じじぃの「私の心は誤解されてきた・無償の愛・十字架嫌悪シンドローム!イエスの涙」

Above All Song 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9UubM-lfEwE
知ってるつもり?!イエス・キリスト』4/8 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yKeXyXU1zIk
十字架にかけられたイエス

Peter Chavier the author of religios mystery novels
●ピーター・シャビエルの作品 イエスの涙
十字架を嫌う様々な現象が世界中に増え広がっていた。
この「十字架嫌悪シンドローム」をキリスト教会の脅威と感じた教理省長官ハンス・ラーナーは秘密会議を召集したが、謎が多く、会議は難航していた。
そんな折、「十字架嫌悪シンドローム」解明の鍵となる情報が、日本の教会から届いたのである。傍観者的に会議に参加していた山本神父は、バチカンから、シンドローム発症者であるシスター・テレサの調査を命じられ4年ぶりに帰国。調査が進む中で、当初予想されたものとは全く違う事実が次々と明らかになり、やがて彼は巨大な運命の渦に巻き込まれてゆく。一方、教皇パックス一世が知った、キリスト教の歴史を覆す驚愕の真実とは?
http://peterchavier.com/ja/
『イエスの涙』 ピーター・シャビエル/著 アートヴィレッジ 2008年発行
啓示 (一部抜粋しています)
しかし、「十字架の死は必要がなかったと言おうとされたのだろうか」という質問は、シスター・テレサの心から消えることもなく、否定しようとすればするほど、逆に強まっていくのだった。
「十字架の死が必要でなかったら、イエス様の降誕の目的はほかにあったということかしら? でも十字架の死による罪の償い意外に、一体何の目的があったというのかしら?」
彼女は、十字架の死による償いと復活による救い以上の救いがほかにあるなどと想像してみたこともなかった。
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「名もなくもっとも小さな者」とイエスが言った言葉と、捨て子であることとは彼女の心の中でどうしても結びつかなかった。自分の気持ちをどう表現していいのか分からなくて躊躇していた彼女にイエスはさらに驚くべきことを語った。
「あなたは、自分が親から見捨てられた子であることでずいぶん苦しんできたね。捨て子であることがあなたにとっては罪人であるということと結びついていたから、そのことのゆえに余計に苦しんできたんだね。実はあなたがもっとも深く苦しんできたまさにその理由のために、私はあなたを選んだのよ」
「私には、あなたが何をおっしゃっているのか分かりません」
「シスター・テレサ、あなたが捨て子として味わってきたその苦しみこそ、私の苦しみそのものであったのだよ。誰も私が非嫡出子として寂しく辛い苦しみを味わってきたことを知らない。しかしあなたには、私が幼いときから孤独に過ごしてきた心の痛みが分かるだろう」
エスとの出会いは驚きの連続であったが、この言葉ほどシスター・テレサに衝撃を与えたものはなかった。
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「イエス様、あなたが私を今まで導いてくださり、あなたの尊い心情を啓示してくださったことに心から感謝いたします。あなたの心情をまったく誤解していながら、それを理解してきたなどと傲慢にも思ってきたことを、どうかお赦しください。そのことで私はどれほど多くあなたを十字架に磔にしてきたことでしょう。どれほど多く、あなたを鞭打ち、あなたに茨の冠を押しかぶらせ、両手両足を十字架に釘づけにし、わき腹を槍で突き通すことを繰り返してきたことでしょうか。
 でもあなたは今、あなたの本当の心情を私に啓示してくださいました。この二千年間私も含めてキリスト教徒は、あなたが十字架に磔になって死ぬことを最初から願っておられたと信じてきたのです。ああ、なんとむごいことを私たちはあなたにしてきたことでしょうか」
そうイエスに言いながら、シスター・テレサは自分の罪深さとそれ以上に、誤解されてきたイエスの心の痛みを感じ胸が張り裂けそうになった。そして、涙がとめどもなく頬を伝った。その涙の中で、彼女は「私はイエス様がおっしゃったことを信じ、イエス様の本当の心情を人々に伝えるためこれからの生涯を捧げよう。たとえそれがどんなに不可能に思え、困難に満ちた茨の道であったとしても」と心に固く誓った。そう決意したとき、何か温かいものが突然彼女の頬に触れたような気がした。驚いたことにそれはイエスの目からこぼれ落ちた涙であった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
もうすぐ70になるじじぃ。今までまったく宗教に縁がなかった。
この頃、妙にイエス・キリストのことが気になる。
そんななか、ある新興宗教の女性信者から1冊の本 『イエスの涙』を渡された。
エスは約2000年前、イスラエルのナザレで産まれた。
エスは自分自身が神であると主張した。 それゆえ、ユダヤ人の指導者たちはイエスユダヤ人に対する冒涜であるという理由で、イエスは死ななければならなかった。
「彼女は、十字架の死による償いと復活による救い以上の救いがほかにあるなどと想像してみたこともなかった」
エスは言う。「私の心は誤解されてきた。私の心情を理解してほしい」
「イエスの涙」とは何だろうか。
「十字架」は罪の赦しを願ういけにえの印である。
エスの思いは「十字架」を避けることであった。イエスは生きていて神(愛)の国を築きたかったのである。