じじぃの「未解決ファイル_247_意識(心)」

NHK 2014 臨死体験脳科学 : 立花 隆の探求の旅 1/2 動画 Dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x26050g_nhk-2014-%E8%87%A8%E6%AD%BB%E4%BD%93%E9%A8%93-%E3%81%A8-%E8%84%B3%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E7%AB%8B%E8%8A%B1-%E9%9A%86-%E3%81%AE-%E6%8E%A2%E6%B1%82%E3%81%AE%E6%97%85-1-2_tech
NHK 2014 臨死体験脳科学 : 立花 隆の探求の旅 2/2 動画 Dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x260cx5_nhk-2014-%E8%87%A8%E6%AD%BB%E4%BD%93%E9%A8%93-%E3%81%A8-%E8%84%B3%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E7%AB%8B%E8%8A%B1-%E9%9A%86%E3%81%AE-%E6%8E%A2%E6%B1%82%E3%81%AE%E6%97%85-2-2_tech
量子もつれと意識 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=pS6P0FyW7mE
蜘蛛の巣

Google 「今から30年以内に人類を電脳化する」

Google futurist claims we will be uploading our entire MINDS to computers by 2045 and our bodies will be replaced by machines within 90 years Daily Mail Online
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2344398/Google-futurist-claims-uploading-entire-MINDS-computers-2045-bodies-replaced-machines-90-years.html
文藝春秋 2015年4月号』
立花隆 「脳についてわかったすごいこと」
ナビゲーター 岡田朋敏(NHKチーフプロデューサー)
(1)死の瞬間、脳に何が起こるのか
(2)見たい夢を見る方法がある
(3)「死後の世界はある」大御所研究家が明言
(4)親鸞の死のイメージは世界中に存在する
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/1240
死ぬとき心はどうなるのか 熱帯楽園倶楽部
http://ouchicafebar.blog11.fc2.com/blog-entry-261.html
意識 ウィキペディアWikipedia)より
意識(Consciousness)は、一般に、「起きている状態にあること(覚醒)」または「自分の今ある状態や、周囲の状況などを正確に認識できている状態のこと」を指す。
【意識の神経相関】
フランシス・クリック、クリストフ・コッホ
 コッホは、フランシス・クリックとともに、科学が意識の問題に挑む第一歩として、「意識と相関する脳活動(NCC)」を神経科学の実験により追求していくことが得策であるとして具体的な研究手法を提案している。意識の機能を脳活動と対応づけていくことが着実な進展につながると考えている。
・ジェラルド・エーデルマン、ジュリオ・トノーニ
 視床-皮質系のネットワークで構成されるダイナミック・コアが意識体験を生み出しているとするダイナミック・コア仮説、また視床-皮質系において相互情報量で測られる各部位間の情報的な統合の強さが主観的な意識体験の内容を決めるとする情報統合理論(Information Integration theory of Consciousness)を提出している。

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文藝春秋』 2015年4月号
立花隆 「脳についてわかったすごいこと」 (一部抜粋しています)
岡田 ラバージ(アメリカの明晰夢研究所所長)によって意識と無意識のあいだの研究は進んだものの、実は意識が脳のどの部分の働きなのか、ハッキリと特定できたわけではありません。17世紀の哲学者デカルトは「我思う、ゆえに我あり」と言いました。でも、「我思う」という意識が脳のどこにあるか、まだわからないのです。
 脳科学者たちが競ってこの難問に挑みましたが、脳のどこを探しても意識を生み出す場所は特定できませんでした。その難問に取り組んで脚光を浴びているのが、番組でも紹介したジュリオ・トノーニ教授(ウィスコンシン大学)でした。彼は脳が、どうやって主観的な意識を生み出すかを研究し、注目を集めています。
立花 アレン脳科学研究所所長のコッホは、彼を意識研究の「救世主」と高く評価していますね。トノーニは私のインタビューでも、「主観的な意識の量は数学的に表現できる」と話し、刺激的な仮説を打ち出したことで注目を集めています。岡田さんはNスぺ「神の公式」のディレクターも務めているから、数学は得意でしょう。彼の理論を説明してもらえますか。
岡田 理論の詳細は大変難しいので、うまく説明できるかどうかはわかりませんが(笑)。大ざっぱに言えば彼の提唱する「総合情報理論」では、意識は脳の特定の分野に存在するのではなく、脳の情報と情報の「つながり」が作るネットワークによって生み出されているとしています。彼は意識の座を求めて、目覚めている時と眠っている時の脳に微弱な電流を流し、意識相関関係を調べました。
立花 コッホと同じように、神経細胞の働きを意識との相関関係を調べたのですね。
岡田 そうです。すると眠っているときになくて、起きているときにあったのが、情報と情報をつなぐ「つながり」でした。この「つながり」を線でつないでいくと、まるで「蜘蛛の巣」のようなものが浮かび上がってきた。そして眠っているときには、この蜘蛛の巣は消えてしまう。彼はこの蜘蛛の巣状に統合された情報こそ意識の正体だと考えました。
立花 彼は研究室に、「蜘蛛の巣」の写真を飾っていました。実際には、意識の作る「つながり」は蜘蛛の巣よりもはるかに複雑だそうですね。
岡田 彼はこの意識のつながりが作る「こんがらがり」が複雑であればあるほど、意識レベルが高い、単純であるほど、意識レベルが低いという説を唱えています。そして彼は、次のような数式で意識の大きさを量ることができるというのです。
 φ(X(mech,χ1))=H|p(X0(mech,χ1)||ΠP(kM0(mech,μ1))]
 残念ながら彼の理論が正しいと証明するには、脳のすべての電気活動を測らなければならず、まだかなり時間がかかるそうです。
立花 ただし彼の理論は、先ほど話したような脳のケミカルな役割がどれほど反映されているか疑問にも思いました。
岡田 そうですね。情報論的なアプローチで、電気信号的な見方がベースにあるようにも感じました。
立花 彼の話を聞いていて、フランスの進化生物学者、テイヤール・ド・シャルダン(1881 - 1955)の考えと似ていると感じました。日本では忘れられていますが、アインシュタインと同じ年に死んだ時は、ユネスコが「2人の偉人が時を同じくして死んだ」とシンポジウムを開いたほどの大科学者です。
 彼は、カトリックイエズス会の神父でもありました。イエズス会は高度な教育、研究活動を重視していて、日本では上智大学などを作っていますね。シャルダンは、キリスト教の信仰を持ちながら、当時まだローマ法王庁が認めていなかった進化論の専門家となり、北京原人を現地で研究し、名著『現象としての人間』などを物した人です。私は著作集を全巻読んだし、それを元に東大で講義したこともあります。
 彼の研究で一番知られているのが『複雑化・意識化の法則』です。彼が注目したのは、生物進化における「複雑性」という尺度でした。彼は長さや重さといった尺度と同じように、私たちが忘れている重要な尺度として「複雑性」があり、あらゆる生物の長い進化の歴史を見ると、時代が下れば下るほど、神経組織、脳など色々なものがより複雑なものになっていると気が付いた。
 生物はより複雑なものになる過程において、その複雑性がある限度を越すと「意識」が生まれる。その複雑性の頂点にいるのが人間であり、その極点オメガポイントに何が出てくるかというと、それはイエス・キリストの再臨であると。
岡田 イエズス会のお坊さんらしい結論ですね(笑)。複雑になればなるほど、意識を持つようになるという考え方は、確かにトノーニ教授の理論に繋がります。
 トノーニ教授は、意識の大きさをレベルで表現しますが、彼の理論でいうと、例えば犬や猫は複雑で意識レベルが大きい。鳥や昆虫になるとそのレベルが小さくなっていく。彼の理論では、レベルは落ちるものの、単細胞生物にも意識がありうることになってしまいます。

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どうでもいい、じじぃの日記。
文藝春秋』4月号に特集 立花隆 「脳についてわかったすごいこと」が載っていた。
去年の9月、NHKスペシャル臨死体験 立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」を観た。その番組の活字版だ。
臨死体験」も人の「意識」の表れのひとつのような気がする。
「彼はこの蜘蛛の巣状に統合された情報こそ意識の正体だと考えました」
単純なじじぃ。人の「意識(心)」は「蜘蛛の巣状」でできているのだ。