じじぃの「神話伝説_56_ヒンドゥー教」

The Indus Valley Civilisation of India and Pakistan 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=joFlQItvc7Q
〔世界史・古代インド〕 インダス文明・古代社会 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CK4ncDwP4xM
インダス文明 「モヘンジョ=ダロ」

古代インド文明 〜インダス文明アーリア人の侵入、バラモン教カーストの成立〜 マナペディア
紀元前2300年ころから、インド亜大陸に流れるインダス川流域に都市文明が興りました。
この文明はインダス文明と言われ、世界最古の文明の一つです。
インダス文明では、河口近くのモヘンジョ=ダロと、中流域のハラッパーという2つの都市が栄えました。
http://manapedia.jp/text/148
ヒンドゥー教 ウィキペディアWikipedia)より
ヒンドゥー教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教である。
ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。
ヒンドゥー教の特徴】
ヒンドゥー教バラモン教から聖典カースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教である。紀元前2000年頃にアーリア人がイランからインド北西部に侵入した。彼らは前1500年頃ヴェーダ聖典を成立させ、これに基づくバラモン教を信仰した。
紀元前5世紀ごろに政治的な変化や仏教の隆盛がありバラモン教は変貌を迫られた。その結果 バラモン教は民間の宗教を受け入れ同化してヒンドゥー教へと変化して行く。ヒンドゥー教は紀元前5 - 4世紀に顕在化し始め、紀元後4 - 5世紀に当時優勢であった仏教を凌ぐようになった。その後インドの民族宗教として民衆に信仰され続けてきた。
神々への信仰と同時に輪廻や解脱といった独特な概念を有し、四住期に代表される生活様式、身分(ヴァルナ)・職業(ジャーティ)までを含んだカースト制等を特徴とする宗教である。

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『人類の歴史を変えた8つのできごとI――言語・宗教・農耕・お金編』 眞淳平/著 岩波ジュニア新書 2012年発行
仏教成立以前 (一部抜粋しています)
仏教が誕生したインドに、現在までつづく文化・文明をもたらしたのは、紀元前15世紀以降になって、北方から来たアーリア人でした。彼らは、青銅器の武器などを使い、当時まだ石器を使用していたムンダー族やドウヴィダ族といった先住民を制圧したのです。
アーリア人は、インドを支配する中で、農耕・牧畜、あるいは商業などを発展させていきます。さらに、バラモン(僧侶)、クシャトリヤ(王族、武人)、ヴァイシャ(庶民)、シュードラ(奴隷)という4つの階層からなる「カースト制度」も確立させていきました。
そして彼らは、その後1000年ほどの間に、ガンジス川中流域、下流域、インドの中央部などに少しずつ進出していったのです。
アーリア人に支配されたインドでは、「ヒンドゥー教」と呼ばれる宗教が信仰されるようになります。これに関して言えば、紀元前5、6世紀以前にあったのは「バラモン教」であり、その後、これがヒンドゥー教に発展したという研究者もいます。その一方で、両者の間には、名前を分けるほどの違いは存在せず、バラモン教と呼ぶよりも、「ヒンドゥー教の古典期」「原始ヒンドゥー教」「原初ヒンドゥー教」などと呼ぶべきだ、とする説もあります。