じじぃの「中国人民代表会議終了・中国のシナリオを読む・アジアインフラ投資銀行(AIIB)!プライムニュース」

アジアインフラ投資銀行 (AIIB)

ワイドスクランブル (追加) 2015年12月15日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【コメンテーター】遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
●初の高速鉄道建設・インド・日本の新幹線を採用・中国の反応は
インド初となる高速鉄道建設に日本の新幹線方式の採用が決まった。
なぜ、インドは中国を選択しなかったのか。
安倍晋三総理、「今日ここから、日本とインドの新時代が始まります」
新幹線方式採用以外にも、米国とインドの海上演習に自衛隊が恒常的に参加するなど複数の項目で合意した。
遠藤誉、「インドが日本の新幹線システムを選択した事で、中国・習近平国家主席の一帯一路構想は分断される可能性がある」
中国ネットユーザー、「やっぱり日本の新幹線は世界一。日本はレベルが違う」
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
インドネシア高速鉄道が中国案を採用、日本の新幹線は却下…海外の反応 2015/9/30
日本と中国が受注を競っていたインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画に関して、インドネシア政府は2015年9月29日、中国案を採用する旨を日本政府に伝えました。
http://wonderlaboratory.com/indonesia-railway-china/
インドネシア高速鉄道が中国案を採用、日本の新幹線は却下…海外の反応 2015/9/30
日本と中国が受注を競っていたインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画に関して、インドネシア政府は2015年9月29日、中国案を採用する旨を日本政府に伝えました。
http://wonderlaboratory.com/indonesia-railway-china/
未来世紀ジパング 「池上彰SP!知られざる注目国・第3弾 奇跡の復活 エチオピア」  2015年8月17日 テレビ東京
【司会】シェリー、秋元玲奈 【沸騰ナビゲーター】池上彰(ジャーナリスト) 【ゲスト】坂下千里子、パックン、鈴木ちなみ
急成長するエチオピアで、東アフリカ初となる高速道路や高速鉄道など大規模インフラ建設の攻勢をかけるのが中国。日本VS中国は新たな戦いに突入。日本が目指すべき未来を、池上彰が解き明かす。
●中国の世界戦略がここに・・・巨大インフラ投資の隠された戦略とは!?
アフリカの首都と呼ばれるエチオピア。その理由がアフリカ大陸54の国と地域が加盟するアフリカ連合本部だ。実は中国政府が本部ビル約150億円を、全額無償投資して建設したのだ。
エチオピアでは今、中国企業による巨大なインフラ建設が加速。全ての現場で目にしたのは投資先の中国の、アフリカ戦略の核となる金融機関「中国輸出入銀行」。
中国政府が100%出資している。実はニュースでも話題となっている中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)の先行モデルと言われ、エチオピアで広く展開。これまで批判を浴びてきた「現地に金も雇用も生まない」“中国式”が変貌していた。
中国が建設していたジブチの首都ジブチ区間のレール敷設工事が今年6月に完成した。ジブチの港とエチオピアの首都アディスアベバを結ぶ全長766キロの国際鉄道のレール敷設工事が全面完成したのだ。
「中国の夢」の実現をめざし、軍事強国化を進めながら、「一帯一路(新シルクロード構想)」が着々と進んでいる。
中国の新たな世界戦略 一帯一路に、日本はどう挑むのか。
シェリー、「日本は中国に勝てるのでしょうか?」
池上彰、「中国がエチオピアでインフラを整備している。中国が日本のために造ってくれている、と逆転の発想をしたらどうか。道路ができたら自動車が必要になる。物流ネットワークを日本が作ればいい。日本が東南アジアでつくっているものを、海のシルクロードを使い、ここに持ってくればいい。中国が日本のためにインフラ整備してくれているという発想が、これからは必要」
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20150817/
池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル」 2015年5月2日 テレビ朝日
【ニュース解説】池上彰 【進行】宇賀なつみ 【ゲスト】片岡鶴太郎北斗晶室井佑月塚地武雅、その他
今知っておくべきニュースを池上彰が基礎から解説します!
【AIIBを分かりやすく解説 人民元基軸通貨が狙い】
中国が主導し、今話が進められている、アジアインフラ投資銀行(AIIB)。
世界の国々は今、中国が起こすインフラ・バブルの波に乗ろうと、AIIBへの参加を表明している。取り残されたのは、強い拒否感を示すアメリカと、アメリカの顔色をうかがう日本。
途上国にとっては、スピードこそ最も大事なポイントで、早く完成させるためには、資金がのどから手が出るほど欲しいのが実情。
その先には、中国がドルに代わって「人民元」を基軸通貨にしたいという思惑が見え隠れする。
http://www.tv-asahi.co.jp/ikegami-news/
いま世界は 2015年8月2日 BS朝日
【司会】木佐彩子小松靖 【コメンテーター】手嶋龍一(外交ジャーナリスト)、ロバート・キャンベル東京大学大学院教授) 【ゲスト】興梠一郎(神田外語大学教授)、富坂聰(ジャーナリスト)
▽Big Stories 「今後の日中関係どうなる!?」
富坂、「9月の米中首脳会談の成否が鍵をにぎる。アメリカのAIIB参加検討もありうる。日本はこういったことも視野に入れておかないと変化についていけなくなる」
興梠、「多面体としての中国を見る。中国はグローバルに展開しており、日中関係だけでみていると米国に対する日本の思いが強すぎて逆に日米関係が悪くなってくる。日本は中国に対して軍事面に偏って見ている。米国は今後中国と日本で等距離外交に変化するだろう」
http://www.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
いま世界は 2015年3月29日 BS朝日
【司会】木佐彩子小松靖 【コメンテーター】高橋洋一(元財務官僚)、宋文洲経営コンサルタント)、ジョナサンソーブル(ニューヨークタイムズ記者)、五十嵐浩司(前朝日新聞編集委員
▽中国が設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本も参加するべきか
中国・習近平国家主席は中国で開かれた国際会議理事長を務める福田元総理大臣らと会見し、AIIB・アジアインフラ投資銀行について、「従来の国際金融秩序を補完するもので、破壊するものではない」と述べて、参加に難色を示す日本や米国の懸念に反論。
宋、「中国は株主を募集している。世界の主な国が参加表明している。日本は何が国益かよく考えた方がいい」
高橋、「融資を決定するプロセスが普通の国際機関と違っている」
五十嵐、「どこにどんな風に融資するのか、誰によって決められるのかがはっきりしない」
視聴者アンケート
参加 ・・・・・・・・・・・・ 15.5%
参加すべきでない・・ 75.5%
http://ssl.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
プライムニュース 「“中国主導”世界戦略 アジア投資銀行と覇権 欧州参加と日米の戦略」 2015年3月23日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】小林鷹之自由民主党財務金融部会副部会長 衆議院議員)、柯隆(富士通総研経済研究所主席研究員)、榊原英資青山学院大学特別招聘教授)
中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行に。ドイツ、フランス、イタリアが相次いで参加を表明したうえ、既にイギリスが参加を表明しており、これでG7のうち4ヵ国が加盟することになった。途上国向けにインフラ整備の資金を貸し出すためとして設立されるアジアインフラ投資銀行。主導する中国の思惑とは何か?既存の国際金融体制を揺るがしかねないと距離を置いている日本そしてアメリカは、この動きにどう対処していくべきなのか。
柯隆、「中国で言われるのはアジアでの影響力の拡大と人民元の国際化だ。中国はこれまでの日本の行動を注視してきた。ヒモつきODAなどだ。ロンドンでオフショア市場を作るアジアでは香港とシンガポール。東京でも予定されたが日中関係悪化で頓挫した。ファーストステップは国際貿易の中でウエイトを高める。上海で国際貿易の実験区・FTZが作られ国際的な金融センターをつくろうとしている。人民元の国際化は金融産業の枠組みを塗り替える可能性がある。重要なのは人民元が両替できるかどうか。まずは海外で人民元を入手できるようにすることだ」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150323_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150323_1
プライムニュース 「最高機関・全人代終了 中国のシナリオを読む 経済成長率7%の衝撃」 2015年3月16日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】小野寺五典自由民主党政務調査会長代理 衆議院議員)、興梠一郎(神田外語大学教授)、小原凡司(東京財団研究員・政策プロデューサー)
中国の国会に当たる、全人代(全国人民代表会議)が15日に閉幕する。2015年の経済成長率を7%前後とこれまでにない低い数字を発表し、今後の経済は“新常態(ニューノーマル)”に入ったと李克強首相は宣言した。経済成長減速の正当化、腐敗撲滅の強化、2桁伸びが続く軍事費、習近平国家主席はこうした政策を用いて、どのような中国を目指しているのか。また戦後70年という節目に対し、日本との関係にどう向き合っていこうとしているのか、議論する。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150316_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150316_1
どうでもいい、じじぃの日記。
3/16、BSフジ 『プライムニュース』を観た。
こんなことを言っていた。
中国の国会にあたる全人代全国人民代表大会)が閉幕。
今回の全人代のポイント
GDP(2015年の国内総生産の成長率目標を3年ぶりに引き下げ7%前後にした)
・環境問題(深刻な状況が続く大気汚染の改善への決意を示した)
・腐敗撲滅(汚職を厳しく追及する反腐敗路線を継続)
・法治(法に基づく国家統治を強化)
4つのポイントのどこに注目すべきか。
興梠氏、
「4つのポイントは開発、独裁、国家資本主義の1本の線でつながる。ソ連の勢いが良かった時に米国を抜くのではないかという時代も忘れている。国有企業が支配する国家資本が民間資本を圧迫している」
小原氏、
「4つのポイントが1つにつながっているということが大切。中国共産党指導部の目標はあくまで共産党による長期一党統治体制の維持」
全人代全国人民代表大会)で発表された今年のGDP成長率目標値が7%。
実質GDPが14.2%を示した2007年(北京五輪の前年)以降は下降傾向となっている。
目標を7%としたこと、ニューノーマル(新常態)。
中国・李克強首相の発言。「大規模な景気刺激をしない」、「金融リスク抑制」、「構造調整」が特徴で、経済を安定成長に導こうとするもの。
興梠氏、
「2009〜2010年はGDPが上がっていて、この頃はリーマンショックを乗り切り、中国一人勝ちと言われていた。この時にツケができ、多大な債務を抱えることになった。我々が頼っている中国経済を分析する数字自体が政治化されていて、本当の実態が分かっていないのかもしれない」
中国がアジア諸国BRICsなどを相手にしたアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の動きが始まっている。
アジアインフラ投資銀行とは
途上国向けにインフラ整備の資金を貸し出す中国主導の国際金融機関。主な参加予定国・中国、ASEAN10ヵ国、インド、パキスタンサウジアラビアオマーン、英国など。
アジアインフラ投資銀行にG7の1つである英国が参加を表明したことにより、すでにある米国や日本らが主導するアジア開発銀行(ADB)、IMFなどに影響が出るとみられている。
中国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に込めた戦略
興梠氏、
「中国は世界に1つの軸を作りたい。毛沢東が第1〜第3世界と分けて、米国に対抗するためには第2、第3と組む。その時によく使われるのが英国とフランス。アメリカとヨーロッパは必ずしも利益が一致しているわけではない。アメリカと対抗するヨーロッパを先に引き込んでしまえという戦略。しかし日本とアメリカが入らないでどれだけの規模を持つのか」
小原氏、
「英国が入ったことで、金融上運用のノウハウが手に入ることができたのは、中国にとって大きい」
小野寺氏、
「中国からお金を借りるとどんなものを取られるか分からない国はいくつもある。たとえばジブチの港は株式会社化して中国が取得した。シルクロード計画はヨーロッパからアジアの様々なインフラ、港整備をして強い発言権を持つ。もし債務が発生すれば中国のものにしてしまう。アジア開発銀行とかIMFは一定のルールと透明性がある。ところが中国のは焦げついたら後で相談しようと言って国際的なルールを無視するところにある。英国のスタンス、フランスのスタンスがある。オーストラリアも関心がある。中国と経済でギクシャクしたくない」
中国経済・国内事情の実態・中国の“不動産バブル”のいま
景気動向を推し量る重要なデータとして不動産について見ていく。
中国・李克強首相は「中国の都市化の速度は速く、中国の住宅需要は実需だ。長期に安定した健全な不動産市場の成長を保つ」と会見で発言。
興梠氏、
GDPに占める不動産の割合は2割くらい。李克強のリコノミクスがあり、シャドーバンキングが話題になった。一番のデベロッパーは地方の政府で彼らがバブルを維持したい。一番大きな問題は人民解放軍徐才厚もそうだし、郭伯雄江沢民の部下)も一族が不動産に手を染めている」
小原氏、
「7%に抑えたのは地方に対してGDPの伸びで出世させていたのを止めて、させないシグナル。不動産価格は何度もバランスを取り直している。投資目的に購入することを制限されている」
減速する中国経済・日本への影響は
小原氏、
「日本からすれば透明性の高い経済になってくれた方がいい。ただ2桁の伸びを示すGDPでも実態が分からない経済よりは、低い伸び率でも透明性が高い経済が日本としてはビジネスパートナーとしてもやりやすい」、
小野寺氏、
「日本もそうだが、不動産を扱い、マンションに人が住むことは人口が増えている、労働生産人口が増えていき働く人が保有したい時に合うが、中国は労働生産人口が減り、少子化。何が中国の実体経済を支えるかが見えない。なぜ共産党一党支配がまだあるのか。70年前に抗日戦争で勝ったことがある。実際日本と戦ったのは中国共産党ではなく、中国国民党なのだが、それを中国共産党の正当化の根拠にして抗日を仕掛けてくる可能性がある」
中国・全人代開幕・歴史認識問題と日中関係
小野寺氏、
「戦後秩序をつくってきたのは我々連合国だ。日本は戦争に負けた国だ。中国はこのことを強く言っている。米国、欧米はその主張に乗らないが、ロシアが中国の主張を受け入れている」
この夏に出る戦後70年の安倍談話はどういうものになるべきか。
興梠氏、
「日本をマージナル化する戦略は欧米を意識しているのでまんまと乗るのはデメリット。米国の論調は日本に厳しい。中国にとって日中関係は対米関係なので日本が孤立すると有り難い」
小原氏、
「日本の公式な立場、村山談話河野談話を繰り返し述べている。中国は反ファシスト戦争と言うのは2000年台半ばにも言っている。抗日戦争記念館の内装を変えた。中国はいかに連合国と戦ったかというストーリー。胡錦濤江沢民時代に反日が強くなりすぎたと言っている」
小野寺氏、
「安全保障を担当していた経験から言うと、米国などの国際世論は大事だ。尖閣をめぐり、もし何か問題が起きた時にどちらの国が合理的なのかが大切。日本が戦後国際社会の平和に貢献してきたというポジティブなところを出すような談話にしてもらえば」
提言
小野寺氏 「平和国家70周年」
 日本は70年間平和国家であった。経済が強くて日本の未来を語れば、中国や韓国がいろいろ言ってくることはなくなるはずだ。
興梠氏 「知彼知己」
 中国が発っする言葉の裏を知ること。内情を知ることで本当の中国に向える。中国に振り回されることがなくなる。
小原氏 「中国事情を見るミクロの目 対外活動を見るマクロの目」
 中国のことを正しく理解すること。中国の対外活動はもう少し広い視野で見たほうがいい。