地が標的で、21D型は米国の空母打撃群を攻撃する弾道ミサイルだ。31A型と5B型は米国に直接届く大陸間弾道弾ミサイルであり、核による抑止能力を見せつけた。
小原凡司、「中国は今でも米国が中国を攻撃することを真剣に心配している。湾岸戦争を見て中国海軍が非常な衝撃を受けて、中国海軍が世界に展開しなければいけない、空母を持たなければならないと盛んに言い始めた」
小野寺五典、「中国は今の世界地図は本来の中国領土になっていないと思っている。南シナ海で中国に非難が集まると、中国は2000年前はベトナムもフィリピンも中国の領土と主張する」
加茂具樹、「習近平の演説で中国が目指す新型国際関係、運命共同体、国際社会の平和と発展を築くという発想と軍事パレードをセットで考えると、中国の指導者の国際感は力が重要なキーというイメージを持っていると読み取ることができる。国際社会の中で名誉、影響力という点で軍事パレードの評価をする声もある」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150903_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150903_1
プライムニュース 「アジア・アフリカ会議 安倍演説の発信と反応 日中首脳の“会談”は」 2015年4月22日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】小野寺五典自由民主党政務調査会長代理 元防衛相 衆議院議員)、天児慧早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
安倍首相は22日、アジア・アフリカ会議バンドン会議)で演説を行う。
「戦後70年」への想いを、どういった形で盛り込むのか。短時間の演説ではあるが、夏の“安倍談話”に向けての試金石として各国が注視している。
また、同じく会議に出席する中国の習近平国家主席との接触がどういう形・内容のものになるのかも予断を許さない。
小野寺、「中国はアジアやアフリカの独裁者が喜ぶものにどんとお金を出してきた。日本はその国の国民が豊かになるものに援助してきた」
天児、「中国がAIIBを設立したことで国際的金融機関で主導権を握りたいということはあるが、彼らは透明性という問題を非常に気にしている。それをつくるためには将来的に日本、アメリカを取り込みたいのだ」
提言 「国際社会に向けた日本の発信力を高める為に」
天児 「戦略的政経分離政策に踏み込め」
 台湾もオーストラリアも中国とは政経分離でやっている。日本も政治にこだわらず経済で結びつきを強めるべきだ。
小野寺 「平和国家70年」
 日本は戦後70年間、平和国家で貢献してきた。このことを戦略的に発信することだ。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150422_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150422_1
『マスコミより確かな 習近平の言い分』 孔健/著 三五館 2015年発行
毛沢東を超えた? 習近平指導力 (一部抜粋しています)
1949年10月1日、毛沢東天安門から「ここに中華人民共和国の建国を宣言する」と世界に向かって高らかに謳いあげてから半世紀以上の時間が経っている。この間多くの指導者が現れては通り過ぎていった。中国国民はそれら歴代の指導者をどう評価し、対日姿勢はどうだったのか。そのことを知ることは日本人にとっても中国を考える参考になることだろう。中国人民が評する指導者の貌(かお)とは――。
毛沢東の中国人の評価は「功績第1、誤り第2」というものだ。人民を搾取する蒋介石を中国本土から叩き出し中華人民共和国を建国した功績は揺らぐものではないが、大躍進政策の失敗、特に晩年のプロレタリア文化大革命の失敗はいまでも中国人の心に重くのしかかっている。失敗はあったが、功績の大きさは失敗を上回っているという評価だ。
      ・
180センチ、100キロの堂々たる体躯で世界の要人と渡り合う習近平の傍らには、美しくしっかり者の妻が控える。
夫人は、2014年5月北京で開かれたアジア信頼醸成措置会議の関連会議で、日本からオブザーバーとして参加した日本大使館の堀之内秀久公使夫妻に日本語で「こんにちは」とあいさつをし、堀之内公使夫人が「とてもお美しいですね」と声をかけたところ、「ありがとう」と応じたと、報じられている。
中国は変わった――世界は、習近平とその妻にこれまでの最高指導者とは違った印象をもった。そして、中国そのものの変化を感じている。
習近平が”山からの指導者”胡錦濤の次の総書記候補としてクローズ・アップされたころ、わたしは、彼を”海からの指導者”と評し期待をした。”海からの指導者”と呼んだのはそれまでのキャリアが福建、浙江、上海において、それぞれのトップとしての経験を積んでいたからだ。それら3つの省はすべて海に面し、日本企業だけでなく沿岸部に存在する外国企業との接触を通してグローバルなセンスを身につけていることへの期待だった。
しかし政権発足後、わたしが習近平に見いだしたものは、皇帝、あるいは大統領としての風格をもった、落ち着いて堂々とした姿だった。そこでわたしは「五行説」をひも解いてみた。古代から中国では王朝の交代を「易姓革命」によって説明することに倣った。中国では皇帝の名前に「水」が関係していることが良いこととされてきた。毛沢東江沢民には「さんずい」があり、「水」と関係する。訒小平の「平」は「ピン」、水を溜める「瓶(ビン)と同じ発音をするため水にちなんでいる。すると習近平にも同じ「平」の文字が使われれているではないか。
なぜ、皇帝の名前に「水」の要素が必要なのか。自然哲学の思想である「五行説」は、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなり、中国の国土は「土」であり「土」が必要とするものは「水」という理屈になり、中国(土)を治める皇帝には「水」が必要だ、ということになる。
むかしから中国人の潜在意識には内なる皇帝文化が存在し、民の上に重しのように皇帝が存在することで国は治まるのだ。中国には”皇帝”が必要なのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
孔健著『マスコミより確かな 習近平の言い分』を読んでいたら、「中国には”皇帝”が必要なのだ」と書かれていた。
中国国家主席習近平は「皇帝」の風格を持っているのだそうだ。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)に、これまで参加を申請した国と地域の数は合わせて54になった。
中国主導のAIIBは、習近平の思う通りに運んでいるようだ。
地球を中国中心の「地政学」からみると、東西南北のうち、東の道(太平洋)だけ、ふさがれているのがよく分かる。
「中国夢」を実現するためには、日本が領有する尖閣諸島は「核心的利益」なのである。
習近平次の一手が恐い。